ムーミンバレーパーク史上初となる絵本『ムーミン谷のクリスマス』をテーマにクリスマスイベント開催—新たに“ご先祖さま”も登場
ムーミンバレーパーク史上初となるクリスマスイベント「ムーミン谷のクリスマス」のライトアップ点灯式が開催された!どのような点灯式になったの!?記事を読み進めよう!


織田信成さんとリトルミイがカウントダウン後にクリスマスツリーが点灯、ムーミン屋敷周辺がライトアップ ©Moomin Characters™︎ ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
ムーミンバレーパーク(埼玉・飯能)史上初となる絵本『ムーミン谷のクリスマス』(徳間書店刊)をテーマに開催するクリスマスイベント「ムーミン谷のクリスマス」のライトアップ点灯式が、一昨日2025年10月29日(水曜日)に開催され、プロフィギュアスケーターの織田信成と、リトルミイが点灯式に登場した。
ムーミンバレーパーク史上初、1962年に発表され、ムーミン一家以外の登場キャラクターにスポットを当てた小説『DET OSYNLIGA BARNET』(英題『Tales from Moominvalley』・邦題『ムーミン谷の仲間たち』講談社文庫刊)の一編「Granen」(英題「The Fir Tree」・邦題「もみの木」)をもとにした絵本『ムーミン谷のクリスマス』(徳間書店刊)がテーマとなるクリスマスイベント「ムーミン谷のクリスマス」が11月1日(土曜日)より開催されるのに先駆けてライトアップ点灯式の開催と、新たなショー「ムーミン谷のルミナスナイトショー〜クリスマスってなんだろう?〜」が初お披露目され、同日デイタイムに開催された冬のアクティビティ「ムーミン谷のスケートリンク ON THE LAKE」のオープニングに続いて織田信成、そしてリトルミイが登場。織田信成とリトルミイによるカウントダウンでムーミン屋敷前に再現された絵本『ムーミン谷のクリスマス』に登場するクリスマスツリーのイルミネーションの点灯と同時に、ムーミン屋敷周辺もライトアップされ、冬の寒さの中でもやさしく温かい空気が広がり、雰囲気抜群のムーミン谷のクリスマスに!さらにエンマ劇場を飛び出し、ムーミン屋敷前にて行われる新たなショー「ムーミン谷のルミナスナイトショー〜クリスマスってなんだろう?〜」も上演され、新たにパークに登場するキャラクター ご先祖さまも初お披露目となった。千年前のムーミン族の姿をした愛くるしいご先祖さまの登場に、マスコミ・報道関係者からも「かわいい!」と黄色い歓声が飛び、ご先祖さまとショーを観た全員が笑顔に!新たなショーは、ムーミントロール、ムーミンママ、ムーミンパパ、リトルミイ、スナフキン、ご先祖さまが登場し、新曲「クリスマスってなんだろう?」やライトアップが変化する光の演出にのせて、冬眠中の冬の慣習やクリスマスを知らないムーミン一家がクリスマスの準備をしていくストーリーが繰り広げられる。
絵本『ムーミン谷のクリスマス』——10月の終わり頃から冬眠を始めるムーミン一家が、へムルに「クリスマスはもう、あしたにもやってくるんだぞ!」と起こされてしまい、冬眠している間のクリスマスを知らないムーミン一家は“クリスマス”とは何かを考え、どうやら“クリスマス”という恐ろしいひとがやってくると勘違い。ムーミン一家も、ほかのひとたちが忙しいそうに“クリスマス”を迎える準備する姿をまねて、おそろしいものから守ってもらえるようにずっと昔にムーミンパパがムーミンママに贈った絹の赤いバラをてっぺんに飾るなど思いつくかぎりのきれいなもので飾りつけたクリスマスツリー、おなかをすかせた“クリスマス”をおもてなしするためのごちそう、それぞれの大切なものを包んだプレゼントなど、“クリスマス”を迎える準備をしていく。冬眠中の冬の慣習を知らないムーミン一家の奮闘ぶりや、ハッとさせられるはい虫のことば、独創性とユーモラス溢れる初めて迎えるクリスマスの物語が描かれている。小説・絵本『Mumin』(英題『Moomin』・邦題『ムーミン』)シリーズの原作者である小説家/作家/画家/イラストレーターのTove Jansson(トーベ・ヤンソン/1914 – 2001)は、宗教や思想などにとらわれず、すべてを超えて人が人を思いやる特別なクリスマスを描き、自分自身がきれいだと感じるものや好きなものをクリスマスツリーに好きなように飾るムーミン一家に重ねて、自分自身の中の感性や感覚を育み、それを大切にすることを読者に伝えたかったのかもしれない——。
ムーミンバレーパーク史上初となるクリスマスイベント「ムーミン谷のクリスマス」は、2025年11月1日(土曜日)より開催される。
MOOMINVALLEY PARK|ムーミンバレーパーク
 
場所: 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
時間: 季節・曜日等により異なる
休園: 公式サイトを参照
料金: おとな 1デーパス 前売 3,900円(税込) 当日 4,300円(税込)・ナイトパス 前売 2,300円(税込) 当日 2,500円(税込) / U22(18歳から22歳) 1デーパス 前売 2,200円(税込)※キャンペーン価格 / こども(高校生まで) 1デーパス 前売 500円(税込)※キャンペーン価格 当日 500円(税込)※キャンペーン価格 / 他
運営: ムーミン物語
ムーミン谷のクリスマス
https://metsa-hanno.com
ムーミン公式サイト
https://www.moomin.co.jp
ムーミンバレーパーク史上初となるクリスマスイベント「ムーミン谷のクリスマス」が、11月1日(土曜日)よりスタートする!ムーミン屋敷周辺のライトアップ点灯式には、同日デイタイムに開催された冬のアクティビティ「ムーミン谷のスケートリンク ON THE LAKE」オープニングイベントに続き、織田信成さん、そしてリトルミイが登場!カウントダウンが終わると、ムーミン屋敷前にあるクリスマスツリーのイルミネーションが点灯、ムーミン屋敷周辺もライトアップされ、冬の寒さの中でもやさしく温かい空気が広がり、雰囲気抜群の空間に!エンマ劇場観客席頭上の裸電球による最高の雰囲気に加え、イルミネーションやプロジェクションマッピング、オーロラ演出もクリスマスの雰囲気を盛り上げる。多様性や包括性さえも超え、大自然の包容力にも似た、どのような人でも受け入れてくれるTove Janssonさんの人柄や思いと、やさしく温かい『ムーミン』のメッセージを表しているようだった。さらに、パークに新たなキャラクラー ご先祖さまが登場!新たなショー「ムーミン谷のルミナスナイトショー〜クリスマスってなんだろう?〜」で初お披露目され、マスコミ・報道関係者らからも黄色い歓声が!その場にいたみんなが笑顔になるくらい愛くるしく、確実に人気を博す!小説・絵本『ムーミン』シリーズでは、ご先祖さまはムーミン一家の夏の水あび小屋でひっそりと暮らし、長い灰色の毛で覆われた千年前のムーミン族の姿であるとされる小さなトロールとして描かれている。ご先祖さまには、「知ること」「(違いと共通点)を受け入れること」「敬うこと」、そして作品やすべてのキャラクターに共通する「やさしさ」の大切さが込められているように感じられ、昨年登場した女性の魔物 モランに続き、いまこのタイミングでパークに登場したのは、一切政治的意図はないが、誰かや何かを悪者にしなければ気が済まなくなっている排外主義や差別、偏見、憎悪等が渦巻き、争いや対立、分断を助長するような世の中へのメッセージかもしれない。また、新たなショー「ムーミン谷のルミナスナイトショー〜クリスマスってなんだろう?〜」では、冬眠中の冬の慣習であるクリスマスを知らないムーミン一家がクリスマスの準備をしていくストーリーが繰り広げられ、来園者もクリスマスとは何か?と、誰かや何かのことを一緒に考え、思いやる特別なクリスマスを体感することができる。絵本『ムーミン谷のクリスマス』も面白く、考えさせられる深いストーリーなので、パークに行く前または行った後にでも、みなさんにぜひ読んでいただきたい。冬は市街地よりも温度が低く、ひんやりと寒いパークだけど、Tove Janssonさんの思いや『ムーミン』のメッセージを体現するムーミンバレーパークと大自然が、ひとと人の間、人と自然の間にやさしい温もりを生み出してくれる。ムーミンバレーパーク「ムーミン谷のクリスマス」の全貌を明かすリポートは、近日掲載、配信予定。



 
    

 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							