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しあわせは身近にあることを教えてくれるスヌーピーの存在—スヌーピーミュージアム「ザ・スヌーピー展」で知る本当のしあわせ

コミック『PEANUTS』誕生75周年記念「ザ・スヌーピー展 世界のともだちになった犬。」が、スヌーピーミュージアムにて開催されている!どのような展覧会になっているの!?記事を読み進めよう!

 
『PEANUTS』原画 1990年7月18日
『PEANUTS』原画 1990年7月18日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
『PEANUTS』原画 1973年12月25日

『PEANUTS』原画 1973年12月25日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

『PEANUTS』原画 1994年9月4日

『PEANUTS』原画 1994年9月4日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

『PEANUTS』原画 1998年1月22日

『PEANUTS』原画 1998年1月22日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

『PEANUTS』原画 1968年8月10日

『PEANUTS』原画 1968年8月10日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

 スヌーピーは、表情も感情も豊かで、喜怒哀楽を正直に表現する。犬のみじめさを考えるようになり、自分が犬だという事実に不満を言うことも。そして、笑ったり、喜んだり、怒ったり、悲しんだり、がっかりしたり、うんざりしたり、ハッピーダンスをしたり、耳を使って自分の考えや意図を伝えたり、哲学的なことを考えたり。当初、チャールズ M. シュルツは、スヌーピーが「話す」のか「考える」「思う」のかで悩んでいたそうだが、犬なので、話すのではなく、考えている、思っているという設定に落ち着き、吹き出し“シンキングバルーン”で表現した。“PEANUTS GANG”はスヌーピーの表情や素ぶりからその気持ちを読み取るだけだが、私たち読者は幸運なことに“シンキングバルーン”でスヌーピーの心や考えていることを知ることができる。また、スヌーピーの顔や体、その周囲に描かれたほんのわずかな線から読者が表情や感情を読み取ることができるのは、チャールズ M. シュルツの表現力と技巧の高さ。チャールズ M. シュルツは、それぞれの場面で自分が感じたことを“PEANUTS GANG”も同様に感じたと想像して、感情を描き分けたという。昔の感情を思い出すために、スタジオで音楽をかけながら描くこともあったようだ。チャールズ M. シュルツが自分で感じたことをチャーリー・ブラウンやスヌーピーをはじめとする“PEANUTS GANG”の感情として注ぎ込み、コミック上に表現したと言える。

 

『PEANUTS』原画 1952年9月5日

『PEANUTS』原画 1952年9月5日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi


『PEANUTS』(『ピーナッツ』)複製原画 1952年9月5日

『PEANUTS』(『ピーナッツ』)複製原画 1952年9月5日

アシュリー・レクライトさんによる解説

チャールズ M. シュルツさんは、最初はスヌーピーを四足歩行の犬として描いてきました。『PEANUTS』の連載が続くにつれ、スヌーピーにより人間らしい傾向を持たせて描くようになました。

『PEANUTS』原画 1992年5月30日

『PEANUTS』原画 1992年5月30日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi


 

©︎ 2025 Peanuts Worldwide LLC
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コミック『PEANUTS』誕生75周年記念「ザ・スヌーピー展 世界のともだちになった犬。」が、スヌーピーミュージアムにて開催され、連日多くの人で賑わっている!アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス生まれ、セントポール育ちのCharles M. Schulzさんの育ち、家族、人柄、技巧、軌跡と、結婚後の移住先カリフォルニア州ソノマ郡セバストポルとサンタローザの穏やかな風土が生み出したコミックストリップ『PEANUTS』。本展では、日本国でも大人気を博す『PEANUTS』に登場する“PEANUTS GANG”の1匹、宇宙で一番有名なビーグル犬のスヌーピーにフォーカスを当て、原点回帰。“スヌーピー”とは?を知ることが、何であるのかにたどり着く。気がつけば、筆者もこのリポートを執筆、編集しながら、10年以上前に亡くしたヨークシャーテリアのおんなの子を思いながら取り組んでいた。Yes/No、好き嫌い、面倒臭い、おやつもそれじゃない、お留守番させると地雷を仕掛けてくる(うんちを部屋のあちらこちらにお漏らし)・・・と、意思がはっきりしていて、個性も表情も感情も豊か。彼女といると本当にしあわせで、幸運を呼ぶ犬だった。またいつか会えたらいいなぁなんて・・・。それはさておき、善だの悪だの、右だの左だの、敵だの味方だの、勝っただの負けただの、数字が多いだの少ないだの、有名だの無名だの、金持ちだの貧乏だのと、誰かが一方的に作り出した印象や情報、価値観に翻弄され、いつの間にか必要のない高いプライドを持ち、勝手に他者を蔑み、レッテルを貼り、差別的や排他的になり、なにかと勝ることや比べたがる自己中心的を超えた“自分至上主義”の人が増えた。それは、政治や警察をはじめとする公権力、私たちマスコミ・報道機関のせいであり、企業ビジネスやソーシャルメディアのあり方と仕組みのせいであり、あまりにも便利になりすぎたせいかもしれない。権力や企業、ブランドが消費者・利用者のお金や時間、労力、才能、個人情報、プライバシーを窃取する仕組みが、争いや分断、過剰な競争、依存、制裁、押し付けの価値観を生み出し、“クソダサい”この風潮や傾向に人々が惑わされ、傾き、他者だけなく、自分自身をも苦しめ、しあわせから遠のいている。しあわせの形や価値観はさまざまだが、誰かや何かに勝ることも比べる必要もない。あなたはあなた、あなたがこの世に生まれてきてくれただけでしあわせ、誰もがしあわせになるために生まれてきた——そんなこともスヌーピーや“PEANUTS GANG”、『PEANUTS』は感じさせてくれる。わずか数秒で読むことができるが、その数万倍もの想像力を掻き立たせてくれる『PEANUTS』は、私たちの身近にこそしあわせや喜びがあることを教えてくれる——「ともだち」「知ること」「理解すること」「思うこと」「寛容でいること」「愛すること」「信じること」「側にいること」「分け与える、シェア(共有)すること」「想像すること」「夢見ること」「正直でいること」「笑うこと」「期待しないこと」「食べること」「寝ること」——そして「『PEANUTS』を読む、見ること」——ほら、ささやかだけど、しあわせや喜びは身近にあるでしょ!?もちろん一時的な特別な何かも大切だけど、身近にあるささやかなしあわせや喜びこそ、普遍的で一番大切なもの。そこにあるのは、Charles M. Schulzさんが描くユーモアと、子どもたち、犬、鳥の永遠の友情。“PEANUTS GANG”同士だけでなく、あなたとの友情も存在する。本展で、原画やドローイング、スケッチ、コミックストリップで『PEANUTS』を読む、見るという貴重な体験を通して“クスッ”と笑うことができたのなら、それはもうしあわせと喜び、友情の証。あるようでない権力を暴力的に振りかざす者たち(警察をはじめとする公権力)によって混沌殺伐とする世界、権力や企業、ブランドがあなたのお金や時間、労力、才能、個人情報、プライバシーを搾取する世界・・・そんな中で、こころが折れそうなとき、荒みそうなとき、挫けそうなとき、落ち込みそうなとき、逃げたくなるとき、この世から消え去りたいと思ったとき、元気になりたいとき・・・『PEANUTS』に触れるといい。ライナスのSecurity Blanket(安心毛布)のように、こころの拠りどころになる。自分自身にも優しくなれるし、自分以外の他者や生きものにも優しくなれる。“HAPPINESS IS A WARM PUPPY..(しあわせは、あったかい子犬..)”——スヌーピーをギュッと抱きしめるように、スヌーピーミュージアムと『PEANUTS』を通して、本当のしあわせを知り、そのしあわせを全身で感じてほしい。後ね、スヌーピーが教えてくれるしあわせの中には、「想像すること」「夢見ること」=「Snoopy Can Be Anyone(スヌーピーはなににだってなれる)」があるんだけど、スヌーピーが変身し、ほかの動物(のふり)やサングラスをかけた学生 ジョー・クール、撃墜王 フライング・エース、宇宙飛行士、小説王、弁護士、外科医、精神分析医(ルーシー)の代理、海賊、サンタクロース、野球選手、アイスホッケープレーヤー、テニスプレーヤー、ゴルファー、フランス外国人部隊の将校、世界第二次世界大戦の勇士...になったように、あなたも何にだってなれるし、何だってできるんだから!「ぼくは、◯◯◯」「わたしは、◯◯◯」と宣言、名乗ったそのときから、◯◯◯になる。目まぐるしく変わる世界、社会情勢の中で大変な日々だと思うけど、知性と感性、想像力を身につけ、夢、希望、愛、ユーモアを持って、陽気に(ポジティブに)あなたの人生を生かされ生きてください。きっと、しあわせになるから。私たちは、あなたのしあわせを心から願っています。『PEANUTS』誕生75周年、おめでとうございます!スヌーピーミュージアムは、今年開館10周年へ——。

 
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