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展覧会『バンクシーって誰?展』が東京・寺田倉庫G1ビルで開幕—“映画のセット”のような街並みの中に代表作を原寸大で再現展示

世界中で人気を博したバンクシーの展覧会で展示された傑作群を日本オリジナルの切り口で紹介する展覧会『バンクシーって誰?展』が開幕した!どのような展覧会になっているの!?記事を読み進めよう!

 
WHO IS BANKSY?|バンクシーって誰?展
London doesn't work / I love London Robbo/2004年・ロンドン, イギリス(連合王国) ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
WHO IS BANKSY?|バンクシーって誰?展

バンクシー《風船と少女》Girl with Balloon (Diptych)/2006年/個人蔵(左)・Girl with Balloon/2004年/個人蔵(右) ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

世界中で人気を博した展覧会『THE ART OF BANKSY』(ジ・アート・オブ・バンクシー展)の傑作群を日本オリジナルの切り口で紹介する展覧会『バンクシーって誰?展』(英題『WHO IS BANKSY?』)が、2021年8月21日(土曜日)に東京・寺田倉庫G1ビルで開幕した。

 

展覧会『バンクシーって誰?展』は、アーティスト Banksy(バンクシー)の作品が存在する、或いは、過去に存在したイギリス(連合王国)やアメリカ合衆国、パレスチナ自治区の街並み、フランス共和国カレーの難民キャンプ、2006年にアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された展覧会『Barely Legal』や2017年にパレスチナ自治区にオープンしたホテル『The Walled Off Hotel』がテレビ局の美術チームによって映画のセットのように再現され、会場を進むとストリートや壁の至るところに原寸大再現の《Girl with Balloon》や《London doesn’t work / I love London Robbo》、《Flower Thrower》をはじめとする代表作14作品と出会う。さらにアート作品のコレクターとしても知られるファッションデザイナーのPaul Smith(ポール・スミス)をはじめ、世界中の個人コレクターが所蔵する貴重なオリジナルのプライベート・コレクションも展示されるなど、世界各都市を巡回して人気を博したバンクシーの展覧会『THE ART OF BANKSY』の傑作群を日本オリジナルの切り口で紹介。アート&没入空間と化した会場全体でバンクシーとその作品、活動のスケール感を体験できるようになっている。

世界でもっとも有名だが、素性を一切明かさない正体不明のアーティスト Banksy(バンクシー)。“アート界の異端児”や“芸術テロリスト”と称され、イギリス(連合王国)ロンドンを中心に、世界中のストリートや壁、公的空間に社会風刺や社会的・政治的メッセージをユーモア溢れるキャッチーなグラフィティや立体造形などで表現するほか、アメリカ合衆国・ニューヨーク現代美術館、イギリス(連合王国)・大英博物館、フランス共和国・ルーヴル美術館などの美術館・博物館にゲリラ的に作品を展示。2018年、Sotheby’s Auction House(サザビーズ・オークションハウス)で開催されたオークションでは、《Girl with Balloon》(ガール・ウィズ・バルーン)が約150,000,000円で落札された直後に額縁に仕込んだシュレッダーで作品の半分を細断し、“愛はゴミ箱の中に”を意味する《Love is in the Bin》(ラブ・イズ・ザ・ビン)を誕生させ、世界中で話題になった。日本国では、東京都内でバンクシーの作品と思われるネズミの絵が発見されると、メディアが一斉に報道し、ソーシャルメディアでも拡散され、バンクシーとその作品の認知度が急上昇。しかし、バンクシーとその創作活動の全貌や動機など真相を知る人は少なく、謎に包まれた存在のままである。また、バンクシーとその作品の社会的・金銭的価値も跳ね上がっていることで、ストリートの壁に描かれた作品を壁ごと切り出したり、展示されている作品を持ち去ったりする盗難も続き、私たちがオリジナル作品を見ることができる機会は減少している。

展覧会『バンクシーって誰?展』(英題『WHO IS BANKSY?』)は、2021年12月5日(日曜日)まで東京・天王洲 寺田倉庫G1ビルで開催。その後、12月19日(日曜日)から来年2022年3月27日(日曜日)まで愛知・グローバルゲート ガレージ名古屋、2022年4月23日(土曜日)から6月12日(日曜日)まで大阪・グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ、2022年6月29日(水曜日)から8月24日(水曜日)まで福島・ビッグパレットふくしま、富山県、福岡県でも巡回展が開催される予定となっている。

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INFORMATION

日程: 2021年8月21日(土曜日)から12月5日(日曜日)
時間: 11時00分から20時00分 / 金曜日・土曜日・祝日前日 11時00分から21時00分まで(最終入場は各閉館時間の30分前まで)
休館: 10月5日(火曜日)・10月12日(火曜日)・10月19日(火曜日)
会場: 東京・天王洲 寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)
料金: プレイガイド事前購入制推奨 一般 [平日] 当日 2,000円(税込) [土曜日・日曜日・祝日] 日時指定 当日 2,200円(税込) / 大学生・高校生 [平日] 当日 1,800円(税込) [土曜日・日曜日・祝日] 日時指定 当日 2,000円(税込) / 中学生・小学生 [平日] 当日 1,300円(税込) [土曜日・日曜日・祝日] 日時指定 当日 1,500円(税込) / 未就学児 無料、音声ガイド 有料
注意: 新型コロナウイルスによる感染症の感染拡大状況により、展覧会の内容・会期等が変更になる場合があります。変更の場合は、オフィシャルウェブサイトで臨時お知らせします。

 

 

バンクシーって誰?展 WHO IS BANKSY?

会場となっている寺田倉庫G1ビル内に広がるイギリス(連合王国)やアメリカ合衆国、パレスチナ自治区の街並み、フランス共和国カレーの難民キャンプ、そして、原寸大で再現された代表作の数々は、ディティールまで拘ってつくり込まれているので、まるで現地のストリートでBanksyの作品に出会ったような感覚になる。さすがテレビ局の美術チーム!施工の様子も公式Instagram(@whoisbanksy_jp)で公開されているのでチェックしよう!再現展示だけではなく、世界中の個人コレクターが所蔵するプライベート・コレクション=本物も見ることができるのは、貴重な機会。一部を除いて写真撮影も可能なので、写真映え間違いなし!後日、詳しいリポートも掲載予定なのでお楽しみに!

 
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