Maxwell - Talk Event
R&B/Neo Soulシンガー・ソングライターのMaxwell(マックスウェル)の最新アルバム『blackSUMMERS’night』(ブラック”サマーズ”ナイト)発売記念&デビュー20周年記念来日スペシャル・イベント『A blackSUMMERS’night with Maxwell』がCONTACT TOKYOで開催され、Maxwell(マックスウェル)本人と音楽ジャーナリスト/ラジオパーソナリティの高橋芳朗、MCの渡辺志保が登壇し、トークセッションが行われた。
7年ぶりに待望の最新アルバムをリリースし、今日8月19日(金曜日)に新木場 STUDIO COSTにて初来日公演『MAXWELL SUMMERS’ TOUR 2016 #MST16』が開催されるため、1998年以来2度目の来日を果たしたMaxwell(マックスウェル)。初来日公演を控え、日本国のファン先着50名を招待してのスペシャル・イベントとなった。
会場では、開場後、1997年に行われた『MTV Unplugged』(日本国未発売映像)や他にも貴重なライヴ・パフォーマンス映像が上映され、ファンはMaxwell(マックスウェル)の美しいファルセットヴォイスと貴重な映像に見入りながらも、まだかまだかとMaxwell(マックスウェル)の登場を待ちわびていると、Maxwell(マックスウェル)が会場に到着し登場した瞬間、ボルテージがいっきに上がり、ファンは大興奮。Maxwell(マックスウェル)も日本国のファンの歓迎ぶりに喜び、自身のスマートフォンでその様子を撮影。
Maxwell(マックスウェル)は、「日本、東京に来ることができて嬉しいです。2度目の来日、初来日は1998年ということで、戻ってくるのにこんなに時間が掛かって申し訳ないです。今年はデビュー20周年でもあります。ニューヨークのブルックリン出身ですが、自分のレーベルはソニー・ミュージックということもあって日本が親会社のレーベルなので、ある意味ホームに戻ってきたという感じです」と来日の喜びを語った。
また、「僕にとっては夢が叶って、こうして日本に来れていますが、ここに来るまで19歳のときから僕を支えてくれている親友が、いまでも僕を支えてくれています。共同プロデューサーでギタリストのHod David(ホッド・デイヴィッド)とも20年間ずっと一緒にキャリアを積んできました。また、今作ではジャズピアニスト/音楽プロデューサーのRobert Glasper(ロバート・グラスパー)やトランペット奏者のKeyon Harrold(ケヨン・ハロルド)などのミュージシャンたちが参加してくれていますが、こんなに素晴らしいアーティストたちに支えられて、いまでもこうやって作品を作ることができていることは、僕にとって本当に有り難く、こうやって皆様の前に座っていられることも本当に嬉しいです。そして、僕にとっては音楽が一番大事なのです。僕のルックスとかの前に、僕がいなくなっても音楽を覚えていてくれればいいということもあって、デビューアルバムには顔を出しませんでした」と周囲やファンへの感謝の気持ち、デビューアルバムのジャケットに自らの顔を載せなかった理由も語り、デビュー20周年を振り返った。
高橋芳朗はファンも気になっている鋭い質問をMaxwell(マックスウェル)に投げ、ファンや観客の笑いを誘い、「20年でアルバムが5枚というのはいかがですか・・・当初の予定から考えて・・・」という問いに、Maxwell(マックスウェル)はたじたじになりながらも「I’m sorry!(ごめんなさい!(笑))、自分も願ったほどたくさんの作品を作ることができていないので、もしこの先20年音楽を作り続けていくことができるのであれば、もっとこまめに作品を出していきたいと思っています。ただ、どうしても自分が作る音楽に拘りが強すぎて、悪いものは出したくない、失敗したくないというが気持ちが強すぎて、自分の人生を懸けた曲を作っているので、ただ作品を出せば良いというわけではないので、どうしても時間が掛かってしまいますが、これからはもっとたくさん作ります。ファーストアルバムを作るのに22年掛けて、セカンドアルバムを作るのには2年しか間がありませんでした。需要があるのは嬉しいですが、需要に答えるよりも中身がある作品を作りたいという拘りがあって、これまで作品を多く作れなかったことは申し訳ないと思っています」と真摯に答え、アーティストの心理と完璧主義的な拘りを語り、Maxwell(マックスウェル)の人柄も伺うことができた。
次回作について、「次回作は早めに出そうと思うので皆さん待っていてください。他のテーマや表現もやっていきたい、自分の違う面も出したいというのもあるので、もっと早いペースでたくさん出したいと思います。また、他のミュージシャンやアーティストへの支援も積極的にしていきたいと思っています。日本でもブルックリンでもどこでもいいですが、若いミュージシャンやアーティストが自分と同じようなキャリアが歩めるように、彼らのインスピレーションになって、支援していく側になっていきたいです」と次回作と今後への更なる意欲をにおわせた。
今日の初来日公演『MAXWELL SUMMERS’ TOUR 2016 #MST16』については、「パフォーマンスをするのが楽しみで仕方ないです。お祝いなので、僕も楽しむから、皆さんも踊って、騒いで、クレイジーになって、盛り上がって、楽しんでほしいです。ステージに上がってきてもいいし、握手もするし、サインもするし、何でもありだからね。皆さんに会うのを楽しみにしています。「(日本語で)愛してるよ!」」と話すと、ファンのボルテージも最高潮に。
日本国でMaxwell(マックスウェル)のトークショーが実現するとは誰も予想しなかったことだったが、ここには書ききれないくらいの約30分に及ぶトークセッションは、誰もが聞きたかった話にも触れられた中身が濃いものとなり、ファンも大満足のようだった。
今日8月19日(金曜日)に新木場 STUDIO COSTにて開催される待望の初来日公演『MAXWELL SUMMERS’ TOUR 2016 #MST16』(クリエイティブマン)は、当日券も販売される。皆さんには、Maxwell(マックスウェル)の官能的なファルセットヴォイスを聴いて酔い痴れ、ぶっ倒れていただきたい。
アルバム『blackSUMMERS’night』(ブラック”サマーズ”ナイト)
官能的なファルセットヴォイスと、センシュアルな楽曲で全世界のファンを魅了するR&B/Neo Soulシンガー・ソングライターが全3部作で構成されるアルバム『black summers’ night』(ブラックサマーズナイト)の第2弾を発売する。第1弾『BLACKsummers’night』(”ブラック”サマーズナイト)は2009年に発売。同作品は全曲ライヴ・レコーディング(一発録り)で行われており、60%はリハーサル、残り40%は成り行き任せという稀有なスタイルで制作されたというマスターピースで、全米アルバム・チャート1位を獲得。翌年の第52回グラミー賞で6部門にノミネートされ、シングル『Pretty Wings』(プリティー・ウィングス)で最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス賞を、アルバムは最優秀男性R&Bアルバム賞を見事受賞。そして約7年という時を経て、今年7月に『black summers’ night』(ブラックサマーズナイト)の第2弾となる最新アルバム『blackSUMMERS’night』(ブラック”サマーズ”ナイト)を発売。今年はデビュー・アルバム発売からちょうど20周年という節目の年で、大人の男として、そして、アーティストとして成熟さを増したMaxwell(マックスウェル)が前作から約7年という歳月をかけどのような作品を届けてくれるのか要注目だ。
発売日: 2016年7月6日(水曜日)
価格: 2,400円(税抜)
規格番号: SICP-4786
- All the Ways Love Can Feel(オール・ザ・ウェイズ・ラヴ・キャン・フィール)
- The Fall(ザ・フォール)
- III
- Lake By the Ocean(レイク・バイ・ジ・オーシャン)
- Fingers Crossed(フィンガーズ・クロスド)
- Hostage(ホステージ)
- 1990x
- Gods(ゴッズ)
- Lost(ロスト)
- Of All Kind(オブ・オール・カインド)
- Listen Hear(リッスン・ヒア)
- Night(ナイト)
Maxwell Official Website (English)
http://www.musze.com/
Maxwell 日本国レーベルサイト
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Maxwell/
MAXWELL SUMMERS’ TOUR 2016 #MST16
- 日程: 2016年8月19日(金曜日)
- 時間: 開場 18時00分 開演 19時00分
- 会場: 新木場 STUDIO COST
- 協力: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 企画・制作・招聘: クリエイティブマン
- 料金: 当日券 1Fスタンディング 9,000円(税込/1ドリンク別)※18時00分から会場当日券売り場で販売
- お問い合わせ: クリエイティブマン 03-3499-6669
MAXWELL SUMMERS’ TOUR 2016 #MST16
http://www.creativeman.co.jp/event/maxwell2016/