さくらももこ展が10月より森アーツセンターギャラリーで開催—代表作を含む約300点のカラー原画や直筆原稿を展示
まんが&アニメ『ちびまる子ちゃん』『COJI COJI』などで知られるさくらももこさんの展覧会「さくらももこ展」(東京会場)の開催が発表された!どのような展覧会になるの!?記事を読み進めよう!
さくらももこ展(東京会場)が、2024年10月5日(土曜日)より東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催されることが発表された。
本展は、新しいキャラクターやエッセイ作品を次々と生み続けた稀代のアーティストでまんが家/エッセイスト/作詞家/脚本家のさくらももこ(1965 – 2018)が没後いまもなお輝き続けるその感性と全魅力に迫る展覧会。2022年11月より開催された香川・高松市美術館を皮切りに全国を巡回し、2024年10月に東京に上陸する。代表作を含む約300点のカラー原画や直筆原稿をこれまでにないボリュームで一堂に展示するほか、東京会場ならではの展示や企画も予定しているという。“描く”ことと“書く”ことを楽しみつくし、多忙を極める一方、季節のうつろいや小さな日常をこよなく愛したさくらももこの世界が広がる展覧会となる。
さくらももこは、まんが家として1984年に『教えてやるんだありがたく思え!』でデビュー。その後、『ちびまる子ちゃん』、『COJI COJI』といった人気作品を次々と発表。子どもから大人まで愛される作品に加え、ブラック、かつカオスなユーモアセンスを発揮した『神のちから』、『永沢君』、『ちびしかくちゃん』なども生み出した。1986年に少女まんが雑誌「りぼん」(集英社)で連載がスタートした『ちびまる子ちゃん』は、1990年にアニメ化され、作詞したアニメのテーマソング「おどるポンポコリン」は日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。国民的まんが&アニメとなった。さらに1991年に刊行したデビューエッセイ『もものかんづめ』は、累計発行部数290万部(※2024年1月時点)を超える大ベストセラーを記録。エッセイストとして、その後も『さるのこしかけ』、『たいのおかしら』といった作品を発表し、エッセイ3部作として人気を博した。以降、自身の幼少期や思春期がテーマの『ひとりずもう』や『おんぶにだっこ』、妊娠・出産エピソードを盛り込んだ『そういうふうにできている』など、様々なライフステージ上でもエッセイストとしての腕をいかんなく発揮し、その確固たる地位を確立した。『スヌーピーブックス』シリーズでは、翻訳を手がける。また、ちびまる子ちゃんとコジコジが夢の共演を果たした『絵本まるコジ』など、ちいさなこどもたちに向けた絵物語も数多く発表した。2018年8月、乳がんのため53歳で逝去。
さくらももこ展(東京会場)は、2024年10月5日(土曜日)から来年2025年1月5日(日曜日)まで東京・森アーツセンターギャラリーにて開催される。
日程: 2024年10月5日(土曜日)から2025年1月5日(日曜日)
時間: 未発表
休館: 未発表
会場: 東京・森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
料金: 未発表
主催: 森アーツセンターギャラリー
注意: 会期や開館時間等に変更が生じる場合や、休館となる可能性があります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
さくらももこ展(東京会場)
https://macg.roppongihills.com
まんが家としてだけでなく、エッセイストや作詞家、脚本家など幅広く活躍された故・さくらももこさん。2022年4月に東京・立川 PLAY! MUSEUMで開催された展覧会「コジコジ万博」でもさくらももこさんの感性や才能、「コジコジ」作品そのものやキャラクターの素晴らしさを感じたが、「さくらももこ展」では約300点のカラー原画や直筆原稿を通してさくらももこさんはもちろん、『ちびまる子ちゃん』や『COJI COJI』、エッセイ、その他の作品などの魅力も知ることができそうだ。今後、追って本展の詳細が発表される。