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映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』ベン・ウィショー“違いを認め合い、互いに思いやりと尊敬を持つ”—インタビュー映像

映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』でパディントンのキャラクターヴォイスを務めたベン・ウィショーさんのインタビュー映像が到着した!記事を読み進めよう!

 
Paddington in Peru|パディントン 消えた黄金郷の秘密
パディントンの故郷ペルー共和国に降り立ったパディントンとブラウン一家 © 2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. - KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved.
Paddington in Peru|パディントン 消えた黄金郷の秘密

映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』主人公 パディントンのキャラクターヴォイスを務めたベン・ウィショーさんのインタビュー映像 © 2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved.

 映画『Paddington in Peru』(邦題『パディントン 消えた黄金郷の秘密』)で主人公 パディントンのキャラクターヴォイスを務めた俳優 Ben Whishaw(ベン・ウィショー)のインタビュー映像が公開された。

 

 今回公開されたインタビュー映像は、本作を含む映画『Paddington』(『パディントン』)シリーズ3作すべてでパディントンのキャラクターヴォイスを務めたベン・ウィショーが、本作の台本の印象から、パディントンの声の演じ方、メッセージ性までを明かす約6分30秒に渡るインタビュー映像。再びパディントンの声を演じることになってプレッシャーを感じ、長く演じられることに誇りに思うというベン・ウィショーは、本作のパディントンについて「3作目の台本は、本当にすばらしいと感じたよ。前の2作は言うまでもなく大成功だった。だから考えてしまう・・・とても心配だったよ。3作目では、何が必要になるだろうって。失敗できないというプレッシャーもあった。変化を加えることで台無しにしたくなくて。それでもすごくよかったのは、これまでよりも冒険的な物語になった点だ。パディントンは、しっかりとした明確な目的を持っている。もちろん前の2作もそうだったけど、本作ではますますパディントンの身に危険が降りかかるんだ。とても興奮したし楽しかった、それに感動的だったね」と、台本を読んだときの安心感と必ず成功するだろうという確信を持ったようで、役作りについても繊細に考えていた様子。さらにパディントンの新たな一面を見ることができる本作では「彼が自分がクマであることに対し、新たな視点や考えを得る。イギリス人であることに対しても」と、感動的且つ大切なメッセージが込められているという。さらに、これまではパディントンがイギリス ロンドンのウィンザーガーデンのブラウン家で暮らしていたが、今回はブラウン一家がパディントンの故郷であるペルー共和国の未知のジャングルに入っていき、関係性が逆転することが本作の物語のカギとも言え「一人ひとりがそれぞれの問題に立ち向かう。冒険を通じて自分自身と向き合い、家庭内での役割を考えたり、詳しくは言えないけど危機にぶち当たるんだ。彼らがどんなふうに団結していくのか、そこが感動的だ」と語る。これまでのどの撮影現場よりも孤独を感じたというアフレコでは、「声だけでなく体を使って演技をしていくうちに、周りの人の姿が見えなくなる」とパディントンと一心同体になるような変わった役作りの工程の中で演技に集中すると不思議なことが起こると話し、「クマの動きを想像して、細かい体重移動を考える。注意を向ける方向なんかも」と、複雑な作業や段階を踏んで声を演じていることも明かした。誰にとっても魅力的でチャーミングなパディントンの魅力について「彼の世界に対する果てしない探究心だ。常に喜びを見つけ、物事を前向きに捉えて、人を信じる純粋な心を持つところが好きだね。それから失敗するところも親しみが持てる。いつもやり方を間違ってしまうんだ」と、完璧ではないからこその人間性(人柄)ならぬクマ性(クマ柄)を大絶賛。最後に、「観客の皆さんには、とにかく楽しんでほしい。きっと幸せな気持ちになれると思う。楽しみ、喜び、笑いにあふれた作品だからね。メッセージ性もある映画だ。パディントンは、クマであり、イギリス人であると自覚し、その中間にいることに気づく。そして、そのすばらしさにもね。ブラウン家は、そんな彼を受け入れて愛する。この作品が世界中に届くことを願っているよ」と締め括り、加えて「パディントンは、喜び、ポジティブさ(前向きさ)、優しさにあふれ、たとえ落ち込んだとしてもすぐに元気になる。このシリーズには、違いを認め合い、互いに思いやりと尊敬を持つ——人生の喜びと楽しみも——そんな精神が込められいて、とても価値のある作品だと思っている」と話したという。

 

 いよいよ今週末!パディントンが大切な家族を探す史上最大の大冒険へ——映画『Paddington in Peru』(邦題『パディントン 消えた黄金郷の秘密』)は、2025年5月9日(金曜日)より全国の映画館にて公開される。

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INFORMATION

《STORY》 パディントンは、「老グマホーム」で暮らすルーシーおばさんを訪ねにブラウン一家とペルーへ家族旅行に出るが、なんとおばさんは眼鏡と腕輪を残して失踪していた…。パディントンたちは、おばさんが残した地図を手掛かりにインカの黄金郷があるというジャングルの奥地へとルーシーおばさんを探す冒険の旅に出る!果たしてパディントンは無事におばさんと再会できるのか——!?そして、そこには、家族の絆が試されるパディントンの秘密が待っていた。

公開: 2025年5月9日(金曜日)より全国の映画館にて公開
監督: Dougal Wilson(ドゥーガル・ウィルソン)
脚本: Paul King(ポール・キング)、Mark Burton(マーク・バートン)、Simon Farnaby(サイモン・ファーナビー)
原作: Paddington Bear by Michael Bond(マイケル・ボンド著『くまのパディントン』)
出演: Ben Whishaw(ベン・ウィショー)、Hugh Bonneville(ヒュー・ボネヴィル)、Emily Mortimer(エミリー・モーテンマー)、Julie Walters(ジュリー・ウォルターズ)、Jim Broadbent(ジム・ブロードベント)、Antonio Banderas(アントニオ・バンデラス)、Olivia Colman(オリヴィア・コールマン)、ほか
吹替: 松坂桃李、古田新太、三戸なつめ、吉田羊、山路和弘、大平あひる、ほか
配給: キノフィルムズ

 

 

© 2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved.

映画『Paddington』シリーズ3作すべてでパディントンのキャラクターヴォイスを務めたBen Whishawさんが、今週末より日本全国の映画館にて公開される映画『Paddington in Peru』の台本の印象から、パディントンの声の演じ方、本作のメッセージ性までを明かすインタビュー映像が到着!Ben Whishawさんのお話を聞いていると、本作がパディントンのルーツ=“アイデンティティー”を探究し、成長する大冒険であることがわかる。ペルー共和国出身のクマであり、ブラウン家の1人でイギリス人でもあるという自身の“アイデンティティー”を自覚し、さらに失敗や間違いもある完璧じゃないからこその魅力があるクマ性(クマ柄)のパディントン——喜び、ポジティブさ(前向きさ)、優しさにあふれ、たとえ落ち込んだとしてもすぐに元気になる。パディントンのクマ性(クマ柄)は、いまの日本人、特に若者たちに欠けているもの。昨年2024年に日本財団が日本国、アメリカ合衆国、イギリス、中華人民共和国、大韓民国、インド各国17歳から19歳の1,000人の若者を対象に行った国際調査によると、「自分の行動で社会を変えることができる」と答えた日本国の若者が他国と比べて圧倒的に少なく、6カ国中最下位で、「日本国の未来が良くなる」と信じる若者がわずか15%にとどまり、日本国の若者の自己肯定感や自己効力感が低いという調査結果(※日本財団18歳意識調査 第62回テーマ「国や社会に対する意識(6カ国調査)」調べ)があるほか、最近では日本人は、アメリカ人や中国人と比較して他者の足を引っ張る言動が多いという研究結果(大阪大学社会経済研究所を中心とした研究グループによる調べ)があり、日本人の意地と性格の悪さが経済低迷の理由の1つであることも発表された。“自己中”を超えた“自分至上主義”が蔓延り、意地と性格の悪さから人間関係のもつれ、悪化、組織崩壊などが色々なところで見られる。また、公権力や私たちメディア、一部親の世代のせいで、自己肯定感や自己効力感、自信を持つことができない若者たちもいる。国家間でも、コミュニティの中でも、個人間でも、分断が起きているいま。わざわざ国家権力で個人間を分断させ、片方に憎悪を抱かせ、争わせ、実績や利益を得ようとする者(公権力)もいる。そんな時代に、自己のアイデンティティーを自覚した上で自己肯定感や自己効力感、自信を持ち、他者との違いを受け入れ、互いに認め合い、愛し合い、優しさ(思いやり)と尊敬を持つというパディントンのキャラクター性と本作の物語が、より映える。日本中の人々に観ていただき、メッセージを感じていただきたい作品の1つ。2日後の今週末、いよいよ大冒険へ!パディントン旋風、吹き荒れろ!

 
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