生賴範義展が東京に上陸、スター・ウォーズやゴジラのポスター原画なども公開

 
© 生賴範義

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日本国を代表するイラストレーター/画家の故・生賴範義(おおらい・のりよし)の原画展『生賴範義展 THE ILLUSTRATOR』が、2018年1月6日(土曜日)から2月4日(日曜日)まで東京・上野の森美術館で開催される。

 

故・生賴範義は、1973年公開の映画『日本沈没』、1980年公開の映画『Star Wars: Episode V The Empire Strikes Back』(邦題:スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲)の国際版、1981年公開の映画『Mad Max 2: The Road Warrior』(邦題:マッドマックス2)、映画『ゴジラ』シリーズなど映画ポスターの原画を手描きで手掛けたことでも知られ、未発表の作品を含む約3,000点以上の作品を遺している。

故・生賴範義の原画展『生賴範義展 THE ILLUSTRATOR』は、2014年、故・生賴範義が1973年以降の活動拠点とした宮崎県での開催を皮切りに、兵庫県、大分県で開催され、今回初めて東京都内での開催が決定。今回は、故・生賴範義が生涯描き続けた約3,000点以上の作品の中から厳選した原画約250点を公開。1980年公開の映画『Star Wars: Episode V The Empire Strikes Back』(邦題:スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲)の国際版、映画『ゴジラ』シリーズなど映画ポスターの原画をはじめ、吉川英治、平井和正、小松左京など作家の書籍装画、商業広告、画家としても描き続けた油彩画などが展示され、故・生賴範義の半世紀以上に渡る画業と全貌を紹介、軌跡と奇跡を辿る展覧会となる。また、生賴範義が集大成として手掛けた幻の大作と言われる「破壊される人間」が、薩摩川内市歴史資料館より特別に出展されるほか、平井和正『幻魔大戦』で描いたアンドロイド”ベガ”をイラストレーターの寺田克也が再デザインし、造形作家の竹谷隆之が立体化した立像の原型も展示。さらに、期間中は、生賴範義の作品に影響を受けた怪獣絵師としても知られるイラストレーターの開田裕治、映画監督/特技監督の樋口真嗣、映画プロデューサーの富山省吾、イラストレーターの寺田克也などによるトークショー(※イベント付前売券完売)、故・生賴範義の子息でもある画家のオーライ・タローのギャラリートークなども開催される。

故・生賴範義の原画展『生賴範義展 THE ILLUSTRATOR』は、2018年1月6日(土曜日)から2月4日(日曜日)まで東京・上野の森美術館で開催される。

アートギャラリー

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展覧会情報
生賴範義展 THE ILLUSTRATOR

© 生賴範義

  • 日程: 2018年1月6日(土曜日)から2月4日(日曜日)
  • 時間: 10時00分から17時00分(最終入場は閉館の30分前まで)
  • 会場: 上野の森美術館(東京都台東区上野公園 1-2)
  • 交通: JR「上野駅」公園口より徒歩3分、東京メトロ・京成電鉄「上野駅」より徒歩5分
  • 入場料: 一般・大学生 前売 1,400円(税込) 当日 1,600円(税込) / 高校生・中学生 前売 800円 当日 1,000円(税込) / 小学生以下 無料 / 身体障がい者手帳をお持ちの方及び付添1名まで無料
  • チケット発売: 前売り券は、2017年9月23日(祝日・土曜日)から2018年1月5日(金曜日)までチケットぴあ(Pコード:768-660)とローソンチケット(Lコード:33227)で販売
  • 主催: 特定非営利活動法人 宮崎文化本舗 、一般社団法人生賴範義記念みやざき文化推進協会、上野の森美術館
  • 後援: フジテレビジョン、東映
  • 特別協力: 鹿児島県立川内高等学校 可愛山同窓会

生賴範義展 THE ILLUSTRATOR
http://ohrai.net/

© 生賴範義

 
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