映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』日本国公開へ—“やさしさこそ、ほんとうの強さ”、映画『ワンダー 君は太陽』から7年
映画『ワンダー 君は太陽』のもうひとつの物語が映画化され、日本国公開が発表!予告映像と日本国版ポスタービジュアルも公開された!どのような作品なの!?記事を読み進めよう!
映画『White Bird』(邦題『ホワイトバード はじまりのワンダー』)の日本国公開が発表され、予告映像と日本国版ポスタービジュアルが公開された。
映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』は、アメリカ合衆国では2024年10月4日(金曜日)より全土の映画館にて公開予定、日本国では同年12月6日(金曜日)より全国の映画館にて公開されることが発表。「正しいことよりも親切なことを選ぶ」——顔の形が変形するトリーチャーコリンズ症候群のために手術と入退院を繰り返した後、初めて通い始めた学校でいじめや裏切りにあい、何度もくじけそうになりながらも家族に支えられて困難に立ち向かう10歳の少年 オーガスト・“オギー”・プルマンが“人に親切にする。そんなシンプルなことで、人々の心を変えることができる”というメッセージと熱い感動で世界中を包み込み、全世界興行収入320億円超えのスーパーヒットを記録した2017年公開の映画『Wonder』(邦題『ワンダー 君は太陽』)から7年——前作『ワンダー 君は太陽』の原作である全世界売り上げ部数800万部突破のベストセラー小説『Wonder』(原題『ワンダー』)の作者で作家/グラフィックデザイナーのR. J. Palacio(R・J・パラシオ)が、今度はオーガスト・“オギー”・プルマンをいじめていた少年 ジュリアンと、ジュリアンの祖母 サラを主人公に小説『White Bird: A Wonder Story』(原題『ホワイトバード:ア・ワンダー・ストーリー』)を書き上げ、2001年公開の映画『Monster’s Ball』(邦題『チョコレート』)、2004年公開の映画『Finding Neverland』(邦題『ネバーランド』)、2008年公開の映画『Quantum of Solace』(邦題『007/慰めの報酬』)、2018年公開の映画『Christopher Robin』(邦題『プーと大人になった僕』)、2022年公開の映画『A Man Called Otto』(邦題『オットーという男』)などの監督を務めた映画監督/脚本家/プロデューサーのMarc Forster(マーク・フォースター)監督が映画化。サラが孫 ジュリアンの行く先を心配し、希望に満ちた未来へと導くために、封印していた“衝撃の過去”を自ら告白。いじめた側の救済まで描かなければ小説『ワンダー』の真の世界観は完結しないというR・J・パラシオの決意に胸を打たれた前作『ワンダー 君は太陽』のプロデューサー陣が再集結し、本作の映画化を実現させた。主人公 ジュリアンを演じるのは、前作『ワンダー 君は太陽』から続投する俳優のBryce Gheisar(ブライス・ガイザー)。もう1人の主人公 ジュリアンの祖母 サラを演じるのは、2006年公開の映画『The Queen』(邦題『クィーン』)でアカデミー賞®主演女優賞に輝いた俳優のDame Helen Mirren(ヘレン・ミレン)。毅然とした眼差しと慈愛に満ちた微笑みで、波乱に満ちた人生を歩んできたサラの強さと優しさを体現した。少女時代のサラを演じるのは、2019年公開の映画『Radioactive』(邦題『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』)に出演した俳優のAriella Glaser(アリエラ・グレイザー)。サラの同級生 ジュリアンを演じるのは、2019年公開の映画『True History of the Kelly Gang』(邦題『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』)でネッド・ケリーの子ども時代を演じた俳優のOrlando Schwerdt(オーランド・シュワート)。他、テレビシリーズ『The X-Files』(邦題『X-ファイル』)のFBI特別捜査官 ダナ・スカリー役でエミー賞をはじめ数々の賞に輝いた俳優のGillian Anderson(ジリアン・アンダーソン)らが出演する。
今回公開された予告映像は、サラが孫のジュリアンに「あなたは退学してない。やめさせられたの。ある少年をいじめて」と言い聞かせるシーンから幕を開ける。「あなたのために話すべきことがある」と、衝撃の告白へ——時は1942年、サラの少女時代、ナチス占領下のフランスへと遡っていく。過酷な状況からサラを助けてくれたのは、クラスでいじめられていた少年 ジュリアンと彼の家族だった。果たしてサラが辿った衝撃の過去とは?——そして、祖母の知られざる過去を聞いたジュリアンの決断とは?──。予告映像と同時に公開された日本国版ポスタービジュアルは、青いブルーベルの花が咲く場所に少女時代のサラと、彼女の人生を変えた少年 ジュリアンが寝転がって空を見る、まっすぐでピュアな瞳に引き込まれるビジュアルに仕上がっており、“やさしさこそ、ほんとうの強さ”という、かつての体験から得た印象深いサラの想いが添えられた。予告映像同様に、厳しい状況下でも時折垣間見える、まるでおとぎ話に入り込んだかのような美しい世界観にも魅せられること間違いなし!
映画『ワンダー 君は太陽』のもうひとつの物語、いまこの時代だからこそ必要な力を手渡してくれる衝撃と感動のヒューマンドラマ——映画『White Bird』(邦題『ホワイトバード はじまりのワンダー』)は、2024年12月6日(金曜日)より全国の映画館にて公開される。
《STORY》 いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に2人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが──。
公開: 2024年12月6日(金曜日)より全国の映画館にて公開
監督: Marc Forster(マーク・フォースター)
脚本: Mark Bomback(マーク・ボムバック)
原作: White Bird: A Wonder Story by R. J. Palacio(R・J・パラシオ著『ホワイトバード:ア・ワンダー・ストーリー』)
出演: Ariella Glaser(アリエラ・グレイザー)、Orlando Schwerdt(オーランド・シュワート)、Bryce Gheisar(ブライス・ガイザー)、Gillian Anderson(ジリアン・アンダーソン)、Helen Mirren(ヘレン・ミレン)、ほか
配給: キノフィルムズ
いじめられているオーガスト・“オギー”・プルマンが主人公の小説『Wonder』が原作の映画『Wonder』から7年、今度はいじめていたジュリアン、そしてジュリアンの祖母 サラが主人公の小説『White Bird: A Wonder Story』が映画化、映画『White Bird』により7年の時を経ていじめていた子も救済され、世界観が完結する。「正しいことよりも親切なことを選ぶ」——映画『Wonder』では“人に親切にする。そんなシンプルなことで、人々の心を変えることができる”というメッセージと熱い感動で世界中を包み込んだが、「命を投げ打って人を助ける時、その親切は奇跡のようなもの」——本作では“勇気ある優しさが、人々を変えることができる”というメッセージと熱い感動で世界中を包み込む。いま日本国でも混沌とさせたい個人や組織が意図的に一方的に誰かを悪者に仕立て上げ、誰かの怒り、報復、制裁、嫉妬、意地悪な気持ちなどの感情でできたニュースや負の連鎖で溢れる毎日・・・。正しいとか間違いとか、善とか悪とか、加害とか被害とか、有名とか無名とか、メンツとか、プライドとか、名誉とか、地位とか、数字とか、お金とかよりも何よりも、本当に大切なことは優しさ、寛容さ、親切、そして寄り添う心。それは、誰かのいのちを救うことだってできる。誰もが心の中にある“光”にも気づくことができるはずだ。いまこの時代、いまあなたに必要なメッセージと栄養がここにある。みなさんに必ず観てほしい作品。配給は、時代を読み、メッセージ性のある作品を通してポジティブなメッセージを伝え、広めているキノフィルムズさん——いつも作品のチョイスがナイスなのよ!良い仕事してるぅ〜!ちなみに昨日、私たちSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ編集部がへまをやらかしてしまい、キノフィルムズさんにご迷惑をおかけしてしまったにも関わらず、キノフィルムズのスタッフさんは私たちを叱責することなく優しい言葉をかけてくれて対応してくれた。申し訳ない気持ちでいっぱいだった私たち編集部スタッフや記者全員が、キノフィルムズのスタッフさんの優しい言葉と対応に救われたのだ。本当に申し訳なく思うと同時に感謝である。スタッフさんは映画の配給・宣伝をするだけでなく、映画作品のメッセージも体現していることがわかる。こんなに説得力のある配給・宣伝は他にない。怒りは怒りや報復、負い目を生む負の連鎖だが、優しさは優しさだけでなく、敬意や感謝も生み、ポジティブの連鎖となることも改めて実感することができた。私たちも優しさに甘えず、ご迷惑をかけることのないよう気をつけよう。