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超リアルで大迫力の恐竜が勢揃いしたディノアライブの恐竜たち展が開幕—造形美あふれる恐竜とものづくりの魂を日本国から世界へ

国内で大人気を博しているDINO-A-LIVE=恐竜ライブショーに登場する恐竜の芸術性や造形技術の側面にスポットを当てた展覧会が開幕した!どのような展示内容になっているの!?記事を読み進めよう!

 
ディノアライブの恐竜たち展
突如出没したティラノサウルスとユタラプトルがレンジャーを急襲 ©︎ ON-ART © SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
ディノアライブの恐竜たち展

最新の学術的な研究や学説を取り入れてアップグレードしたトリケラトプスの説明をする恐竜くんとON-ARTの金丸賀也社長 ©︎ ON-ART © SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

恐竜アート展『ディノアライブの恐竜たち展』が、2020年12月11日(金曜日)に東京・新宿住友ビル三角広場で開幕した。

 

恐竜アート展『ディノアライブの恐竜たち展』の開幕に先駆け、12月10日(木曜日)にオープニングイベントが開催され、DINO-A-LIVE(ディノアライブ)=恐竜ライブショーを主催するON-ART(オンアート)代表取締役の金丸賀也と、ON-ART社製恐竜の造形や動きのアドバイザーも務め、著書『知識ゼロからの恐竜入門』(幻冬社)でも知られるサイエンスコミュニケーター/イラストレーターの恐竜くんが登壇。本展覧会について、金丸賀也は「今回はものづくりがテーマということで、ライブショーではなく、展覧会という形式が一番合っているかなと、以前からこういう形の表現、展覧会をやりたいと思っていました。ここに並んでいる恐竜たちは18頭が来ていますが、実際は24頭います。15年前に造った1号機から並べて、恐竜の開発をこういうふうにやってきたんだよということを開発の順番に並べてあります。段々リアルになって大型化してきています。いま開発しようとしているのは、もっと大きな13mのブラキオサウルスなどが出てくる予定になっています。これからどんどん成長して世界に挑戦できる、できれば日本のものづくりの技術を基盤にしてシルクドソレイユみたいなものを作り上げて、世界の人たちに楽しんでいただけるような恐竜体験ライブショーを展開していきたいと思っています。ON-ARTとディノアライブの全体像をここでご覧いただいて、多くの方に知っていただければ嬉しいです」と、本展覧会の開催に至った経緯や今後の展開についても語った。恐竜くんは、「僕は、アドバイスだけではなく、ステージでもディノアライブの恐竜たちと何年も共演してきました。ステージ上で一緒に走り回ったり、襲われたり、放り投げられたりしてきた側なんですが、こうやって止まった形で展示されているのは新鮮です。改めて見て、恐竜がどんどんグレードアップして、種類も増えていって、実際に研究に関わって骨格を見てきた人間としても、もちろん推測が大半だとは言え、そこに肉がついて生きていた姿を想像したものや、全部ではないですがブラキオサウルスの大きさとかも多くのものが実物大かそれに準じた大きさになっているこのワクワク感が、ベタな言い方ですが子ども心に帰って、素直に嬉しいな、ワクワクするなという気分を思い起こしました」と、本展覧会を観た感想を語った。

恐竜アート展『ディノアライブの恐竜たち展』は、ここ数年は毎年恒例となって大人気を博しているDINO-A-LIVE『ディノサファリ』や『不思議な恐竜博物館』、『世界一受けたい授業 THE LIVE 恐竜に会える夏!』などに登場し、世界14ヵ国で特許を取得している自立二足&四足歩行の恐竜型メカニカルスーツ“DINO-TECHNE(ディノテクニ)”の芸術性や造形技術の側面にスポットを当てた新しいスタイルの展覧会。2006年にデビューしたアロサウルス1号から最新型恐竜であるスコミムスまで、DINO-A-LIVEの主力恐竜18頭と全長25mのブラキオサウルスの等身大リアルバルーンがまるで生きているかのような生態を表現して展示されているほか、DINO-A-LIVEを企画制作する社員10人にも満たないON-ART社が魅せる日本国のものづくりの技術と、全国アリーナツアーを開催するまでに至った歴史など17年間の成功の軌跡が展示され、アートとしての恐竜と人気の秘密に迫ることができる。さらに「サプライズ!恐竜ミニライブ」も実施され、恐竜が約1時間に1回突如出没し、来場者の間近にまで迫り、リアルな生態を表現。会場にはグッズショップも併設され、本展覧会だけでしか購入できないオリジナル限定グッズや厳選された本物の化石、ハイクオオティな恐竜フィギュアなども販売されている。

ここで、恐竜アート展『ディノアライブの恐竜たち展』の全貌と見どころをご紹介する。

DINO-A-LIVE(ディノアライブ)とは

DINO-A-LIVE『不思議な恐竜博物館 in TACHIKAWA』

©︎ ON-ART ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

DINO-A-LIVE『不思議な恐竜博物館 in TACHIKAWA』

©︎ ON-ART ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

DINO-A-LIVEは、自立二足&四足歩行の恐竜型メカニカルスーツ“DINO-TECHNE”と独自の演出技法によって、あたかも恐竜が生きて実在するかのような世界観を体験できる恐竜ライブショー。リアルな恐竜体験を通して、地球の歴史や環境問題、絶滅危惧種などについても伝えるEducation(教育)とEntertainment(エンターテインメント)を融合したエデュテインメントとしても注目を集めており、3年連続で東京・渋谷ヒカリエのオリジナル公演、2年連続で国内アリーナツアーを成功させるなど、興行イベントとしても異例のスピードで成長を遂げ、大人気を博している。2020年は、SARS-CoV-2 / COVID-19(新型コロナウイルスによる感染症)感染拡大の影響により東京・渋谷ヒカリエで開催される予定だった『ディノサファリ』が休演になり、恐竜の維持とイベントの運営が危ぶまれたが、その後、クラウドファンディング『恐竜を一緒にすくおう!プロジェクト』、8月には感染症拡大防止対策をして東京・立川ステージガーデンで開催した『不思議な恐竜博物館』を成功させた。

 

©︎ ON-ART
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DINO-A-LIVEを、“たかが”“ただの”恐竜ライブショーと侮ってはいけない!これまでも『ディノサファリ』や『不思議な恐竜博物館』を取材させていただいているが、何度観ても恐竜の超リアルさや大迫力、学術的な研究や学説を取り入れた造形と行動の再現、子どもから大人までが異常なほど大興奮する様子も素晴らしく、筆者も大ファンになった。海外の恐竜ライブショーも素晴らしいのだが、登場する小型から中型の恐竜の脚にプラスして黒いタイツを履いた操演者の足も丸見えで少しだけ残念に感じてしまう。しかし、ON-ART社のDINO-TECHNEは違う。それだけでもすごい技術なのだ。恐竜やDINO-A-LIVE、本展覧会は、金丸賀也氏を筆頭に社員・造形師・操演者ら匠の人柄の良さやサービス精神・ホスピタリティ精神まですべてを物語っており、必ずや全世界を楽しませ、喜ばせ、驚かせ、大興奮させる恐竜ライブショーになることを確信させるものになっている。新型コロナウイルスによる感染症のパンデミックによってまだまだ大変な状況が続くと思うが、これからも挑戦・進化を続けてほしい。会場内は、すべて写真・動画撮影が可能なので、恐竜と一緒に撮影をしてハッシュタグ#恐竜と撮ろうをつけてソーシャルメディアにポストしよう!クイズラリーもあるので、クイズに答えてマニア認定スタンプもゲットしよう!恐竜を絶滅させないためにも、新型コロナウイルス感染防止対策(検温・マスク着用・手洗い・手指の消毒・ソーシャルディスタンス等)をして会場に遊びに行こうね!

 
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