水上恒司“人の痛みや弱さを大事に作り上げた”—映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』完成披露試写会に豪華俳優陣登場
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の完成披露試写会が開催され、グリーンカーペットに豪華俳優陣が登場した!どのようなイベントになったの!?記事を読み進めよう!


水上恒司さんを中心にキャスト同士が終始仲の良さを見せ、笑いに包まれる ©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会 ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の完成披露試写会が、昨日2025年11月26日(水曜日)に東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催され、グリーンカーペットに俳優の水上恒司、俳優の木戸大聖、俳優の八木莉可子、俳優の綱啓永、俳優の中沢元紀、俳優/シンガーの山下幸輝、俳優の濱尾ノリタカ、俳優の上杉柊平、映画監督の萩原健太郎監督が登場した。
本作が12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開されるのに先駆け、本作を初お披露目する完成披露試写会が開催され、ダンス&ボーカルグループ BE:FIRSTが歌う主題歌「Stay Strong」が流れる中、本作に登場する防風鈴のカラーであるグリーンカーペットに、主人公 桜遥を演じる水上恒司、楡井秋彦を演じる木戸大聖、橘ことはを演じる八木莉可子、蘇枋隼飛を演じる綱啓永、柊登馬を演じる中沢元紀、兎耳山丁子を演じる山下幸輝、十亀条を演じる濱尾ノリタカ、梅宮一を演じる上杉柊平、本作の監督を務めた萩原健太郎が登場すると、会場となったユナイテッド・シネマ アクアシティお台場のフロアに黄色い歓声が上がり、熱気に包まれた。水上恒司が「今日はレッドカーペットではなく、グリーンカーペットという、CGしやすそうだなって思います」と観客の笑いを誘い、イベントがスタート。次々と俳優陣が順調に挨拶をする中、濱尾ノリタカが挨拶を噛むと、水上恒司が「今日、誕生日だから——浮かれていま噛んじゃって・・・(笑)」と濱尾ノリタカの誕生日であることを明かし、会場からも濱尾ノリタカを祝う声が!濱尾ノリタカは「いいやつだな!祝ってくれるのね!彼、厳しいので・・・水上くんに怒られないようにしっかりやりつつ、今日は映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』がより一層盛り上がるように、皆さんが良い気持ちになれるようなイベントになったら良いなと思います」と力強く意気込みも語り、仲の良い微笑ましいやり取りに会場が和んだ。いまの心境を聞かれた水上恒司は「非常に嬉しいというか、緊張、ワクワク、ドキドキもあります。令和ならではのヤンキー映画として作るにあたって、観るに値する作品にするために、スタッフ、キャスト一同色んな議論をし、考えながら、丁寧に作り上げた作品が、これからどのような反応があるのか、ワクワクしつつも緊張があるというのが率直な気持ちです」と語り、木戸大聖は「僕らも時間をかけて撮影をし、その後もスタッフのみなさんが時間をかけて色々なディスカッションをしながら編集をしてくださり、みなさんの前に形となって上映できるというのが、すごく嬉しい瞬間だなと改めて思いました」と完成披露の喜びを噛み締め、八木莉可子は「本も読ませていただいて、アニメも観させていただいて、原作の大ファンになってしまって、原作にリスペクトをしつつ映画版で違った角度から『WIND BREAKER』の新たな良さをみなさんに観ていただけたら嬉しいと思います」とさまざまな角度から楽しむことができる作品だと語り、萩原健太郎監督は「原作がたくさんの方に愛されているものなので、原作ファンの方にどのように受け取ってもらえるかがすごく楽しみです」と原作ファンの反応にも期待している様子。自身が演じた役について、綱啓永は「アクションが1つの魅力なのかなと思っているんですけど、ただの殺陣にならないように、しっかり拳一つひとつに——僕の場合は拳というよりは手の平のアクションなのですが、一つひとつに感情、気持ちをのせられるように意識しました」とアクションにも感情をのせることに重点を置いたことを明かし、中沢元紀は「武闘派なので、一発一発が重く感じられるように意識しながらやりましたし、3年生なので1年生をまとめる立場としても意識して演じました」と意識した点を語り、上杉柊平「一歩外から見ていなきゃいけない、彼らをどのように導いてあげられるかとか、色々な答えがある中で何個かの答えを提案してあげられる立ち位置だったので、プライベートの面も含めてどのような距離感で接していくかというのも意識していました」と撮影中とプライベートでも意識していたと語るも、萩原健太郎監督がみんな仲良くしていたことを明かし、水上恒司は「上杉さんと別の作品でご一緒したとき、アクションの練習をするときに、右足の次は何を出すんだっけ?と、手を全然覚えられない方だったんですよ。その方が、本当に梅宮をできるのかなというのは心配していました」と仕事でもプライベートでも上杉柊平をいじり倒していている仲の良さを見せた。山下幸輝は「原作を読んだときに笑っているんだけど、目が笑っていないというのが第一印象で、それは絶対に見せたいと意識しましたし、大人になりきれない未成年の悩みみたいなものを感じつつお芝居をしました」と原作で感じたことを意識したと語り、濱尾ノリタカは「最初から監督ともお話してNo.2の苦悩みたいなものを大事にしようというお話しはさせていただいていたので、上下の関係値にあって一番苦しい役どころだったのでないかなと思います。すごく丁寧に描いてもらっていたので、感情の機微をみなさんにお伝えできるようにということを大事にしました」と表面には見えにくい内面や感情に重きを置いたと話し、作中では対立し、激闘する役の水上恒司とはプライベートで何度も食事に行くという仲の良さを明かした。さらに下駄を履いたままアクションしたことについても「水上くんが最初のアクション練習のときからサポートしてくれました。彼がアクション練習のときに、思いっきり当てるつもりでいいから来い!みたいなことを言ってくれて、気が楽になったと思ったら、水上くんが腹に当ててきてめちゃくちゃ痛かったです」と明かすと、水上恒司が「当てたら当てやすいんじゃないかなという・・・」と、撮影中の様子からも仲の良さが伝わってくるが、イベント中も終始仲の良さを見せて笑いに包まれ、先輩後輩や年齢などを超えた関係性を垣間見せた。
最後に、水上恒司が「人の痛みや弱さというものを大事に作り上げたアクション映画になっています。爽やかなアクションシーンもたくさんあります。何かこれが伝わってほしいというのは、僕らからは特にありません。観ていただいて感じるままに、気楽に観ていただけたら嬉しいです」と、これから鑑賞する観客へのメッセージで締め括った。
ずっとひとりで生きてきた男が出会った初めての仲間と共に、人も、街も、想いも、全てを守り抜く——映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』は、2025年12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開される。
《STORY》 ずっとひとりで生きてきた男が出会った初めての仲間たち——人も、街も、想いも、全てを守り抜く。ケンカだけが取り柄の孤独な高校生・桜遥は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため、街の外からやってきた。そこで桜は、風鈴高校の生徒たちが〈防風鈴=ウィンドブレイカー〉と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていたことを知る。桜は戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、楡井秋彦、蘇枋隼飛、杉下京太郎ら仲間と共に街を守るための闘いに身を投じていく。そんな中、越えてはいけない一線を越えたことをきっかけに、力の絶対信仰を掲げ、最凶集団〈獅子頭連〉が、防風鈴を新たな標的として動き出していた…!「俺はひとりでてっぺんをとる」と言い放ち、周囲と衝突してばかりの桜だったが、ある時街に乗り込んできた獅子頭連に楡井を傷つけられてしまい…
公開: 2025年12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開
監督: 萩原健太郎
脚本: 政池洋佑
原作: にいさとる『WIND BREAKER』(講談社『マガジンポケット』連載)
出演: 水上恒司、木戸大聖、八木莉可子、綱啓永、JUNON(BE:FIRST)、中沢元紀、曽田陵介、萩原護、髙橋里恩、山下幸輝(WILD BLUE)、濱尾ノリタカ、上杉柊平、ほか
配給: ワーナー・ブラザース映画
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』が来週12月5日(金曜日)より全国の映画館にて公開されるのに先駆け、完成披露試写会が開催され、本作に登場する防風鈴のカラーに合わせ、レッドカーペットならぬグリーンカーペットイベントにキャスト俳優陣が登場!水上恒司さんを中心に、キャスト同士の仲の良さを終始垣間見ることができ、会場はほっこり!水上恒司さんの人柄の良さとユーモア、ドSっぷりがみんなを笑顔にする。演技にも磨きがかかり、ひととしても俳優としても輝きを増す水上恒司さん、そしてこれからさらにまだまだ飛躍する木戸大聖さん、八木莉可子さん、綱啓永さん、JUNONさん(BE:FIRST)、中沢元紀さん、山下幸輝さん、濱尾ノリタカさん、上杉柊平さんら俳優陣が集結した本作は必見である。11月26日が濱尾ノリタカさんの誕生日ということも水上恒司さんから明かされ、会場からもお祝いの声が!実は、筆者、濱尾ノリタカさんがまだ芸能界に入る前の学生時代にお会いしてお話ししており、「俳優になりたい」と明かしてくれた。既に所属事務所の当てはあり、ある程度の覚悟もあったので、彼なら必ず活躍するだろうと確信していたが、あっという間に活躍し、素晴らしい俳優に。当時から凛々しい眉毛が印象的で、あのまんまで裏表もなく、頭も良い、体育会系の中で育った真っ直ぐな性格と誰からも愛され、可愛がられる人懐っこい性格で、本当に素晴らしいひと。作らず、飾らず、俳優になったからと言って偉そぶらず、ちゃんと成長はしているけど当時の人柄のままで安堵。良い事務所に所属でき、良い仕事や役、スタッフさん、先輩、仲間に恵まれ、飛躍している様子をそっと影から見てきたが、濱尾ノリタカさんが出演する作品を取材する日が来るとは思いもしなかった。ノリタカ、誕生日おめでとう!これからもずっと応援しているぞ!大変なこともあると思うけど、すべてを楽しんで!



