ベン・ウィショーが映画『リモノフ』で魅せるいくつもの顔を持つエドワルド・リモノフ—カリスマか、世界が危険視する過激派か
ベン・ウィショーさん演じる主人公 エドワルド・リモノフが手にバラとシャンパンを © Wildside, Chapter 2, Fremantle España, France 3 Cinema, Pathé Films.
映画『Limonov: The Ballad』（邦題『リモノフ』）で俳優のBen Whishaw（ベン・ウィショー）演じるいくつもの顔を持つ主人公 エドワルド・リモノフの姿を捉えた場面写真が公開された。
今回公開された場面写真は、ベン・ウィショー演じる実在した詩人/作家/政治家/反体制活動家/革命家 Eduard Limonov（エドワルド・リモノフ／1943 – 2020）のさまざまな顔——詩人、作家、反体制派、活動家、革命家、亡命者、執事、ホームレス、兵士・・・と、さまざまな顔と経歴を持ち、暴力と詩、愛と怒り、思想と行動のはざまで世界を挑発し続けたその姿は、人々を魅了し、世界から称賛されるカリスマと、世界から警戒される危険人物の両極でいまなお語り継がれており、ベン・ウィショーは本作で見事にエドワルド・リモノフを怪演してみせた。そんなベン・ウィショー演じるエドワルド・リモノフがボリシェヴィキ党を率いてカリスマ革命家となった姿が、7月18日（金曜日）より全国の映画館（一部を除く）にて発売されるムビチケカード（前売券）のデザインに採用。さらにムビチケカードには、今回の場面写真を含むさまざまな顔のエドワルド・リモノフがデザインされたポストカードが特典として附属するという。
本作は、昨年2024年5月にフランス共和国カンヌにて開催された『第77回カンヌ国際映画祭』のコンペティション部門に選出、初上映され、パルム・ドール（最高賞）を競い、その後イタリア共和国、フランス共和国、スペインで公開。数々の文学賞を受賞し、ヨーロッパ中が興奮した、作家/脚本家/映画監督のEmmanuel Carrère（エマニュエル・キャレール）による傑作伝記小説『Limonov』（『リモノフ』）を原作に、実在したウクライナ出身の詩人/作家/政治家/反体制活動家/革命家 Eduard Limonov（エドワルド・リモノフ／1943 – 2020）の激動の生涯が描かれ、圧巻の演出と徹底したシニシズムで観る者を愉快にも不快にもさせる問題作である。
世界から過激派として危険視されるも人々を魅了した希代のカリスマ的革命家 エドワルド・リモノフの生涯を描く——映画『Limonov: The Ballad』（邦題『リモノフ』）は、2025年9月5日（金曜日）より全国の映画館にて公開される。
映画『Limonov: The Ballad』（邦題『リモノフ』）の日本国公開が発表され、日本国版予告映像とポスタービジュアルが公開された。...
《STORY》 2020年、エドワルド・リモノフ死亡。そのニュースはロシアのみならず世界中に衝撃を与えた。詩人にして革命家、亡命者であり兵士。幾つもの顔を持つ彼は、ソビエト連邦下のロシアに生まれ、詩と反骨精神を武器にモスクワ、ニューヨーク、パリへと渡り歩いた。名声と自由を夢見て亡命し、恋人エレナとともに辿り着いた“自由の国”アメリカでは、孤独と挫折に打ちのめされながらも、自らの言葉で世界と闘い続けた。ホームレス、執事、作家、国家ボリシェヴィキ党党首──暴力と詩、愛と怒り、思想と行動のはざまで世界を挑発し続けたその姿は、称賛と危険視の両極で今なお語り継がれる。ソ連崩壊、ユーゴ紛争、ロシアの愛国主義の台頭──激動の時代の只中で彼が愛し、信じ、裏切られ、それでも書き続けたものとは何だったのか。なぜ彼はロシアの地に舞い戻ったのか？実在した“希代のカリスマ”の激動の軌跡を、圧巻の映像ともに描き出す、愛と破滅のバラード。
公開： 2025年9月5日（金曜日）より全国の映画館にて公開
監督： Kirill Serebrennikov（キリル・セレブレンニコフ）
原作： Limonov by Emmanuel Carrère（エマニュエル・キャレール著『リモノフ』）
出演： Ben Whishaw（ベン・ウィショー）、Viktoria Miroshnichenko（ヴィクトリア・ミロシニチェンコ）、Tomas Arana（トマス・アラナ）、Corrado Invernizzi（コッラード・インヴェルニッツィ）、ほか
配給： クロックワークス
映画『Limonov: The Ballad』の場面写真が公開！Ben Whishawさんが詩人、作家、反体制派、活動家、革命家、亡命者、執事、ホームレス、兵士・・・と、さまざまな顔を持つEduard Limonovさんを本作で見事に怪演してみせている！その姿が、今回の場面写真でも垣間見ることができる。何十人格にもなるくらいの表情、感情、動き、仕草・・・繊細な演技に注目だ！
