映画『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』常に完璧を求めたファルーク・バルサラ—核心へと迫る予告映像が解禁
フレディ・マーキュリーさん ©Entertain Me Productions Ltd 2023.
映画『Freddie』（邦題『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』）の予告映像が公開された。
今回公開された予告映像は、60秒の中に類稀なる歌唱力と圧倒的なパフォーマンス、数々のヒット曲で時代の寵児となったQueen（クイーン）のボーカルでシンガー/ソングライター Freddie Mercury（フレディ・マーキュリー／1946-1991）の貴重なパフォーマン映像や名曲「Bohemian Rhapsody」（ボヘミアン・ラプソディ）について語る姿が映し出され、常に完璧を求めるFarrokh Bulsara（フレディ・マーキュリーの本名：ファルーク・バルサラ）が自身で創り上げた“エンターテイナー フレディ・マーキュリー”としてパフォーマンスをすることで世界に愛され、夢を叶えたとの証言も。そして、「フレディを亡くすと悟ったんだ」とのコメントと同時に、フレディ・マーキュリーの葬儀後の様子、シンガー/ソングライターのDavid Bowie（デヴィッド・ボウイ／1947-2016）やシンガー/ソングライター/ミュージシャン/音楽プロデューサーのElton John（エルトン・ジョン）の姿も映し出される。実妹やクイーンのメンバー、関係者の証言により語られるフレディ・マーキュリーの知られざる一面、そしてフレディ・マーキュリーを苦しめたHIV/AIDSとその合併症による死の真相が浮き彫りとなっていく——常に完璧を求め、名曲を生み続けたフレディ・マーキュリーの本当の姿とは——。
昨年2023年にデビュー50周年を迎えたクイーン。現在は、ボーカルにシンガー/ソングライター/俳優のAdam Lambert（アダム・ランバート）を迎え、Queen + Adam Lambert（クイーン＋アダム・ランバート）として活動。昨年12月31日（大晦日・日曜日）には“ボーダレス”をテーマに掲げたNHK『紅白歌合戦』の特別企画に出演し、日本国の年の瀬に華を添え、多くの人々を魅了した。今年2024年2月には4年ぶりに来日することが決定しており、日本国公演史上最大となるドームツアー4都市5公演を開催する。
フレディ・マーキュリーの真の姿が明かされる——映画『Freddie』（邦題『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』）は、2024年2月16日（金曜日）より全国で順次公開される。
《STORY》フレディ・マーキュリー（本名：ファルーク・バルサラ）は、イギリスのロックバンド、クイーンのボーカリスト。1946年にタンザニア・ザンジバル島で生まれた彼は、1971年にバンド「スマイル」に加入していたギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラー、オーディションによって選ばれたベーシストのジョン・ディーコンらと「クイーン」を結成する。「ボヘミアン・ラプソディ」や「伝説のチャンピオン」など数々のヒット曲を生み出したフレディは類稀なる歌唱力と圧倒的なステージパフォーマンスで世界中のファンを魅了し、「クイーン」を世界的なバンドへと押し上げる。1991年、病によってフレディが亡くなった後も、彼の音楽は世界中で愛され続け、伝説のロックスターとして永遠に語り継がれていく。
公開： 2024年2月16日（金曜日）より全国で順次公開
監督： Finlay Bald（フィンレイ・ボールド）
脚本： Finlay Bald（フィンレイ・ボールド）
製作： Brian Aabech（ブライアン・アベック）
出演： Kashmira Cooke（カシミラ・クック）、Paul Gambaccini（ポール・ガンバッチーニ）、Rosie Horide（ロージー・ホライド）、Mick Rock（ミック・ロック）、Paul Watts（ポール・ワッツ）
配給： NEGA
映画『Freddie』の60秒予告映像が公開！映画『Bohemian Rhapsody』と名曲「Bohemian Rhapsody」をフォローすると言っても過言ではない本作でありながら、晩年の楽曲「The Show Must Go On」が邦題のサブタイトルにもなっているのか——Freddie Mercury氏がHIV/AIDSを患い、迫る死を意識しながら作った「The Show Must Go On」に彼の本当の姿や生き様、魂の叫びが込められていること、そしていまの日本人に伝えたいメッセージが込められているようにも感じる。Freddie Mercury氏、現在のQueen + Adam Lambertのボーカルを務めるAdam Lambert氏も同様にLGBTQIA+コミュニティの一員であることで、人種や性別、性的指向などを超えた多様性と包括性、ボーダレス、LGBTQIA+への理解のシンボルにもなっているQueen。Freddie Mercury氏の苦悩や葛藤、HIV/AIDS、死を経てたどり着いた現在のQueen + Adam Lambertのポジションやパフォーマンスにも繋がる。
