セサミストリートが4.2世界自閉症啓発デー2024のビジュアルを発表—“WE BELONG みんなで歌おう わたしたちのうた”

世界自閉症啓発デー2024のリーフレットには 自閉症の特性があるジュリアの紹介も

世界150以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』（『セサミストリート』）が、今年2024年も国連が定める4月2日のWorld Autism Awareness Day（世界自閉症啓発デー）に参加する。

セサミストリートをはじめとするテレビ番組や子どもの教育プログラムを手掛けるアメリカ合衆国の501(c)(3)（非営利組織）Sesame Workshop（セサミワークショップ）は、毎年、国連が定める3月21日の世界ダウン症の日、4月2日の世界自閉症啓発デー、日本国政府が定める4月2日から4月8日までの発達障害啓発週間に参加しており、日本国では今年で6年目を迎える。今年も全国の学校や保育所、福祉関係施設、医療機関、鉄道会社などに掲示・配布される世界自閉症啓発デー（日本実行委員会）公式ポスター＆公式リーフレットのビジュアルを公開。昨年に“すべての⼦どもたちのアイデンティティーや友情を尊重し、多様性豊かな社会で、⼦どもたち全員が⾃分⾃⾝に誇りを持ち、居場所を感じられるように”と願いを込めて制作された楽曲「We Belong わたしたちのうた」（厚生労働省・日本自閉症協会主宰世界自閉症啓発デー日本実行委員会公式テーマソング）にちなんで「WE BELONG みんなで歌おう わたしたちのうた」というキャッチフレーズと共に、セサミストリートの人気マペットで自閉症の特性があるJulia（ジュリア）がヘッドホンをつけ、ジュリアの良き理解者である友達のElmo（エルモ）、マイクを手にするCookie Monster（クッキーモンスター）が登場した。エルモをはじめ、クッキーモンスターやビッグバード、ジュリアなどセサミストリートのマペットたちは歌うことが大好き。特にジュリアは、TODAY’S HUMANのインタビューでも「うた、大好き。みんな、歌う。一緒に歌う。仲良くなる」と答えているように、歌うことが大好きで、みんなで一緒に歌うことで個性・特性といった“違い”を理解・尊重し、“違い”を超え、みんなが仲良くなることを伝えている。

世界自閉症啓発デーは、2007年に国際連合本部で開催された第76回国際連合総会の本会議において、カタール国のSheikha Mozah bint Nasser Al Missned妃殿下の提案により全加盟国の支持を得て採択され、国際連合が4月2日を世界自閉症啓発デーに制定。世界中で自閉症に理解を深めるための取り組みが行われており、日本国でも毎年4月2日の世界自閉症啓発デーから4月8日までの1週間を発達障害啓発週間として、自閉症をはじめ、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなどの発達障がいに理解を深めるイベントやシンポジウムが開催されるほか、“癒し”や“希望”を意味する世界自閉症啓発デーのシンボルカラー“青色”のライトで日本全国のランドマークをライトアップするなどの啓発活動が実施される。

今年の世界自閉症啓発デーに関するイベントの詳細は、世界自閉症啓発デー（日本実行委員会）公式サイトで発表されているのでチェックを！4月2日（火曜日）世界自閉症啓発デーの日には、みなさんもシンボルカラーの“青色”が入ったもの（例：青い服、青いネクタイ、青いアクセサリーなど）を身につけるなどして、自閉症をはじめとする発達障がいと、それらの障がいを抱える人々への理解・支援の意思表示をして参加しよう！

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