TIFF presents Special Night Event at Kabukiza Theatre

©2016 TIFF ©SHOCHIKU

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Tokyo International Film Festival 2016(第29回東京国際映画祭) presents 歌舞伎座スペシャルナイトが、昨日2016年10月27日(木曜日)に東京・歌舞伎座で開催された。

 

Tokyo International Film Festival(東京国際映画祭)では、2014年から歌舞伎座スペシャルナイトを通して、映画を含む日本国の伝統文化を世界に発信しようと、一夜限りのスペシャルイベントを開催してきた。

©2016 TIFF

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3回目となる今年は、フリーアナウンサーの古舘伊知郎による絶妙なトークからオープニングがスタートし、同時通訳も追いつかないほどのスピーディーなトーク、経験と知識の深さ、物事の見方には、誰もが舌を巻くほどの内容となった。また、古舘伊知郎は、シリーズでこのフィルムだけしか残っていないという、中山安兵衛、のちの四十七士・堀部武庸を描いた昭和初期の無声映画『血煙高田の馬場』の現代弁士を務め、時に笑いが起きるほどオーディエンスの心を鷲掴みにし、役を務め上げた。

 
©おもちゃ映画ミュージアム(画像・作品提供)

©おもちゃ映画ミュージアム(画像・作品提供)

続いて、昨年発見された貴重なフィルムで、当時の国民的スターでもあった歌舞伎役者/俳優の二代目尾上松之助が大石内蔵助を演じた無声映画『実録忠臣蔵』は、活動写真弁士の片岡一郎の語りとそのメンバーによる生演奏の音楽に乗せて上映され、日本国のモノクロ・アナログ映画の素晴らしさと重み、深みを感じさせるものとなった。

無声映画『血煙高田の馬場』、無声映画『実録忠臣蔵』は、第二次世界大戦後、まだ高性能のカメラや技術がなかった時代に製作された作品ではあるが、演出やカメラアングルなど、匠の業。このような素晴らしいフィルムや作品が残っていることも奇跡である。

©SHOCHIKU

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そして、今年の歌舞伎座スペシャルナイトの目玉、トリとして、歌舞伎役者の尾上菊之助が、歌舞伎・日本舞踊『鷺娘』を熱演。歌舞伎の技巧がふんだんに見られる人気演目とあって、注目を集めた。鷺の精が「セリ」で現れる場面や元祖早着替えの見事な「引抜」、雪が舞う冬景色の中で美しい舞いが披露され、国内外のゲストやオーディエンスからは拍手喝采。日本国が誇る伝統文化、歌舞伎、日本舞踊の素晴らしさを世界に発信した。

Tokyo International Film Festival 2016
第29回東京国際映画祭
http://www.tiff-jp.net/

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