アン・ヴァレリー・デュポンの新作展示会開催へ—BE@RBRICKとのコラボ新作やテキスタイル彫刻作品等新作113点を展示
BE@RBRICKで知られるメディコム・トイがアン・ヴァレリー・デュポンさんの新作展示会を開催することを発表した!どのような展示会になるの!?記事を読み進めよう!


作品を制作するアン・ヴァレリー・デュポンさん ©︎ Anne Valérie Dupond
クマ型ブロックタイプフィギュア BE@RBRICKなど数々のトイxアート作品を生み出しているメディコム・トイが、世界的に活躍するアーティスト Anne Valérie Dupond(アン・ヴァレリー・デュポン)の新作展示会『Bestioles(ベスティオール)』を2025年11月29日(土曜日)より東京・MEDICOM TOY PLUS(メディコム・トイ プラス)にて開催する。
メディコム・トイは、2019年からコラボレーションを重ね、ハンドメイド作品「ONE OFKIND BE@RBRICK 1000%」約100点を発表してきたアン・ヴァレリー・デュポンの新作展示会『Bestioles』の開催を発表。本展は、フランス語で親しみを込めて“奇妙な⽣き物たち”というニュアンスで使われる「Bestioles」をタイトルに、〈Mer(海)〉〈Terre(陸)〉〈Ciel(空)〉〈Maison(おうち)〉〈Broche(ブローチ)〉〈BE@RBRICK 1000%〉の6つのゾーンで構成され、アン・ヴァレリー・デュポンの原点ともいえる動物をモチーフにしたテキスタイル彫刻作品や「ONE OF KIND BE@RBRICK 1000%」の新作コレクション、花と動物のブローチなど新作113点を展示し、“Bestioles”がそれぞれの世界で静かに佇みながらも、個性豊かな存在感を放つ姿を楽しむことができる展示会になるという。また、開催初日となる11⽉29⽇(土曜日)には、アン・ヴァレリー・デュポンが来日、来場し、作品制作のデモンストレーションなどを⾏う交流イベントの開催も予定されており、詳細はメディコム・トイオフィシャルブログにて11月後半に発表。さらに会期中は、本展の開催を記念したTシャツ、クルーネックスウェットシャツ、トートバッグ、ダイカットクッションなどのアパレルグッズ、展⽰作品全113点を収録した図録も販売される。
本展について、アン・ヴァレリー・デュポンは「メディコム・トイでこの展⽰会を開催できることを⼤変嬉しく思います。⼦どもの頃の夢が叶ったのです。ぬいぐるみを作り、それを⾃分の仕事にしたい——その想いで、私はアーティストになりました。世界最⼤のアートトイカンパニーであるメディコム・トイとともに展⽰会を⾏うことは、私にとって最⾼の栄誉です。今回の展⽰では、25年以上前に初めてぬいぐるみを製作して以来、ずっと作り続けてきた作品である「動物たち」をご紹介します。また、私の定番の動物たちから着想を得た、BE@RBRICKの新作コレクションもお披露⽬します。私はBE@RBRICKを動物たちへと“変⾝”させる遊びを楽しんでいますが、それでも彼らがBE@RBRICKであることは⼀⽬でわかります。この「融合」というアイデアを、とても気に⼊っています。このアイコニックなオブジェの中には、私が⼀つひとつのぬいぐるみに込めてきた愛情とユーモアをすべて注ぎ込みました。こうして⽣まれた作品たちは、それぞれに個性と温もりを宿し、きっとみなさんにも親しみを感じていただけると思います。本展には、野⽣の動物から最も⾝近な動物まで、あらゆる種類の動物が登場します。それぞれが⼈間の特徴と結びつけられるものです。みなさんもご⾃⾝に最も似ている動物を⾒つけ出してみてください。作品の中には、ジャケットにピンで留めて、あなたの相棒になるものもあります。⼩さな花のブローチは、メディコム・トイのイベントをいつも彩る豪華なフラワーアレンジメントへのオマージュです。この展⽰で、私が表現したかった「優しく遊び⼼のある楽しい精神」を感じ取っていただけると幸いです」とコメントを寄せた。
フランス共和国を拠点に、古着やヴィンテージファブリック、レースなどの素材を針と⽷で縫い合わせ、動物や⼈物を再構築し、⽇常の記憶を纏う素材に命を吹き込むアン・ヴァレリー・デュポン。固定観念や美の概念にユーモラスかつ⾵刺的にアプローチする作⾵で知られ、25年以上にわたり、アートとファッションの領域を横断した活躍を続けている。作品は、世界中に発信されるだけでなく、世界的なファッションブランドであるKenzo、Undercover、LePrintemps、Comme des Garçons、Yʼsなどとも注⽬を集めるプロジェクトを多々⼿がけている。アン・ヴァレリー・デュポンは、自身の作品について「私の仕事は⽷や布地から⽴体作品を作ることです。布、針、そして⽷から作品を作るシンプルなもの。全ての動物にある野⽣的な部分から歴史的⼈物の胸像、ピンナップ、バロック彫刻というような⼈間的な表現を対象として、感受性から⽣まれる世界を作ろうとしています。どのような対象物であっても、男性的/⼥性的な⼆⾯性にユーモアを掛け合わせ、固定観念に⾵刺的にアプローチするのが好きです」と語っている。
Anne Valérie Dupond(アン・ヴァレリー・デュポン)の新作展示会『Bestioles』は、2025年11月29日(土曜日)から12月14日(日曜日)まで東京・MEDICOM TOY PLUSにて開催される。

Anne Valérie Dupond「ONE OFKIND BE@RBRICK 1000%」 ©︎ Anne Valérie Dupond © 2025 MEDICOM TOY CORPORATION. All rights reserved.
日程: 2025年11月29日(土曜日)から12月14日(日曜日)
時間: 11時00分から20時00分
休館: 会期中無休
会場: 東京・MEDICOM TOY PLUS(東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 西館B2F)
料金: 無料
主催: メディコム・トイ
お問い合わせ: メディコム・トイ ユーザーサポート 03-3460-7555(平日11時00分から18時00分)
Anne Valérie Dupond『Bestioles』
https://www.medicomtoy.co.jp/information/bestioles.php
Anne Valérie Dupond
https://annevaleriedupond.com
さまざまな素材の生地が縫い合わされ、フランケンシュタインのような奇妙さとユーモラスな表情、優しさと温もりが溢れる印象的な動物を生み出すAnne Valérie Dupondさんによるハンドメイド作品「ONE OFKIND BE@RBRICK 1000%」は、筆者もメディコム・トイのエキシビションや赤司竜彦社長がキュレーションするエキシビションでも注目し、大好きになっていたが、今回はご本人が来日しての新作展示会が開催される!動物をモチーフにしたテキスタイル彫刻作品やONE OF KIND BE@RBRICK 1000%の新作コレクション、花と動物のブローチなど新作113点が展示されるということで必見!トイ、アート、ファッション、すべてを超えた新鋭の作品であり、Anne Valérie Dupondさんの感性や感覚にも触れることができる、またとない機会となる。開催初日には、Anne Valérie Dupondさんも来日、来場し、作品制作などのデモンストレーションも行うということなので、みなさんもぜひ会場に足を運んでほしい!



