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映画『L.A.コールドケース』海外版予告映像と新場面写真が解禁—ジョニー・デップ“この映画を観て正義を求めてくれたらと思う”

映画『L.A.コールドケース』の海外版予告映像と新たな場面写真が公開された!どのような海外版予告映像と場面写真になっているの!?記事を読み進めよう!

 
City of Lies|L.A.コールドケース
ジョニー・デップさん演じるラッセル・プール © 2018 Good Films Enterprises, LLC.
City of Lies|L.A.コールドケース

ジョニー・デップさん演じるラッセル・プールが模型を使って事件当時の様子を再現しているところ © 2018 Good Films Enterprises, LLC.

映画『City of Lies』(邦題『L.A.コールドケース』)の海外版予告映像と新たな場面写真が公開された。

 

今回公開された新たな場面写真は、俳優/プロデューサー/ミュージシャンのJohnny Depp(ジョニー・デップ)演じるロサンゼルス市警察の刑事 Russell Poole(ラッセル・プール)が、1990年代のHIP HOPシーンを代表するラッパー/俳優の2PAC(2パック/1971-1996)とラッパー/ソングライターのThe Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G./1972-1997)が射殺されたアメリカ合衆国史上最も“悪名高い”未解決事件を追う姿。陰謀に隠された事件の真相を明らかにしようと奮闘する姿が印象的な場面写真になっている。また、併せて公開された海外版予告映像は、ノトーリアス・B.I.G.の楽曲「You’re Nobody (Til Somebody Kills You)」が流れる中、ラッセル・プールと、俳優/監督/プロデューサー/活動家のForest Whitaker(フォレスト・ウィテカー)演じるジャーナリストのDarius “Jack” Jackson(ダリウス・“ジャック”・ジャクソン)が事件の真相を探る様子が映し出される。ビギーことノトーリアス・B.I.G.を殺したのは誰か——行き着くところは1つ——ラッセル・プールの行く末が気になる予告映像となっている。

本作は、2018年、故・ノトーリアス・B.I.G.の46歳の誕生日である5月21日に映画『LAbyrinth』(原題『ラビリンス』)としてリリースされ、故・2PACの22周忌にあたる9月7日には映画『City of Lies』(原題『シティ・オブ・ライズ』)として公開されたが、その後、公開中止に。公開中止に至ったのには、本作がロサンゼルス市警察の汚職を題材にしていることで、ロサンゼルス市警察がジョニー・デップの法的な問題を利用してスケープゴート(悪者に仕立てあげて攻撃)し、本作の公開を抑圧しようとしていた可能性があることをアメリカ合衆国のメディアが報じた。他にも紆余曲折を経て、12月9日にイタリア共和国ミラノで開催された映画祭『Noir in Festival』(ノワール・イン・フェスティバル)で上映。2021年に配給権等の契約が成立し、世界的な公開が決定した。標的にされてしまったジョニー・デップは、公開まで時間が掛かったことについて「残念ながらいろいろな要素があったと思います。それにはロサンゼルス市警察とその広大な背景が関係するでしょう」と明かしており、事件から20年以上が経ったいまもなお、未解決事件の闇の深さを窺い知ることができる。また、本作については「勇気ある映画だ。みなさんがこの映画を見て、正義を求めてくれたらと思う」とコメントを寄せた。

 

本作は、2002年に作家/ジャーナリストのRandall Sullivan(ランドール・サリヴァン)が1990年代のHIP HOPシーンを代表する2PACとノトーリアス・B.I.G.が射殺されたアメリカ合衆国史上最も“悪名高い”未解決事件(実話)を綴った著書『LAbyrinth』(『ラビリンス』)を原作とするクライム・サスペンス作品。当時刑事として事件の捜査を担当し、その後警察職から引退して私立探偵として事件とロサンゼルス市警察の汚職の調査を続けた実在の人物 ラッセル・プールを演じたのはジョニー・デップ。事件を独自に調査していたジャーナリストのダリウス・“ジャック”・ジャクソンを演じたのはフォレスト・ウィテカー。この2人が共演するのは、1986年公開の映画『Platoon』(邦題『プラトーン』)以来約20数年ぶりとなった。本作の監督は、2011年公開の映画『The Lincoln Lawyer』(邦題『リーンカーン弁護士』)や2016年公開の映画『The Infiltrator』(邦題『潜入者』)の監督を務めた映画・ミュージックビデオ監督/プロデューサー/脚本家のBrad Furman(ブラッド・ファーマン)監督が務めた。

映画『City of Lies』(邦題『L.A.コールドケース』)は、2022年8月5日(金曜日)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋、ほか全国で順次公開される。

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INFORMATION

1997年3月。全米に衝撃を与えたノトーリアス・B.I.G.の暗殺事件が勃発。その担当刑事だった元・ロサンゼルス市警察署のラッセル・プール(ジョニー・デップ)は、事件から18年が経過した今も、未解決事件の真相を追い続けていた。ある日、彼のもとに事件の謎を独自に探っていた記者ジャック(フォレスト・ウィテカー)が訪れる。なぜラッセルが家族や友人に避けられるようになってまでこの事件に執着しているのか、そこから捜査が進まない原因を突き止めようとする。さらに、プールはノトーリアス・B.I.G.の事件に警察官たちの関与を疑い捜査を深めていく。そして、プールとジャクソンは手を組み複雑に絡む事件の真相に迫るが…
 
公開: 2022年8月5日(金曜日)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋、ほか全国順次公開
監督: Brad Furman(ブラッド・ファーマン)
脚本: Christian Contreras(クリスチャン・コントレラス)
原作: LAbyrinth by Randall Sullivan(『LAbyrinth』by ランドール・サリヴァン)
出演: Johnny Depp(ジョニー・デップ)、Forest Whitaker(フォレスト・ウィテカー)、Toby Huss(トビー・ハス)、Dayton Callie(デイトン・キャリー)、ほか
配給: キノフィルムズ

 

 

© 2018 Good Films Enterprises, LLC.

2PAC氏とThe Notorious B.I.G.氏が射殺されたアメリカ合衆国史上最も悪名高き未解決事件とロサンゼルス市警察の汚職を題材にした映画『City of Lies』の公開までには、記事にも書いたように主演を務めたJohnny Depp氏も標的になり、ロサンゼルス市警察による抑圧の可能性等、紆余曲折が。真の正義が正義ではなくなっている現実がある。Black Lives Matter運動のきっかけとなった事件やその後も続く事件も思い出してほしい。それと、みなさんが見ている或いは読んでいる事件のニュースも、ほとんどが真実を他所に一方的に発表されたプレスリリース(政府行政や企業がメディアに提供する広報・宣伝用の文書・資料)を元に報道されているプロパガンダであることも頭に入れておく必要と、メディア・リテラシーを身につける必要もある。Johnny Depp氏も言うように、本作は勇気ある映画。他人事や他所の国のことではなく、日本国でも1人ひとりがしっかり考えよう。新たな場面写真は、SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイの公式Twitterや公式Facebookページ、公式Instagramに掲載するので要チェック!

 
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