ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』5年ぶりの再来日公演が開幕

 
©SOUL SAPIENS Photo by Kentaro Tobe

©SOUL SAPIENS
Photo by Kentaro Tobe

ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』(The Original Stage Musical Phantom of the Opera by Ken Hill)が昨日2018年8月29日(水曜日)に東京・東急シアターオーブで開幕した。

 

1909年に小説家のGaston Leroux(故・ガストン・ルルー)が発表し、後に小説化された『Le Fantôme de l’Opéra』(邦題:オペラ座の怪人)は、フランス共和国・パリにあるオペラ座(ガルニエ宮)を舞台に、若きソプラノ歌手Christine Daaé(クリスティーヌ・ダーエ)に恋するオペラ座の地下に巣食う謎のPhantom(ファントム/怪人)を取り巻く“愛するが故の悲劇”がテーマの物語。1916年に初めて映画化され、その後も様々な監督によって映画・テレビドラマ化。初のミュージカル化として、劇作家/演出家のKen Hill(故・ケン・ヒル)によって1976年にイギリス(連合王国)で初演されたミュージカル『Phantom of the Opera』(邦題:オペラ座の怪人)は、原作の小説『Le Fantôme de l’Opéra』(邦題:オペラ座の怪人)に描かれている悲劇とユーモアの融合を最も忠実に再現しており、アメリカ合衆国、カナダなどでも上演され、1984年に改定されて以降も世界各地の“オペラ座”のファンを魅了し続けてきた。一般的に有名な作曲家のAndrew Lloyd Webber(アンドリュー・ロイド・ウェバー)が手掛けた1986年初演のミュージカル『The Phantom of the Opera』(邦題:オペラ座の怪人)に大きな影響を与えた原点としても知られており、日本国では1992年から2013年までの間、5度に渡って来日公演が開催され、250,000人以上を動員した人気ミュージカル作品でもある。

待望となっていたミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』(The Original Stage Musical Phantom of the Opera by Ken Hill)が5年ぶりに再来日を果たし、昨日2018年8月29日(水曜日)に開幕。主人公:Phantom(ファントム)役を務めるのは、1998年にイギリス(連合王国)ロンドンのウエストエンドでの『Les Misérables』(邦題:レ・ミゼラブル)上演史上、最年少26歳でJean Valjean(ジャン・バルジャン)役に抜擢されたほか、ウエストエンド『The Phantom of the Opera』(邦題:オペラ座の怪人)で主人公:Phantom(ファントム)役を演じ、ウエストエンド史上最多2,000公演の出演数を誇るミュージカル界屈指の実力派スター、俳優/シンガーのJohn Owen-Jones(ジョン・オーウェン=ジョーンズ)。今回が来日ミュージカル初主演となる。劇中歌は、オペラの有名なアリアやクラシックのメロディが採用されており、ストーリーに沿ってKen Hill(故・ケン・ヒル)によって加えられた歌詞をJohn Owen-Jones(ジョン・オーウェン=ジョーンズ)が圧倒的な歌唱で歌い上げ、観客を魅了。一部の公演終演後には、John Owen-Jones(ジョン・オーウェン=ジョーンズ)によるスペシャル・アンコールも実施され、ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』(The Original Stage Musical Phantom of the Opera by Ken Hill)以外の作品から楽曲を披露する。

ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』(The Original Stage Musical Phantom of the Opera by Ken Hill)は、2018年9月9日(日曜日)まで東京・東急シアターオーブで上演。

フォトギャラリー

写真: Kentaro Tobe

 

公演情報

The Original Stage Musical Phantom of the Opera by Ken Hill
ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』

「ここには幽霊が住んでいる―」パリ・オペラ座の舞台裏では、こんな噂が囁かれていた。関係者たちは幽霊にまつわる慣習を守るようにと新任の支配人リシャードを諭すが、彼はまったく取り合わない。その夜、無名のコーラスガール、クリスティーンが歌姫カルロッタの代役を務めたオペラ『ファウスト』の公演で、出演者が不意の死を遂げる。遺体のそばには、幽霊からの謎のメモが添えられていた。一方、恋人クリスティーンの楽屋を訪れたリシャードの息子ラウルは、部屋の中から彼女と男の声を聞き、嫉妬に駆られる。クリスティーンは<謎の男>との不思議な体験を打ち明け、ラウルへの愛を誓うが、物陰に身を潜めてその様子を伺う人物がいた・・・。

  • 日程: 2018年8月29日(水曜日)から9月9日(日曜日)
  • 時間: 日により異なる ※公式ウェブサイトをご参照ください。
  • 会場: 東京・東急シアターオーブ(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 11階)
  • 料金: 全席指定 S席 11,800円(税込) / A席 8,800円(税込) / B席 6,800円(税込)
  • チケット: キョードー東京、テレビ東京オンラインチケット、チケットぴあ、イープラス、Bunkamuraチケットセンター、東急シアターオーブチケットカウンター、CNプレイガイド、楽天チケット、セブンチケットで絶賛発売中。
  • 原作: Le Fantôme de l’Opéra by Gaston Leroux(小説『オペラ座の怪人』 by ガストン・ルルー)
  • オリジナル演出・脚本・作詞: Ken Hill(ケン・ヒル)
  • 出演: John Owen-Jones(ジョン・オーウェン=ジョーンズ)、Helen Power(ヘレン・パワー)、Cameron Barclay(キャメロン・バークレイ)、Jazzy Axton(ジャジー・アクストン)、Nigel Godfrey(ナイジェル・ゴッドフライ)、Helen Moulder(ヘレン・モールダー)、ほか
  • 上演: 2時間30分予定(休憩20分含む)、生演奏・英語上演・日本語字幕あり、一部の公演終演後にはJohn Owen-Jones(ジョン・オーウェン=ジョーンズ)が本編以外の作品から楽曲を披露するスペシャル・アンコールがあります(10分~15分を予定)。
  • 主催: キョードー東京、テレビ東京、読売新聞社
  • 招聘: キョードー東京
  • 企画制作: キョードー東京
  • 注意: チケットを紛失された場合、または、当日チケットをお忘れになった場合のご入場はお断り致します。いかなる理由でもチケットの再発行は行っておりません。
  • 備考: 未就学児入場不可。
  • お問い合わせ: キョードー東京 0570-550-799(平日11時00分から18時00分/土曜日・日曜日・祝祭日10時00分から18時00分)

The Original Stage Musical Phantom of the Opera by Ken Hill
ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』
http://operaza2018.jp/

 

©ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』

 

 
error: