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TODAY'S HUMAN ≫ GO(LGBTQIA+活動家)——みんな一人ひとりが1人を尊重する社会にしていきたい

ヒトにフォーカスし、ヒトの“いま”を伝え、ひとと人の間・思いを繋ぐグラフプロジェクトです。路上などで撮影した人物のストリートポートレートやインタビューをご紹介します。

 
GO|ごう
LGBTQIA+活動家のGOさん ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

 

TODAY’S HUMAN Vol.3

今回は、会社の先輩や素敵な人たちと出会ったことがきっかけとなって自身のセクシャリティをオープンにし、LGBTQIA+の人々への理解・支援の輪を広げようと公私に渡って活動をしているLGBTQIA+活動家のGOさんにフォーカスします。

 

 

——⽇本国でも社会的・教育的にも多様性や包括性が重要視されるようになったことで、以前と比べると、LGBTQIA+のみなさんへの理解や⽀援の輪が広がってきましたが、いまだ差別や偏⾒、攻撃などがあります。いまの現状についてどう思いますか?また、LGBTQIA+のみなさんに対してだけでなく、さまざまな差別や偏⾒、攻撃がありますが、それらをなくすために、いま何が必要だと思いますか?

いま必要なのは、リアルなコミュニケーションと対話——

現状は、LGBTQIA+に関する社会的な認知度が上がったり、理解が深まったりしていることを、この数年でとても感じています。それに合わせてLGBTQIA+であることをオープンにして生きる人も年々増えているように感じています。これはLGBTQIA+の人が増えたのではなく、オープンにできる環境になり、社会やLGBTQIA+を取り巻く環境が少しずつ変化している証です。ただ、一方で、同性婚の議論がなかなか進まなかったり、LGBT理解増進法の内容が表面的であったりと、進むどころか後退しているように感じるときがあります。また、LGBTQIA+に対してもさまざまな差別や偏見、攻撃がありますが、何があっても人を傷つけたり、手を挙げたりすることは許されません。まずは個々が内に持っている偏見を知り、色々な人と対話し、相手を知った上で歩み寄ることが大切だと思います。文明の発達によって色々な人と知り合える時代なのに、リアルなコミュニケーションと対話は減っています。いま必要なのは、リアルなコミュニケーションと対話だと思いますね。LGBTQIA+に関しても国が変わらなくても、私が私であることに変わりはないので、声を上げ続けたい——私がいままでたくさんの方に助けていただいた分、今度は私が手を差し出したい、そう思っています。私がいまLGBTQIA+に関する活動を軸にしているのは、私が感じ、思う、生きにくさをリアルに伝えられるからです——根本的な原因は、誰かと共通していることがあると思うので、誰かにとって何かのきっかけになれば——。性別、性的指向、性自認、人種、国籍、宗教、障がいを超えて、どんな人も生きやすい社会になれば——どんな人でも生きにくさはある——でもその生きにくさを少しでも生きやすくするために、一人ひとりが手を取り合って、助け合っていくことができれば素敵だと思いませんか!?そして、いつかLGBTQIA+等のカテゴリーがなくなるように、みんな一人ひとりが1人を尊重する社会にしていきたいです。

 



NAME|名前
GO
ごう
 
BIRTH PLACE|出身
Chiba, Japan
日本国・千葉県
 
WORK|職業
Consultant / LGBTQIA+ Activist
コンサルタント / LGBTQIA+活動家
 
DREAM|夢
海と山がある場所で、誰もが“らしく”いられる、エネルギーチャージができる場所づくり
 
MESSAGE|メッセージ
どんなあなたでも、誰かに強要される必要なく、あなたがあなたらしくいれば、それで最高!私は、人生を間違えたのかもって思うこともたくさんあったけど、いまはそんな人生だから出会えた人、経験があって幸せです。
 
Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
Camera: Leica M10-R

 

©︎ 2023 TODAY’S HUMAN and Wingedicate

新卒で入社した会社がLGBTQIA+フレンドリーな会社だったことや、その会社でレスビアンの先輩と出会ったことがきっかけとなり、Tokyo Rainbow PrideやNPOの活動に関わったことで、LGBTQIA+の人々への理解・支援の輪を広げる活動を始めたGOさん。それまでは“結婚して社会人として一人前、それが信用される”という考えがあったので(いつの間にかそれが当たり前だと思っていたので)、自身がゲイであることをカミングアウトすることはありえないと思っていたそうだ。しかし、良き会社・環境や先輩、同じ境遇のLGBTQIA+の人たちとの出会いによって180度考えが変わる——自分らしくいてもいい、そして自分らしくいることができる環境に満足するのではなく、その環境を広げていきたいと思うようになり、いまは自身のセクシャリティを隠すことなくオープンにして会社でも働き、公私で自身のためにも同じLGBTQIA+の人たちのためにも(支援)活動をしている。筆者がGOさんと出会ったのは15年以上も前だが、いまGOさんがポジティブに生き生きと仕事と活動をしている姿は、友人としても誇らしく嬉しい。当事者として声を上げ、活動をするというのはとても勇気のいることであり、その勇気と活動も讃えたい。そして、GOさんのお母様や周りの友人のみなさんがGOさんを理解し、支えていらっしゃる様子も素敵である。日本国は、いつからLGBTQIA+の人たちへの誹謗中傷や差別・区別、偏見、攻撃などが目に見える形で増えたのか——わかっているだけでも〜戦国時代〜江戸時代は、征夷大将軍、名だたる武将、民衆の性的指向・性自認も多様性に溢れていたとの文献・記述も残っているが、その真実や文献・記述を“不都合な真実”として葬った当局や人がいたり、明治〜昭和、敗戦後GHQによる政策やコントロールで変わったりしたようだ。本来の日本人としての“精神”“心”があれば、同じ“ヒト”としての基本を尊重し、LGBTQIA+の人たちに対してだけでなく、どんな人に対しても誹謗中傷や差別・区別、偏見、攻撃もしないし、国としても多様性、包括性、公平性に溢れた国となる。GOさん、これからも応援します!

 
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