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松岡茉優にとっての遊び心は“挑戦、自分がやりたいことやこれが好きだという気持ちを大事に”—ポール・スミスの人柄や演出も絶賛

展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」の内覧会にポール・スミスさんと松岡茉優さんが登壇した!どのようなことを語ったの!?記事を読み進めよう!

 
ポール・スミスさんと松岡茉優さん
展覧会「ピカソ meets ポール・スミス」内覧会に登壇したポール・スミスさんと松岡茉優さん ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
ポール・スミスさんと松岡茉優さん

ポール・スミスさんの説明に聞き入る松岡茉優さん ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

 展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」の内覧会が2026年6月9日(火曜日)に東京・国立新美術館にて開催され、本展のアートディレクターを務めたファッションデザイナーのSir Paul Smith(ポール・スミス)、本展のアンバサダーを務める俳優の松岡茉優が登壇した。

展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」が6月10日(水曜日)に開幕したのに先駆けて内覧会が開催され、ポール・スミスと松岡茉優が登壇。松岡茉優は、本展を一足早く鑑賞し「ピカソさんが、長い人生の中でさまざまな変化を経ながら、その変化が作品にも影響しているということ、ピカソという方の人生を捉える素晴らしい展示になっているかと思います」と感想をコメントし、お気に入りの展示については「初めてポールさんとお会いしたときから、ポールさんの遊び心や子ども心を忘れないというところにすごく感銘を受けました。展示の半ばにある〈子ども時代〉に、筒抜けになっている場所の遠くに子どもの絵《アルルカンに扮したパウロ》があるのですが、子ども心というのは目の前にあるものではなく、ちょっと思い出すものとか、あぁそうだったなぁと思うものでもあるので、歩いていったときに子ども心に出会うというような演出を受けたような気がしました」と、ポール・スミスの人柄とのディレクションを絶賛。絶賛を受けたポール・スミスは「この展覧会を企画するにあたり、ピカソのことを色々学びました。彼は、好奇心があり、常に新しいアイデアに興味を持っていました。展示は、時系列ではなく、彼のさまざまな時代にフォーカスを当てています。〈青の憂鬱〉について、ピカソは当時大親友を失い、寂しい時期で、アトリエをシェアし、毎晩夜通しで働いていました。寂しさのある部屋になっています。次の部屋に行くと、明るいピンクの部屋〈バラ色の女性たち:《アヴィニョンの娘たち》への前奏曲〉になります。その時期になると、自信が漲り、前向きになっていく時期です。各部屋に当時のピカソの感情が表れています」と展示の構成や方法についても説明し、松岡茉優お気に入りの〈子ども時代〉についても「ハーレクィン(アルルカン)に扮したピカソの2歳の息子 ポール(パウロ)が描かれた絵を展示しています。ピカソが自分の子どもたちと過ごし、舞台やサーカスなどの遊びに夢中になっていた時代です。ピカソは、晩年になっても子どものように絵を描き続けていました。子どもは自由な発想を持ち、正直な気持ちを表現することができるので、ピカソの憧れでもありました」と、パブロ・ピカソの子ども心と遊び心、好奇心が本展ディレクションのベースになっているという。ポール・スミスにとっての遊び心とは「大変なことがある世の中で、日々の生活で遊び心を持つというのはすごく重要なことです。幼稚ではなく、子どもらしい遊び心が大切で、子どもらしいというのはオープンマインドであることでもあります」と語り、松岡茉優にとっての遊び心とは「挑戦かなと思います。大人になればなるほど、遊び心を持ったままお仕事をするのはチャレンジングなことで、“こうやってみたいな”とか“あれが自分が好きだな”というチョイスができなくなっていくと感じています。自分がやりたいことやこれが好きだという気持ちを大事にできる遊び心を育んでいきたいです」と語った。

最後に、ポール・スミスは「まずは時間をかけて各部屋のことについて理解を深めていただきたいです。見た目でだけではなく、学べることがたくさんありますので、そういう点にも目を向けていただければと思います。1960年代から1970年代の晩年の作品を展示している部屋〈晩年:1969 – 1972〉は、面白い部屋です。彼が高齢だったこともありますが、作品をよく見ると緩く、絵の具が滴っています。評論家の中には、これを厳しく言う人もいましたが、これは、当時まだ若かったアメリカのポップアーティスト ジャン=ミシェル・バスキアからインスピレーションを得た画材、手法です。後のアメリカのポップアートにも影響を及ぼした作品でもあります。時間をかけてそれぞれの部屋と作品をご覧いただき、キャプションも読んでいただき、アートの深さ、作品と私の仕事の関係性を見出していただければと思います」、松岡茉優は「展示の中に犬や花が描かれていますが、その中にポールさんがある動物を描き加えました。それも探していただきつつ——演出家のようなコラボレーションをされたポール・スミスさんのピカソの再解釈に心を打たれ、好きなシーンがたくさんあります。物語を追うような気持ちで展示を楽しんでいただけたらと思います。初めて務めさせていただいた音声ガイドでは、ピカソさんの一生にまつわる大切なエピソードを心を込めて読み込ませていただきました。知らなかったピカソさんがたくさんいましたので、音声ガイドもよろしければ聞いてください」と、これから来場する方へのメッセージで締め括った。

 

 展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」は、2023年に芸術家 Pablo Picasso(パブロ・ピカソ/1881 – 1973)が没後50年を迎え、フランス共和国・パリ国立ピカソ博物館が所蔵するコレクションにインスピレーションを得たポール・スミスが自由な発想で会場レイアウトなどのディレクションを手がけたかつてない大規模回顧展となり、約20万人を動員した特別展「Picasso Celebration: The Collection in a New Light!」を基に再構築した国際巡回展。中華人民共和国上海に次いで2カ国目の開催となる。00〈トロンプ・レスプリ(精神を欺くもの)〉、01〈『ヴォーグ(流行)』中の芸術家〉、02〈青の憂鬱〉、03〈バラ色の女性たち:《アヴィニョンの娘たち》への前奏曲〉、04〈キュビスムの実験室〉、05〈アッサンブラージュとコラージュ〉、06〈古典主義の画家〉、07〈子ども時代〉、08〈闘牛〉、09〈ストライプ〉、10〈戦時中〉、11〈一点もの〉、12〈《草上の昼食》〉、13〈ピカソのボーダーシャツ〉、14〈晩年:1969 – 1972〉15〈展覧会のピカソ〉で構成され、パブロ・ピカソの傑作《男の肖像》《アルルカンに扮したパウロ》など約80点の作品が18年ぶりに来日し、色鮮やかな空間で紹介されている。

展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」は、2026年9月21日(祝日・月曜日)まで東京・国立新美術館 企画展示室 2Eにて開催。

INFORMATION

 

日程: 2026年6月10日(水曜日)から9月21日(祝日・月曜日)
時間: 10時00分から18時00分※金曜日・土曜日・日曜日は20時00分まで(入場は開館の30分前まで)
休館: 火曜日、ただし8月11日(祝日・火曜日)は開館・8月12日(水曜日)は休館
会場: 東京・国立新美術館 企画展示室 2E(東京都港区六本木7-22-2)
料金: 一般 当日 2,400円(税込) 前売り 2,200円(税込) / 大学生 当日 1,400円(税込) 前売り 1,200円(税込) / 高校生 当日 1,000円(税込) 前売り 800円(税込) / 中学生以下 無料 / 障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名 無料
主催: 国立新美術館、パリ国立ピカソ美術館、日本経済新聞社、TBS、TBSグロウディア、テレビ東京
後援: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、ほか
お問い合わせ: ハローダイヤル 050-5541-8600

 
国立新美術館
https://www.nact.jp/

 

 

ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ

2023年にフランス共和国・パリ国立ピカソ博物館にて開催され、20万人を動員した特別展「Picasso Celebration: The Collection in a New Light!」を再構築した展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」が、遂に開幕!約18年ぶりにPablo Picassoさんの傑作約80点が来日し、Sir Paul Smithがアートやレイアウトをディレクションするとあって注目の展覧会!Pablo Picassoさんの作品の一部から色や柄を切り取り、素材や音を感じ取り、Sir Paul Smithさんらしくイギリスの品格、モダン、カジュアルを融合させたカラーで空間がディレクションされている。パリ国立ピカソ博物館での展示は、国立新美術館よりももっとカジュアルに展示されていたようだが、国立新美術館の様式に合わせた形だろう。Pablo Picassoさんと言えば、日本国でも美術の教科書などでも紹介されている反ファシズムの代表傑作《ゲルニカ》が有名だが、他にも素晴らしい傑作がたくさん。筆者は、本展で展示されているどの作品も好きなのだが、今回特にお気に入りなのは〈闘牛〉の作品。約3万2000年から3万7000年前にフランス共和国アルデーシュの洞窟に描かれた壁画を彷彿とさせ、想像力を掻き立たせる。みなさんもお気に入りの作品をを見つけてみては!?

 
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