水上恒司、木戸大聖らチーム“ウィンブレ”が集結し舞台挨拶—熱き映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』遂に公開
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の公開記念舞台挨拶が開催された!どのような舞台挨拶になったの!?記事を読み進めよう!


観客に手を振る水上恒司さん、木戸大聖さん、八木莉可子さん ©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会 ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の公開記念舞台挨拶が、昨日2025年12月6日(土曜日)に東京・丸の内ピカデリーにて開催され、俳優の水上恒司、俳優の木戸大聖、俳優の八木莉可子、俳優の綱啓永、俳優/シンガー/ソングライター/ダンス&ボーカルグループ BE:FIRSTのJUNON、俳優の濱尾ノリタカ、俳優の上杉柊平、映画監督の萩原健太郎監督が登壇した。
12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開されている映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の公開記念舞台挨拶が開催され、主人公 桜遥を演じる水上恒司、楡井秋彦を演じる木戸大聖、橘ことはを演じる八木莉可子、蘇枋隼飛を演じる綱啓永、杉下京太郎を演じるJUNON(BE:FIRST)、十亀条を演じる濱尾ノリタカ、梅宮一を演じる上杉柊平、本作の監督を務めた萩原健太郎監督が登壇。水上恒司、木戸大聖、綱啓永は、本作を観たファンからソーシャルメディアなどを通してポジティブで面白い反応、感想が届いていると手応えを感じ、「この瞬間を迎えることができて無事にホッとしています」と、無事に公開されたことに安堵している様子。水上恒司演じる主人公 桜遥の根っこにある人間性を受け止めて仲間の一員として受け入れ、本作のテーマである“守る”を体現する役を演じる上で大切にしたことについて、八木莉可子は「ことはは、すごく懐の深い、めちゃくちゃ格好良いヒロインで、これは監督ともお話しして気づいたところでもあるんですけど、“防風鈴”のみんなが帰ってくる場所を守っているような存在で、みんなが色々と思い悩んでいる中でことはは、商店街の人たちとドンと構えています。みんなが話しているときもちょっと俯瞰して見ていたり、みんなが真剣に悩んでいるときもどことなくフラットになったり——私の感情が入りすぎて、監督から現場で何度も「ことはは、もうちょっとフラットでいて良いんじゃないかな」と言いっていただいて、そこは注意しながらお芝居をしました」と語り、上杉柊平は「年上の役でもありましたし、人が変わるきっかけになる役でいたいとずっと思っていました。ただ、自分も含めて人間はすぐには変われませんし、過去を振り返ったときにあれがきっかけだったなみたいなことはずいぶん先にわかることがあって、そのきっかけをみんなに対して提示できる、一歩引いたところからみんなをどういう視線で見つめて、みんなとどういう会話をするのかは、意識していました」と語った。BE:FIRSTが歌う本作の主題歌「Stay Strong」の作詞も手がけ、本作への出演を果たしているJUNONは「歌詞を書くときも色々考えて書いたんですけど、愛情とか友情とか、普段生活していても考えないと感じることができないものを、この映画を通して受け取ることができる作品になっていると思います。最後の歌詞の“身に染みた 弱さすら”は、本質を書きたいということを考えました。昨日もリリックビデオが公式から出たんですけど、嬉しい気持ちになりました」と、自身が作詞を手がけた主題歌が流れる本作を観た感想を語り、水上恒司が初めて同曲を聴いたときの感想を「格好良いなと思いましたし、JUNONさんが杉下の格好で歌って踊る姿を見てみたいなと思いました(笑)アクションとBE:FIRSTのJUNONは、どっちが大変なんですか!?」と質問、JUNONは「髪の毛アクションの方が大変かもしれないですね(笑)」と答え、会場が笑いに包まれた。本作のラストで流す十亀条の涙について、濱尾ノリタカは「僕と山下くん、十亀と丁子に対しても、僕の方ががずっと“見ている”ということをしていたつもりで、撮影中も役としてもただ一方方向で見ているということ——山下くんも丁子でいるために現場に1人でいるようにしていました。僕らもそれに気付いていたので、話はしますけど大事なときは引いて見ていました。僕も同じように割と1人でいましたが、僕は見ていて、彼は見ていないということが起きていて、それは役としてできていたのかなと思います。最後の最後のシーンは、初めて山下くんと僕も、丁子と十亀もちゃんと見つめ合うことができた時間だったと思っていて、ずっと山下くんのことを考えていましたし、少しわかった気になることもありました。見つめ合うことでわかったことが、あの時間でいっきに出てきたので、見つめ合わなきゃいけないんだなと、改めて感じた時間でございました」と語った。殴り合うだけではなく、正面から向き合うこと“喧嘩は対話だ”というテーマにも沿い、正面からぶつかり合いたい、向き合いたいと思っている共演者を聞かれると、水上恒司は「まぁ・・・じゃぁ・・・甘んじて、濱尾・・・くんにしようかな」と濁すと、濱尾ノリタカが「甘んじてっていうのだけはやめてもらっていいかな・・・」と、再び抗争が勃発。水上恒司は「基本的にはみなさん良い人なので、何も思うことがないので。唯一因縁をつけるとしたら濱尾くんかなと」と因縁をつけ、因縁をつけられた濱尾ノリタカは「因縁って・・・。まぁもうやってるよね・・・ここ入るまでの裏でも、歩いていく導線でも・・・何か言ってたじゃん。覚えてないよ、いつものことすぎて。何か言ってたよ」と呆れた様子。濱尾ノリタカもぶつかり合いたい相手は自動的に水上恒司でいいかと聞かれると「僕は、もういいかな・・・」と言いつつも「いや、またお芝居したいです!(笑)」と、相変わらずお互いへの愛情と友情を見せる仲の良い2人だった。木戸大聖はゴルフ仲間の「上杉パイセン」と、自動的に上杉柊平も「木戸大聖」、争うイメージのないJUNONは登壇前まで一緒にサッカーゲームをやっていたという「(綱)啓永」、綱啓永も「俺もまったく同じことを言おうとしていました」とJUNON、八木莉可子は「誰も闘いたくないですが、正面からぶつかってみたいのは、監督と・・・(笑)お芝居の意味で、また別の作品でご一緒させてもらう機会があれば、俳優として闘うじゃないですけど、またご一緒させていただけたら」と売り込んだ。続けて「クイズ座長水上」と題し、本作の主演を務めた水上恒司にまつわるクイズ「Q. 水上恒司が沖縄で一番食べていたものは?」「Q. 水上恒司が撮影中に最も心が動いた瞬間はどの瞬間?」が出題され、ほぼ正解の回答?惜しい回答?があったものの、ドSの水上恒司は「全然ダメです」「違います」と全員を不正解とし、全滅・・・チーム“ウィンブレ”が崩壊——ちなみに、正解は「ケバブとフライドポテト」と「滞在したホテルからの景色を目の当たりにしたとき」。共演者から苦情続出で、誰も水上恒司のことを理解していないことにされてしまった。
最後に、木戸大聖は「みなさま、今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。無事に公開されたことを、本当に嬉しく思います。ここからたくさんの方に観ていただくためにも、こうやって観てくださったみなさまの感想が僕らにとっても、そしてチーム“ウィンブレ”としても励みになりますので、色んな方に感想を言って、おもしろかったよ!なんてことを言っていただけると、僕らとしてはすごく嬉しく思います。今日はお忙しい中、本当にありがとうございました」、水上恒司は「まずは、本当にありがとうございます。公開して2日目ですけど、こんなにたくさんの方々に観に来ていただいて嬉しい限りです。正直に言ってしまえば、この作品の狙いとしては、従来のヤンキー映画、ヤンキー作品とは一味違う新しい令和ならではの作品にしていくという狙いがあったので、我々俳優部と制作陣の意図としてはちゃんと一つの芯が通った作品になったのではないかなと思う作品だからこそ、これからみなさんのお力をお借りして1人でも多くの方々に観てほしいので、近くの“人間に”(笑)、お友達に、ご家族に、お知り合いの方々に広めていただけると幸いでございます。今日はありがとうございました」と、観客への感謝とメッセージで締め括った。
ずっとひとりで生きてきた男が出会った初めての仲間と共に、人も、街も、想いも、全てを守り抜く——映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』は、大ヒット上映中!
《STORY》 ずっとひとりで生きてきた男が出会った初めての仲間たち——人も、街も、想いも、全てを守り抜く。ケンカだけが取り柄の孤独な高校生・桜遥は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため、街の外からやってきた。そこで桜は、風鈴高校の生徒たちが〈防風鈴=ウィンドブレイカー〉と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていたことを知る。桜は戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、楡井秋彦、蘇枋隼飛、杉下京太郎ら仲間と共に街を守るための闘いに身を投じていく。そんな中、越えてはいけない一線を越えたことをきっかけに、力の絶対信仰を掲げ、最凶集団〈獅子頭連〉が、防風鈴を新たな標的として動き出していた…!「俺はひとりでてっぺんをとる」と言い放ち、周囲と衝突してばかりの桜だったが、ある時街に乗り込んできた獅子頭連に楡井を傷つけられてしまい…
公開: 2025年12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開
監督: 萩原健太郎
脚本: 政池洋佑
原作: にいさとる『WIND BREAKER』(講談社『マガジンポケット』連載)
出演: 水上恒司、木戸大聖、八木莉可子、綱啓永、JUNON(BE:FIRST)、中沢元紀、曽田陵介、萩原護、髙橋里恩、山下幸輝、濱尾ノリタカ、上杉柊平、ほか
配給: ワーナー・ブラザース映画
熱き漢たち“守る者”と“奪う者”の闘いを描いた映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』が、12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開され、その公開を記念した舞台挨拶が開催された!今回の舞台挨拶も、水上恒司さんや木戸大聖さん、八木莉可子さん、綱啓永さん、JUNONさん(BE:FIRST)、濱尾ノリタカさん、上杉柊平さん、萩原健太郎監督の素敵な人柄が表れた舞台挨拶に!人たらしで愛情溢れる水上恒司さんvs.裏表のない真っ直ぐな濱尾ノリタカさんの抗争が再び勃発するお決まりも観客やファンを笑顔にし、今回は間に挟まれた八木莉可子さんが“また始まった”と言わんばかりの表情に!木戸大聖さんは、毎回素敵な人柄、人間性が表情にも表れ、眩い輝きがみんなに感染!木戸大聖さんのような友人がいたら、そこにいるだけでその場が明るく、楽しく、みんなが笑顔になるんだろうなと想像してしまうほど。綱啓永さんと上杉柊平さんには芯の熱さを感じ、JUNONさんには優しさと繊細さの中にとてつもない表現の才能を感じ、美しい八木莉可子さんは実力派大物への一途を辿る予感がし、出演者全員が国内外問わず飛躍を予感させる。SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイでは、これまで日本国の漫画原作実写映画作品を取り上げてこなかったが、今回は異例中の異例。どんなに人気漫画でも、人気俳優陣の出演でも、ただの漫画原作実写版やヤンキー映画、愛だの恋だのだったら取り上げることはなかったが、出演俳優陣の人柄と熱量、作品が発する現代社会と人々へのメッセージは、しっかりと伝えるべきものだと判断されたため。今年は、映画『国宝』、映画『爆弾』、映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』と、ようやく日本国でも海外のスーパーヒーロー勧善懲悪作品や毎回同じ流れのストーリーの作品に勝る社会派作品、メッセージ性のある作品が、実力ある表現者たちによって生み出され、映画館にも人が戻ってきていると感じる。私たちも、もっと日本国内の素晴らしい表現者や作品に目と心を向けなければと、改めて考えさせられる年となった。映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の続編、シリーズ化も待ち望まれる。



