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コジコジを単独で取り上げる史上初の展覧会『コジコジ万博』がPLAY! MUSEUMで開催—“馬鹿メルヘン”な空間でその奥深さを

さくらももこさんによる漫画『コジコジ』を単独で取り上げる史上初の展覧会がPLAY! MUSEUMで開催されている!どのような展覧会になっているの!?記事を読み進めよう!

 
コジコジ万博
コジコジが通う学校の教室を紹介するSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの加藤倖都さん ©︎ さくらももこ ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
コジコジ万博

撮影のために作られたコジコジと次郎の人形 ©︎ さくらももこ/dwarf ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

これまでもアニメ化やゲーム化はされてきたが、コマ撮り(ストップモーション・アニメーション)の『コジコジ』は初となっており、コジコジと次郎のかわいい仕草やおしゃべりを見ることができるのは本展だけ!上映されている部屋には、撮影のために作られたコジコジと次郎の人形も展示されている。

Uzuモヤモヤトンネル

PLAY! MUSEUMの渦巻き状の廊下が“モヤモヤトンネル”に!漫画やキャラクターの映像、音楽が入り乱れるカオスな空間になっている。恋の悩みや容姿のコンプレックスなど、キャラクターたちが抱える心のモヤモヤで埋め尽くされている。

Uzuエモーショナルフレンズヒーリングゾーン

コジコジ万博

野外シネマをイメージしたエモーショナルフレンズヒーリングゾーン ©︎ さくらももこ ©︎ CEKAI ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

ここ数年、キャンピングやグランピング、野外シネマなどアウトドア・アクティビティが人気だが、本展でもモヤモヤトンネルを抜けた先に野外シネマをイメージした空間が登場。宙に浮かぶスクリーンには、キャラクターたちが友だちを思う気持ちが映し出される。切り株に座って、キャラクターたちの揺れ動く感情や優しさをゆったりしみじみ鑑賞しよう!

Uzu原画で読む名場面8

コジコジ万博

漫画原稿を絵巻物のように一挙公開 ©︎ さくらももこ ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

コジコジ万博——おならは、しあわせのまほう。

漫画『コジコジ』17話 テルテル坊主のテル子の巻 扉絵/『きみとぼく』1996年4月号(ソニー・マガジンズ) ©︎ さくらももこ ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

コジコジ万博

展示の終盤にはゲランがコレクションしているサインなども展示 ©︎ さくらももこ ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

本展のクライマックスとなる空間では、コジコジが活躍する名場面8つが厳選され、さくらももこの漫画原稿を絵巻物のように一挙公開。完成度の高い原稿(原画)で漫画を読むことができる。壁面には、扉絵の原画も展示されている。

 

©︎ さくらももこ
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展覧会『コジコジ万博』は、会場入り口となる空間とゲートからワクワクが止まらず、タイトル通り“万博”のパビリオン=アトラクション感が溢れている!会場のいたるところにコジコジと仲間たちの言葉や名言、ナンセンスなギャグが!そして、ある地点でゴォォォォォーという爆音が聞こえてくるのだが、物知りじいさんがめちゃくちゃおもしろい登場の仕方をするので期待してほしい。漫画『コジコジ』第29話「まるちゃんがやってきたの巻」の扉絵も展示されており、コジコジとまる子、おじいちゃん、テル子らが一緒に描かれた原画を見ることができるのも特別感がある。破壊力のあるコジコジの存在と言葉——それは現代の日本人に“力むことなく、飾ることなく、肩肘張らずに、自分は自分でいい、普通でいいんだよ”と諭してくれているようにも感じる。コジコジ万博は、巡回展はなく、PLAY! MUSEUMだけの開催。この機会にコジコジのおもしろさ、奥深さを存分に堪能してほしい!展示を観終わった後は、おもしろいグッズや美味しいメニューも楽しんでね!

 
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