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しあわせは身近にあることを教えてくれるスヌーピーの存在—スヌーピーミュージアム「ザ・スヌーピー展」で知る本当のしあわせ

コミック『PEANUTS』誕生75周年記念「ザ・スヌーピー展 世界のともだちになった犬。」が、スヌーピーミュージアムにて開催されている!どのような展覧会になっているの!?記事を読み進めよう!

 
『PEANUTS』原画 1990年7月18日
『PEANUTS』原画 1990年7月18日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

 コミック『PEANUTS』誕生75周年記念「ザ・スヌーピー展 世界のともだちになった犬。」では、原点回帰し、改めて“PEANUTS GANG”の1匹、宇宙で一番有名なビーグル犬 スヌーピーにフォーカスを当て、〈Newspapers|新聞〉〈Pure Dog Snoopy|ぼくはただの犬〉〈Snoopy Can Be Anyone|なんにでもなれる〉〈Sleepy Snoopy|どこでも眠いんだ〉〈How Do You Feel?|どんな気持ち?〉〈Snoopy and Charlie Brown|ともだちは丸頭〉で構成。緩やかに時代に沿って展示されている原画やドローイング、スケッチ、当時の新聞デイリーズ版とサンデー版に掲載されたコミックストリップなどを通して、これまで出会ったことがないスヌーピー、これまで見たことがない表情のスヌーピーと、“スヌーピーとは?”を知ることができる。

Newspapers|新聞

Snoopy Museum Tokyo|スヌーピーミュージアム

1952年当時の新聞デイリーズ版に掲載された『PEANUTS』モノクロのコミックストリップのスクラップ(切り抜き)© 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

Snoopy Museum Tokyo|スヌーピーミュージアム

1971年当時の新聞デイリーズ版に掲載された『PEANUTS』モノクロのコミックストリップのスクラップ(切り抜き) © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

 コミックストリップ『PEANUTS』の新聞連載がスタートした1950年頃、新聞とコミックストリップ=新聞連載漫画は、アメリカ合衆国の大衆には欠かせない娯楽、文化になっていた。本展では、1952年当時と1971年当時の新聞デイリーズ版に掲載された『PEANUTS』のモノクロのコミックストリップのスクラップ(切り抜き)が展示されているほか、日曜日に家族団欒でゆっくり読むことのできるコマ数が多いサンデー版カラーのコミックストリップも展示されている。デイリーズ版のコミックストリップは、スクラップしてスクラップ帳に貼るなどコレクションし、後でゆっくり読む読者やファンも現れた。本展の壁面には、拡大されたコミックストリップのスクラップがあちらこちらに紙製テープで無造作風に貼られており、スクラップ帳や、部屋の壁、ボードに貼られている感じで、その雰囲気も良い感じ!“え!拡大されたコミックストリップ(ポスター)は販売さていないの!?”と思ってしまうほど。当時の新聞と同じ用紙に印刷された拡大ポスターだと、ファンも喜びそう。グッズ化されないかな・・・??

草刈大介さんによる解説

展示ケースの中に展示されているのは、1952年と1971年に実際に新聞のデイリーズ版に掲載されたコミックストリップを展示して比較しています。アメリカの新聞は、日本の新聞と違い、コミックストリップがまとめて掲載されているページがあります。新聞の形で残っていることはほとんどなく、『PEANUTS』の部分だけをスクラップしている人がeBayなどで売りに出しており、そのスクラップを買い集めているコレクターがいます。このコレクションは、日本のコレクターからお借りしたものです。本展では、新聞連載漫画である『PEANUTS』からスヌーピーが始まったということを紹介しています。カラーで印刷されたサンデー版の新聞も紹介しています。

Pure Dog Snoopy|ぼくはただの犬

『PEANUTS』原画 1952年8月13日

『PEANUTS』原画 1952年8月13日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

『PEANUTS』原画 1953年9月9日

『PEANUTS』原画 1953年9月9日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

 1950年10月2日にアメリカ合衆国の新聞7紙で連載がスタートしたコミックストリップ『PEANUTS』——チャーリー・ブラウンの飼い犬であるビーグル犬 スヌーピーが登場したのは、3日後の10月4日——首輪に1本の花をさした姿で歩いて登場。当初は、ワンワン吠え、フンフン嗅ぎまわり、噛みつき、走り回ったり、穴を掘ったり、子どもたち=“PEANUTS GANG”と遊んだりと、犬らしく動き、犬らしく振る舞う四足歩行の愛くるしい子犬だったが、チャールズ M. シュルツによる線や角の描写も緩やかになり、ユーモア溢れるエピソードのストーリー性、個性豊かな登場人物のキャラクター性とその設定にも独創性が増して安定すると同時に、スヌーピーも日を追うごとに成長、キャラクター性も増し、個性と、さまざまな表情や感情を豊かにあらわにする姿が、“PEANUTS GANG”と過ごす日々の中で描かれる。

 

『PEANUTS』原画 1954年4月30日・『PEANUTS』原画 1954年4月14日

左)『PEANUTS』原画 1954年4月30日・右)『PEANUTS』原画 1954年4月14日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

アシュリー・レクライトさんによる解説

チャールズ M. シュルツさんは、子どもの頃から犬を飼っており、スヌーキーとスパイクという2匹の犬を飼っていました。どちらかと言うと、スパイクの方がスヌーピーに似ています。また、1990年頃には、アンディという犬を飼い、1990年代のコミックストリップのストーリーラインに大きな影響を与えました。

草刈大介さんによる解説

常設展では、チャールズ M. シュルツさんの歴史や歩んできた軌跡を紹介するコーナーがあり、アシュリー・レクライトさんが言っているスパイクやアンディの写真も展示していますので、ぜひ見てください。こちらのセクションでは、チャールズ M. シュルツさんによるキャラクターの描き方、ストーリーラインにも変化があると同時に、四足歩行の犬だったスヌーピーが人間のような傾向や、さまざまな想像上の人格を発展させました。例えば、ヘリコプターのふりをしたり、さまざまなことをして成長し、感情面においてもより幅広いエモーションを感じるようになっていくのを紹介しています。

『PEANUTS』原画 1954年7月2日

『PEANUTS』原画 1954年7月2日 © 2025 Peanuts Worldwide LLC ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi


 

©︎ 2025 Peanuts Worldwide LLC
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コミック『PEANUTS』誕生75周年記念「ザ・スヌーピー展 世界のともだちになった犬。」が、スヌーピーミュージアムにて開催され、連日多くの人で賑わっている!アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス生まれ、セントポール育ちのCharles M. Schulzさんの育ち、家族、人柄、技巧、軌跡と、結婚後の移住先カリフォルニア州ソノマ郡セバストポルとサンタローザの穏やかな風土が生み出したコミックストリップ『PEANUTS』。本展では、日本国でも大人気を博す『PEANUTS』に登場する“PEANUTS GANG”の1匹、宇宙で一番有名なビーグル犬のスヌーピーにフォーカスを当て、原点回帰。“スヌーピー”とは?を知ることが、何であるのかにたどり着く。気がつけば、筆者もこのリポートを執筆、編集しながら、10年以上前に亡くしたヨークシャーテリアのおんなの子を思いながら取り組んでいた。Yes/No、好き嫌い、面倒臭い、おやつもそれじゃない、お留守番させると地雷を仕掛けてくる(うんちを部屋のあちらこちらにお漏らし)・・・と、意思がはっきりしていて、個性も表情も感情も豊か。彼女といると本当にしあわせで、幸運を呼ぶ犬だった。またいつか会えたらいいなぁなんて・・・。それはさておき、善だの悪だの、右だの左だの、敵だの味方だの、勝っただの負けただの、数字が多いだの少ないだの、有名だの無名だの、金持ちだの貧乏だのと、誰かが一方的に作り出した印象や情報、価値観に翻弄され、いつの間にか必要のない高いプライドを持ち、勝手に他者を蔑み、レッテルを貼り、差別的や排他的になり、なにかと勝ることや比べたがる自己中心的を超えた“自分至上主義”の人が増えた。それは、政治や警察をはじめとする公権力、私たちマスコミ・報道機関のせいであり、企業ビジネスやソーシャルメディアのあり方と仕組みのせいであり、あまりにも便利になりすぎたせいかもしれない。権力や企業、ブランドが消費者・利用者のお金や時間、労力、才能、個人情報、プライバシーを窃取する仕組みが、争いや分断、過剰な競争、依存、制裁、押し付けの価値観を生み出し、“クソダサい”この風潮や傾向に人々が惑わされ、傾き、他者だけなく、自分自身をも苦しめ、しあわせから遠のいている。しあわせの形や価値観はさまざまだが、誰かや何かに勝ることも比べる必要もない。あなたはあなた、あなたがこの世に生まれてきてくれただけでしあわせ、誰もがしあわせになるために生まれてきた——そんなこともスヌーピーや“PEANUTS GANG”、『PEANUTS』は感じさせてくれる。わずか数秒で読むことができるが、その数万倍もの想像力を掻き立たせてくれる『PEANUTS』は、私たちの身近にこそしあわせや喜びがあることを教えてくれる——「ともだち」「知ること」「理解すること」「思うこと」「寛容でいること」「愛すること」「信じること」「側にいること」「分け与える、シェア(共有)すること」「想像すること」「夢見ること」「正直でいること」「笑うこと」「期待しないこと」「食べること」「寝ること」——そして「『PEANUTS』を読む、見ること」——ほら、ささやかだけど、しあわせや喜びは身近にあるでしょ!?もちろん一時的な特別な何かも大切だけど、身近にあるささやかなしあわせや喜びこそ、普遍的で一番大切なもの。そこにあるのは、Charles M. Schulzさんが描くユーモアと、子どもたち、犬、鳥の永遠の友情。“PEANUTS GANG”同士だけでなく、あなたとの友情も存在する。本展で、原画やドローイング、スケッチ、コミックストリップで『PEANUTS』を読む、見るという貴重な体験を通して“クスッ”と笑うことができたのなら、それはもうしあわせと喜び、友情の証。あるようでない権力を暴力的に振りかざす者たち(警察をはじめとする公権力)によって混沌殺伐とする世界、権力や企業、ブランドがあなたのお金や時間、労力、才能、個人情報、プライバシーを搾取する世界・・・そんな中で、こころが折れそうなとき、荒みそうなとき、挫けそうなとき、落ち込みそうなとき、逃げたくなるとき、この世から消え去りたいと思ったとき、元気になりたいとき・・・『PEANUTS』に触れるといい。ライナスのSecurity Blanket(安心毛布)のように、こころの拠りどころになる。自分自身にも優しくなれるし、自分以外の他者や生きものにも優しくなれる。“HAPPINESS IS A WARM PUPPY..(しあわせは、あったかい子犬..)”——スヌーピーをギュッと抱きしめるように、スヌーピーミュージアムと『PEANUTS』を通して、本当のしあわせを知り、そのしあわせを全身で感じてほしい。後ね、スヌーピーが教えてくれるしあわせの中には、「想像すること」「夢見ること」=「Snoopy Can Be Anyone(スヌーピーはなににだってなれる)」があるんだけど、スヌーピーが変身し、ほかの動物(のふり)やサングラスをかけた学生 ジョー・クール、撃墜王 フライング・エース、宇宙飛行士、小説王、弁護士、外科医、精神分析医(ルーシー)の代理、海賊、サンタクロース、野球選手、アイスホッケープレーヤー、テニスプレーヤー、ゴルファー、フランス外国人部隊の将校、世界第二次世界大戦の勇士...になったように、あなたも何にだってなれるし、何だってできるんだから!「ぼくは、◯◯◯」「わたしは、◯◯◯」と宣言、名乗ったそのときから、◯◯◯になる。目まぐるしく変わる世界、社会情勢の中で大変な日々だと思うけど、知性と感性、想像力を身につけ、夢、希望、愛、ユーモアを持って、陽気に(ポジティブに)あなたの人生を生かされ生きてください。きっと、しあわせになるから。私たちは、あなたのしあわせを心から願っています。『PEANUTS』誕生75周年、おめでとうございます!スヌーピーミュージアムは、今年開館10周年へ——。

 
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