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セサミストリート 50周年記念イベント『Sesame Street Education Summit in Osaka』
©︎ 2019 Sesame Workshop. All rights reserved. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

セサミストリートの50周年記念イベントがユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催—エルモやクッキーモンスターも登場

セサミストリート 50周年記念イベント『Sesame Street Education Summit in Osaka』

©︎ 2019 Sesame Workshop. All rights reserved. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

世界150以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』(『セサミストリート』)の50周年記念イベント『Sesame Street Education Summit in Osaka』(セサミストリートエデュケーションサミット・イン・大阪)が、昨日2019年11月10日(日曜日)に大阪・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催された。

 

アメリカ合衆国の501(c)(3)(非営利組織)Sesame Workshop(セサミワークショップ)が手掛ける子ども向け教育テレビ番組『セサミストリート』は、1969年11月10日の放送開始から今年2019年で50周年を迎え、アニバーサリーイヤーとしてアメリカ合衆国を中心に世界中で様々な関連行事が行われている。1971年からNHKで放送がスタートしたここ日本国では、放送終了後も「多様性とインクルージョン」をテーマに教育分野や医療分野などで様々な取り組みが継続されており、50周年記念関連行事の一環として、はじめて番組が放送された11月10日に合わせてセサミストリート50周年記念イベント『Sesame Street Education Summit in Osaka』が開催され、特別に招待された関係者やプロサッカー選手の大崎玲央(ヴィッセル神戸)、政府関係者、NPO関係者など約100人が出席。アメリカ合衆国から来日したセサミワークショップ ヴァイスプレジデント/日本国代表/エグゼクティブプロデューサーの長岡学や教育プログラム『Sesame Street Curriculum』(セサミストリートカリキュラム)で活躍しているセサミストリート ティーチャーの為田裕行が世界と日本国におけるセサミストリートの活動を紹介、埼玉県戸田市教育委員会 教育長の戸ヶ崎勤、鳥取大学大学院 教授の井上雅彦、SOMA 代表理事の瀬戸昌宣が「日本の子どもたちにセサミストリートができること、すべきこと」をテーマにパネルディスカッションをしたほか、Elmo(エルモ)やCookie Monster(クッキーモンスター)、Big Bird(ビッグバード)、Abby Cadabby(アビー・カダビー)、Ernie(アーニー)、Bert(バート)、Count Von Count(カウント伯爵)、Grover(グローバー)、Zoe(ゾーイ)も登場し、出席者とミート&グリートをして交流した。

長岡学と為田裕行は、冒頭「ビッグバードは、ここ50年まだ空を飛んだところを見せたことがありませんが、それってビッグクエスチョンですよね?ビッグバードが空を飛ぶのかというか、飛ばせるべきか・・・。実は、日本で作られたセサミストリートは、2004年から2007年まで放送され、その中でビッグバードが「そらをとびたいな〜」という歌を歌いました。彼の夢を象徴し、日本の子どもたちにも自分の可能性を信じ、夢をえがくことを導くという思いが込められていました。セサミストリートのエピソードには必ず「学習目標」が入っていて、それぞれの国や地域に合った内容のコンテンツを提供しています。例えば、南アフリカでは、HIVに感染したカミ(キャラクター)を通じて、HIVは触ってもうつらないというメッセージを伝え、HIV教育をしています。アフガニスタンでは、女の子人口の3分の1しか学校に行っていないというデータがあり、ザリ(女の子キャラクター)が男の子にも女の子にも学校に行くということの重要性や社会の一員として女の子にも大切な役割と責任があるということを伝えています。アメリカでは、59人に1人が自閉症スペクトラムと診断されていると言われ、2017年にジュリアという自閉症の特性があるキャラクターが生まれました。2018年には、日本でもジュリアを紹介することができました。近年では、メットライフ財団の助成を受けて、日本を含む世界9カ国で「夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャルエンパワーメント」というプログラムを通じ、子どもたちに夢を実現させるためのステップを具体的に考え、行動に移せるように導いています。そして、このプロジェクトが進化してできたのが「セサミストリートカリキュラム」です。小学生を対象とした学校用のプログラムで、今年の春から埼玉県戸田市の小学校で正式に導入していただき、現在全国で導入校を募集しています」と、世界と日本国のセサミストリートの活動と特徴を紹介。さらにMCからビッグバードが空を飛ぶのか問われると、長岡学は「あるエピソードの中でリスのお友だちがビッグバードに「ビッグバードはなぜ空を飛べないの?」と聞いたんですけど、ビッグバードは「僕はまだ飛び方をならっていない」と答えました。彼のこの言葉をどう解釈するかは、人それぞれだと思いますが、僕は子どもたちに「夢をえがき、計画をたて、行動する」ということの大切さを伝えたいと思っています」と、セサミストリートカリキュラムを推し進める決意を語った。

 

パネルディスカッションでは、それぞれのパネラーからセサミストリートの評価やJulia(ジュリア)というキャラクターと多様性、セサミストリートカリキュラムについて語られ、長岡学は「いま出てきたキーワードをいくつかピックアップしますと、“エビデンス”、“グローバル”、“子どもと親御さんとの関係”です。メットライフ財団の助成を受けたプログラムでも、新しくリサーチプロジェクトを立ち上げ、エビデンスが取れるようになる(データで記録を残す)仕組みを立ち上げたいと思っています。そこでは、グローバルにいろいろなところから親御さんとお子さんとの間で交わされる会話のデータを取り始めます。それが何年か経つと、学校で教えていること、家庭で交わされている会話から小学1年生から6年生の間にどのように“学び”が行われるかがはかれるようになります。エビデンスをもって点数は出しませんが、指導に役立つようなデータを提供できるようになります。時間が掛かるため、これを出発地点として次の50年の間にそれを少しずつでも達成できればと思います」と、セサミストリートの新たな試みを発表した。

セサミワークショップは、今回の50周年記念イベント『Sesame Street Education Summit in Osaka』を皮切りに全国各地で教育サミットを開催し、さらに子どもの教育に関する活動やプログラムを強化していく。

SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイでは、近日、セサミストリート50周年記念イベント『Sesame Street Education Summit in Osaka』(セサミストリートエデュケーションサミット・イン・大阪)のレポートを掲載予定です。お楽しみに!

SESAME STREET|セサミストリート

Sesame Street(セサミストリート)は、世界中のすべての子どもたちが“かしこく”“たくましく”“やさしく”育つことを支援し、研究結果に基づいた各国・各コミュニティのニーズや文化に合ったコンテンツ、メディア、教育プログラムを提供しているアメリカ合衆国の501(c)(3)=非営利組織 Sesame Workshop(セサミワークショップ)/旧・Children’s Television Workshop(チルドレンズ・テレヴィジョン・ワークショップ)によって制作され、1969年11月10日にスタートした子ども向け教育テレビ番組。

Sesame Street(セサミストリート)

アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタンにあるとされる架空のストリート“セサミストリート”とこのストリートにあるとされるテラスハウスを舞台に、マペティア(パペティア)/映画製作者/プロデューサー/カートゥニストのJim Henson(ジム・ヘンソン)が創作したマペットと呼ばれる独創的なキャラクター:Elmo(エルモ)、Cookie Monster(クッキーモンスター)、Big Bird(ビッグバード)、Oscar the Grouch(オスカー・ザ・グラウチ)、Bert(バート)、Ernie(アーニー)、Grover(グローバー)たちと、ヒューマンキャストと呼ばれる俳優たちが、様々なコーナーを繰り広げる。また、各界の著名人やセレブリティがゲストとして出演し、マペットたちと共演。1969年に誕生して以来、世界150以上の国と地域で愛され続け、世界の放送業界でも名誉と権威のあるEmmy Awards(エミー賞)を164個も受賞し、いまもなお毎年新たな複数の受賞によって記録を更新し続けている。ここ日本国でも1971年からNHKで放送、2004年から2007年までテレビ東京系列で日米共同制作版が放送され、大人気を博した。現在、日本国では、ソーシャルメディアやYouTubeチャンネルでコンテンツを配信しているほか、教育分野では教育プログラム「夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャルエンパワーメント」や教育プログラム「セサミストリートカリキュラム」、医療分野では医科・歯科クリニック&病院向けプログラム「セサミストリートクリニック」など、様々なイニシアチブやブランド、プログラムを展開している。

Sesame Workshop
http://www.sesameworkshop.org

セサミワークショップ 日本事務局
http://sesamestreetjapan.org

Sesame Street
https://www.sesamestreet.org

セサミストリート 日本国版
http://sesame-street.jp

 

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