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映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』の予告映像が解禁—妻とネコへの愛に満ちた人生が垣間見れる美しい予告映像に

実在した伝説の猫画家の人生を描く映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』の予告映像が公開された!どのような予告映像になっているの!?記事を読み進めよう!

 
The Electrical Life of Louis Wain|ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ
ベネディクト・カンバーバッチさん演じる主人公ルイス・ウェインと、クレア・フォイさん演じる妻エミリー・リチャードソン=ウェイン ©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
The Electrical Life of Louis Wain|ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ

エミリー・リチャードソン=ウェインがルイス・ウェインに答えたことばを象徴するような美しいシーン ©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

映画『The Electrical Life of Louis Wain』(邦題『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』)の予告映像が公開された。

 

今回公開された予告映像は、SFの巨匠で著作家のHerbert George Wells(ハーバート・ジョージ・ウェルズ/1866-1946)のラジオ音声「ルイス・ウェインは生涯を捧げ、私たちの人生をより幸せに猫だらけにし、そして世界をより良いものにした」から幕を開け、遊び心とサイケデリックな魅力に満ちたネコを生涯描き続け、多くの人々を魅了した画家/イラストレーターのLouis Wain(ルイス・ウェイン)の知られざる人生を垣間見ることができる。

ルイス・ウェインがネコの魅力に気づいたのは、妻Emily Richardson-Wain(エミリー・リチャードソン=ウェイン)がきっかけとなった。エミリー・リチャードソンは住み込みの家庭教師としてウェイン家にやってくるが、やがて2人は恋に落ちる。2人の間には身分の違いがあることで周囲から大反対されるも、その大反対をはねのけ結婚。その後、2人は家を出て幸せな家庭を築き生活していたが、エミリー・リチャードソン=ウェインは末期ガンを宣告されてしまう。そんな絶望の淵で出会い拾ったのが、1匹の子ネコ Peter(ピーター)だった。残された時間を”愛”と”ネコ”で彩っていき、妻を喜ばせるためにルイス・ウェインはネコの絵を描き始める。ルイス・ウェインは愛する妻に「君が世界を美しくした」と語りかけ、病床のエミリー・リチャードソン=ウェインは「忘れないで。つらいことばかりでも、世界は美しさで満ちている。あなたが教えてくれたの」と静かに答えた。ルイス・ウェインは、妻の言葉を胸にネコを描くことに生涯を捧げる。

本作は、ネズミ退治として軽く見られるか不吉な存在として恐れられていたネコの魅力に最初に気づき、19世紀末から20世紀にかけて、愛らしくコミカル、唯一無二の生き生きとしたタッチで、いまにも絵から飛び出してきそうなネコたちを描き続けたルイス・ウェインの人生を描く。当時からイギリスでは知らない者がいないほど大人気を博したルイス・ウェインは、日本国の文豪である小説家/評論家/英文学者/教師の夏目漱石(1867-1919)の不朽の名作『吾輩は猫である』に登場する絵葉書の作者とも言われており、夏目漱石にインスピレーションを与えたほか、SFの巨匠で著作家のハーバート・ジョージ・ウェルズも「ルイス・ウェインは独自の猫を発明した」と絶賛する稀代のアーティスト。私たちに笑顔をもたらしてくれるたくさんの絵を残したルイス・ウェインとは、どんな人物だったのか——ネコを描き始めたきっかけと理由とは——身分の違いから周囲に大反対されながらも結婚し、3年後にこの世を去ってもその愛で夫を生涯守り続けた妻エミリー・リチャードソン=ウェインと、親友であり人生の師でもあるネコのピーターとの物語が明かされる。

優しくも温かな愛の物語——映画『The Electrical Life of Louis Wain』(邦題『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』)は、2022年12月1日(木曜日)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。

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INFORMATION

《STORY》イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍する。やがて、妹の家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋におちたルイスは、身分違いだと大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしてゆくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。ルイスはピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る——。

 

公開: 2022年12月1日(木曜日)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督: Will Sharpe(ウィル・シャープ)
脚本: Will Sharpe(ウィル・シャープ)、Simon Stephenson(サイモン・スティーブンソン)
原案: Simon Stephenson(サイモン・スティーブンソン)
出演: Benedict Cumberbatch(ベネディクト・カンバーバッチ)、Claire Foy(クレア・フォイ)、Andrea Riseborough(アンドレア・ライズボロー)、Toby Jones(トビー・ジョーンズ)、ナレーション Olivia Colman(オリヴィア・コールマン)、ほか
配給: キノフィルムズ

 

 

©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

今回公開された映画『The Electrical Life of Louis Wain』の予告映像は、19世紀末から20世紀にかけての街並みや人々の服装などが見事に再現されていることがわかるほか、何と言ってもLouis WainとEmily Richardson-Wainの2人のシーンが美しい。この美しさが、Louis Wainの生涯と、Louis WainとEmily Richardson-Wain、Peterが紡いだ優しくも温かな愛を表現し物語っているように感じる。——“つらいことばかりでも、世界は美しさで満ちている”——本作は、いままさに不安で不穏な時代を生きるあなたにも笑顔や希望をもたらしてくれるかもしれない。

 
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