映画『アイス・ロード』主演リーアム・ニーソンのインタビュー映像が公開—タイタニック号の犠牲者を思わずにはいられなかった
映画『アイス・ロード』主演リーアム・ニーソン氏のインタビュー映像が公開された!どのようなことが語られている映像になっているの!?記事を読み進めよう!
映画『The Ice Road』(邦題『アイス・ロード』)主演を務める俳優のLiam Neeson(リーアム・ニーソン)のインタビュー映像が公開された。
今回公開されたインタビュー映像は、映画『アイス・ロード』の主人公Mike McCann(マイク・マッキャン)を演じるリーアム・ニーソンが本作を語る。
リーアム・ニーソンは、本作の舞台について「撮影現場であるカナダに行くと、アイスロードがある。湖の表面が凍って150cmから2mの氷の層ができる。その氷の上をトラックや車が走ることができ、そこが何十kmにも及ぶ氷の幹線道路になるんだよ。この氷の上でアクションが繰り広げられる」と説明し、「劇中では、春が近づいていて氷が溶け始めているんだ。氷は2mの厚みはなく1mあるかないかという状態になっている。つまりとても危険だ。4人でダイヤモンド鉱山にトラックを走らせて、鉱山の爆発で閉じ込められた人を救出する。救出作業に必要な装置は飛行機で届けることができない。だが急速に溶け始めてるアイスロードを使えば装置を届けられる。それがドラマを生み、見どころになっている」と、危険でスリルな展開の中に人間ドラマがあることを示唆する。
さらに極寒の水中で経験した命懸けの撮影について「弟を演じているマーカス・トーマスと2人で氷の割れ目から水の中に落ちてしまうシーンがある。トラックが1台氷の下に沈む。だから冷たい水の中に入ったんだ。ドライスーツは着てる。僕とマーカスは、2人で水の中に潜って10~12秒息をとめて水面に上がったんだ。水中に潜っている間、どうしてもタイタニック号の犠牲者を思わずにはいられなかった。違うことを考えればいいのに頭から離れなかった」と撮影中に自身の状況とタイタニック号の事故や犠牲者を重ねて思いを馳せ、「冷たい水に落ちたらどうする?専門家が言うには60秒で息を整えなければ死んでしまう。撮影所で毎日専門家に注意されていた。もし落ちたら60秒以内に息を整えろとね。最初聞いた時はどうしようと不安になった。僕はただの俳優だ。こんなふうに死ぬなんてイヤだ。とにかく本当におそろしく寒かったよ」と、不安と死を思わせるほどの過酷な撮影だったことを明かした。
そして、最後に「本物の氷の固まりが浮いていた。キャンディでできた氷じゃないよ。おかげで迫力が増しリアルな映像になった。観客もスリルやハラハラを味わってくれると思うよ」と、リアルを重視した撮影だったからこそ観客にスリルな体験を味わってもらえると自信を覗かせている。
生きる希望を届けるために大自然と陰謀に立ち向かう—映画『The Ice Road』(邦題『アイス・ロード』)は、2021年11月12日(金曜日)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。
爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員。救出装置を運ぶため、4人のトラックドライバーが集められる。30tの巨大トラック3台が走る最短ルートは、氷の道〈アイス・ロード〉。スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈む。地下の酸素が尽きるタイムリミットは30時間。4人はドライブテクニックと強いハートで、名誉と報酬を手にするはずだった。ところが、事故には危険な陰謀が隠されていた──。
公開: 2021年11月12日(金曜日)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
監督: Jonathan Hensleigh(ジョナサン・ヘンズリー)
脚本: Jonathan Hensleigh(ジョナサン・ヘンズリー)
出演: Liam Neeson(リーアム・ニーソン)、Laurence Fishburne(ローレンス・フィッシュバーン)、Marcus Thomas(マーカス・トーマス)、Amber Midthunder(アンバー・ミッドサンダー)、Benjamin Walker(ベンジャミン・ウォーカー)、ほか
提供: ギャガ、イオンエンターテイメント
配給: ギャガ
静かに語り始めるLiam Neeson氏のインタビュー映像は、彼の存在はもちろん、言葉にも重みがあり、絵になる。インタビュー映像も1つの映画作品のようだ。過酷な撮影中にタイタニック号の事故や犠牲者を重ね思いを馳せていることや「僕は“ただ”の俳優だ」の言葉からもLiam Neeson氏の人柄が感じられる。映画『アイス・ロード』は、今週末11月12日(金曜日)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!