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トンコハウス・堤大介の「ONI展」詳細が明らかに—PLAY! MUSEUMが提案する初の体験型アニメーション展

来年2023年1月よりPLAY! MUSEUMで開催されるトンコハウス・堤大介の「ONI展」詳細が明らかになった!どのような展覧会になるの!?記事を読み進めよう!

 
トンコハウス・堤大介の「ONI展」
トンコハウス・堤大介の「ONI展」メインビジュアル ©2022 Tonko House Inc.
トンコハウス・堤大介の「ONI展」

「ONI展」会場イメージ ©DRAWING AND MANUAL

来年2023年1月21日(土曜日)より東京・立川 PLAY! MUSEUMで開催されるトンコハウス・堤大介の「ONI展」の詳細が明らかになった。

 

本展は、今秋、Netflixオリジナル作品として世界で同時に公開された長編アニメーション『Oni: Thunder God’s Tale』(邦題『ONI ~ 神々山のおなり』)を空間演出で味わうことができる、トンコハウス史上最大規模、そしてPLAY! MUSEUMが提案する初の体験型アニメーション展となる。

会場では、来場者が映像をひとつのスクリーンの前で座って見る鑑賞スタイルではなく、複数の壁面や特製の手漉き和紙スクリーンに投影される全4話・154分のアニメーションとその映像美を歩いて・立ち止まって体感することができ、主人公の少女「おなり」と「なりどん」がたわむれるあたたかな光や美しい自然描写、憧れの雷神と空を浮遊する雷雲のシーン、「おなり」が人間社会と迷いの森をさまようシーン、「おなり」と仲間たちが勇気を出してONIに立ち向かうクライマックスシーンなどが会場全体を包み、光と色、自然を感じる音響で味わうことができる空間になるという。また、和紙と竹ひごでつくられた提灯があちこちを照らし、物語に出てくる戻り橋や灯籠、祭りやぐらが再現展示されるほか、国内有数の民俗資料コレクションを所蔵する武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室の協力を得て、日本全国から蒐集された貴重な鬼や妖怪のお面、大きな凧などが随所に展示され、日本国の古き良きものづくりや質感と作品の映像美とが渾然一体となり、まるで作品の世界へトリップしたような没入体験をすることができる。さらに長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』のストーリーが生まれるきっかけから完成まで、本格3DCGアニメーションが生み出される制作過程も紹介。初期にパイロット版のためにドワーフが制作したコマ撮り用の人形やスタジオセット、多彩なキャラクターや豊かな世界観を描いたスケッチ、カラースクリプトやライティングなどの資料も展示され、トンコハウスの映像づくりを垣間見ることができる。DRAWING AND MANUALを率いる映像作家/写真家の菱川勢一が空間デザインを担当し、終盤では本展のクライマックスを飾る光のインスタレーションを演出。ONIの力に恐れることなく、立ち向かう「どん、つこつこつこ、わっしょい、わっしょい」の心を持って手を叩くと、無数のモリノコが発光し有機的に空間を巡る美しいインスタレーションが生まれるようだ。

堤大介は、本展について「以前アメリカの有名な雑誌で、「日本に旅するなら必ず行くべき美術館の一つ」としてPLAY! MUSEUMがリストされていました。その記事を読んでからトンコハウスの中でも話題になっていたPLAY!さんから「ONI展」のお話をいただく事になるなんて夢にも思いませんでした。ご提案いただいた展覧会の内容も、想像していたものよりも、夢があり、斬新で新しい。家でコンテンツを消費する時代の中、この展覧会はこの「場」でしか体感できないはず」とコメントを寄せた。

長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』は、日本国の神話・民話を思わせる神さまや妖怪たちの世界を舞台に、親子の絆や友情が描かれる。“理想の自分”と“現実の自分”の間で揺れながら成長する主人公の少女「おなり」。見えないものに恐れを抱く心の闇と、そこに差し込む真実の光とは——。人々の心の本質に迫るテーマでありながらも、感情がありありと伝わる巧みな色彩表現と、散りばめられたユーモアで、世代や国境を越えて誰もが楽しめるストーリーとなっている。監督を務めたのは、Pixar Animation Studios(ピクサー・アニメーション・スタジオ)在籍時にアートディレクターとして2010年公開のディズニー/ピクサー映画『Toy Story 3』『邦題『トイ・ストーリー3』)や2013年公開のディズニー/ピクサー映画『Monsters University』(邦題『モンスターズ・ユニバーシティ』)などを手がけ、2014年には自身のスタジオ Tonko House(トンコハウス)を設立し、短編作品で数多くの世界的な賞を受賞しているアニメーション監督/アニメーションアーティスト/イラストレーターのDaisuke “Dice” Tsutsumi(堤大介)監督。脚本を手がけたのは、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』など数々の名作を手がけ、海外でも評価の高い脚本家の岡田麿里。トンコハウスは、代表作に2015年の第87回アカデミー賞で短編アニメーション賞にノミネートされたほか、世界各地で25の賞を受賞、75の映画祭で上映された短編アニメーション映画『The Dam Keeper』(邦題『ダム・キーパー』)、世界8ヵ国の映画祭で24の賞を受賞した短編アニメーション映画『Moom』(邦題『ムーム』)、アニメーションシリーズ『ピッグ-丘の上のダム・キーパー』がある。

トンコハウス・堤大介の「ONI展」は、来年2023年1月21日(土曜日)から4月2日(日曜日)まで東京・立川 PLAY! MUSEUMで開催される。

SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイの読者のみなさまとCHALLENGER’S TV beehiveの視聴者のみなさまの中から抽選で、トンコハウス・堤大介の「ONI展」のご招待券をプレゼントさせていただきます。詳しくは、次のページ(下部[続きを読む>])をご覧ください。

RECOMMEND
INFORMATION

 

日程: 2023年1月21日(土曜日)から4月2日(日曜日)
休館: 2023年3月5日(日曜日)
時間: 10時00分から17時00分、土曜日・日曜日・祝日 10時00分から18時00分(入場は閉館の30分前まで)
会場: 東京・立川 PLAY! MUSEUM(東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F)
料金: 特典つき 一般 1,800円(税込) / 大学生 1,200円(税込) / 高校生 1,000円(税込) / 小学生・中学生 600円(税込) / 障がい者と介添人1名 半額 ※障がい者手帳等要提示 / 未就学児 無料 / その他
注意: 新型コロナウイルス対策として“安心・ゆったり”の取り組みをしています。情勢によりやむを得ず、営業時間に変更が生じる場合や、休業となる可能性もあります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
お問い合わせ: PLAY! MUSEUM 042-518-9625

 

 

トンコハウス・堤大介の「ONI展」
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トンコハウス・堤大介の「ONI展」の詳細が明らかになり、長編アニメーション『Oni: Thunder God's Tale』はもちろん、トンコハウスや堤大介監督・Robert Kondo監督らの世界観がPLAY! MUSEUMいっぱいに広がるようだ!PLAY! SHOPでは、キャラクターやトンコハウスのメッセージをあしらったアイテム、和テイストのアイテムなど、本展でしか入手できないオリジナルグッズのほか、トンコハウスによる関連グッズも多数販売される!トンコハウスのグッズは温かみがあって、筆者も好きなんだよね!

 
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