磯村勇斗 x 末澤誠也(Aぇ! group)W主演映画『mentor』2026年秋公開へ—人は何を信じて生きていくのか
磯村勇斗さんと末澤誠也さん(Aぇ!group)がW主演を務める映画『mentor』が来年2026年に公開されることが発表された!どのような作品になるの!?記事を読み進めよう!


磯村勇斗さんと末澤誠也さん(Aぇ! group)のW主演 ©︎2025 映画『mentor』製作委員会
俳優の磯村勇斗とシンガー/俳優/タレント/アイドルグループ Aぇ! groupの末澤誠也W主演の映画『mentor』が、来年2026年秋に公開される。
早くも“最も不穏で、最も人間くさい衝撃作”と銘打たれた映画『mentor』は、先日2025年11月4日(火曜日)にクランクインし、12月中旬頃まで撮影予定、来年2026年秋に全国の映画館にて公開されることが発表。本作の主人公である益子龍之介を演じるのは、2021年公開の映画『ヤクザと家族 The Family』、2022年公開の映画『PLAN 75』など幅広いジャンルで存在感を放ち、2023年には同年公開の映画『月』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した磯村勇斗。もう1人の主人公である上谷拓海を演じるのは、昨年2024年にCDデビューを果たしたAぇ! groupのメンバーで、歌、バラエティ、舞台と多方面で活躍し、本作が初主演作となる末澤誠也。“過去”に囚われたまま大人になった青年 益子龍之介と上谷拓海の前に、彼らの心を揺らし、運命を狂わす“メンター”(助言者・導き手)となっていく男 埜本が現れる。2024年公開の映画『ミッシング』、2021年公開の映画『空白』、2016年公開の映画『ヒメアノ〜ル』などのオリジナル作品を発表し続け、観る者の心に鋭く切り込む“人間描写の鬼”の異名を持つ映画監督/脚本家の𠮷田恵輔監督が、本作の監督を務める。誰もが“正しさ”を語りたがるこの時代に、人は何を“信じて”生きていくのかという本質の問いを、人間の内面をえぐるようにして描きながら、観る者の痛みや赦しにもそっと触れる、渾身の一作となるという。
本作の出演について、磯村勇斗は「𠮷田恵輔監督の作品は以前から拝見していて、いつかご一緒したいと思っていました。アーチェリー(選手)という役柄にも挑戦してみたかったので、今回のお話はまさに“やってみたい”が重なった奇跡のような出会いでした。𠮷田監督は、とてもフランクでお話ししやすく、きっと現場も明るく進んでいくのではという予感があります。どんな化学反応が起こるのか、まだ自分でも想像がつきませんが、だからこそその“わからなさ”を楽しみに、現場で生まれる瞬間を大切に撮影に挑みたいと思います」とコメントし、末澤誠也(Aぇ! group)は「個人としては初の映画出演で、しかも主演という形で𠮷田恵輔監督の作品に参加できること、本当に光栄に思っています。いままで演じたことのない役どころに向き合うのはプレッシャーもありますが、それ以上に喜びと覚悟の方が大きいです。磯村さんとも初共演ですが、とても話しやすく、ここから一緒に関係性を築けたらと思っています。日々の現場の中で吸収しながら、自分をアップデートし、全力で良い作品にしていけたらと思っています」とコメント。まだ未発表となっているメンター 埜本役を演じる俳優について、磯村勇斗は「メンター役の方は、本当にとんでもない役者さんです。どう演じられるのか、想像を遥かに超えてくるだろうというワクワク感がありますし、現場でお会いできるのが楽しみでなりません。共演を通じて、たくさんの刺激を受けられるのではと期待しています」とコメント、末澤誠也(Aぇ! group)は「恐れ多いというか、ご一緒させていただくことが凄く光栄ですし、現場での空気感やお芝居から多くを学ばせていただきたいと思っています。ビジュアルや佇まい含めて、どういう形で現れるのか、すごく楽しみにしています」とコメントを寄せ、大物俳優が演じることが予想される。さらに、𠮷田恵輔監督は、本作について「私は大切な人を亡くしたことが何度かあり、その度にうまく泣いたりすることが出来ず、自分は冷めた人間なんじゃないかと落ち込んだりします。友人から哀しみ方は人それぞれ、比べるものじゃないと言われ救われた気持ちになりました。この物語も罪の意識、喪失感、人によっての捉え方の違いをテーマにしています。身に覚えのある痛い所をついていきながら、感動できる作品を目指します」とコメントを寄せた。
誰もが“正しさ”を語りたがる時代に、人は何を“信じて”生きていくのか——映画『mentor』は、来年2026年秋に全国の映画館にて公開される。
《STORY》 15年前の夏。少年の花火遊び——龍之介と拓海の無邪気な火遊びが、隣のアパートを全焼させた。黒焦げの妻を抱えて現れた男・埜本(のもと)。その光景を前に、2人の人生は止まった。やがて——罪に蓋をし前へ進もうとする龍之介は、アーチェリーのオリンピック日本代表選考に残る強化選手として日々を過ごしていた。一方、過去に取り残されたままの拓海は、いまだ罪の記憶から抜け出せず、陰鬱な日々を送っていた。対照的な2人の前に、あの火傷の男・埜本が再び現れる。ところが彼は、恨みどころか“慈愛”そのもの。優しすぎて、どこか怖いほどに。「君はもう、充分に償ったよ」。不気味なほど優しい埜本の言葉は、いつしか——彼らにとっての“mentor / メンター”(助言者・導き手)となっていく。
公開: 来年2026年秋 全国の映画館にて公開
監督: 𠮷田恵輔
脚本: 𠮷田恵輔
出演: 磯村勇斗、末澤誠也(Aぇ! group)、ほか
配給: エイベックス・フィルムレーベルズ、スターサンズ
2025年、映画『国宝』、映画『爆弾』と、日本国映画作品の黄金時代となっている中、早くも来年2026年下半期に公開される映画『mentor』の公開が発表!愛や恋も良いが、時代を表すように、社会や世相に斬り込み、世界に発信できる“社会派”作品が立て続けに公開され、本作もそれに続く予感。𠮷田恵輔監督x磯村勇斗さんx末澤誠也さん(Aぇ! group)x まだ未発表の大物俳優の化学反応と、物語の行末に期待したい!



