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特別展『恐竜博2019』が開幕—世界初公開のデイノケイルスとむかわ竜の全身復元骨格&日本国初公開の化石標本も展示

 
国立科学博物館 特別展『恐竜博 2019』
モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所 ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

タルボサウルス

国立科学博物館 特別展『恐竜博 2019』

タルボサウルス 全身復元骨格(複製)/国立科学博物館 ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

モンゴル国ゴビ砂漠のネメグト層から多産した大型獣脚類恐竜のタルボサウルス。大きな体に加え、顎を閉じる筋肉が収まる側頭部が大きく発達していることや、歯が太くがっしりしていることなどから、他の大型の恐竜類をエサにしていたことが推定されている。タルボサウルスがつけたと推測されている歯型や噛み跡が残された恐竜の骨化石が見つかっており、近年ではモンゴル国ゴビ砂漠のアルタンウル地区から発掘されたデイノケイルスの腹肋骨にタルボサウルスのものであるとされる噛み跡も見つかった。

アンセリミムス

国立科学博物館 特別展『恐竜博 2019』

アンセリミムス 全身復元骨格(ホロタイプ標本・実物)/モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所 MPC-D 100/300 ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

モンゴル国ゴビ砂漠で最初に古生物学的な発見がされたのは、いまから約100年前、のちにアメリカ自然史博物館の館長を務めた探検家/博物学者のRoy Chapman Andrews(ロイ・チャップマン・アンドリュース)率いる中央アジア探検隊による発見だった。世界中が大きな関心を集めた目覚しい成果と貴重な発見の中でも、アンセリミムスは誰もが認める非常に希少な種のひとつで、いまのところ今回展示されているホロタイプ標本しか知られていない。

最新研究からみえてきた恐竜の一生

最新の研究成果

国立科学博物館 特別展『恐竜博 2019』

オヴィラプトル類 全身骨格/モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所 MPC-D 102/110 © Institute of Paleontology and Geology of Mongolian Academy of Sciences

国立科学博物館 特別展『恐竜博 2019』

テリジノサウルス類 肩帯・前肢・胴椎・仙椎・骨盤・尾椎(実物)/モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所 MPC-D 100/85 ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

 

特別展『恐竜博 2019』

 

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