手塚治虫代表作『ジャングル大帝』が映像とフルオーケストラでよみがえる

 
© TEZUKA PRODUCTIONS.

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日本国が誇る漫画家/アニメーター/アニメーション監督の故・手塚治虫の代表作、アニメーション『ジャングル大帝』が、作曲家/編曲家/シンセサイザー奏者の故・冨田 勲の生誕85年を記念して映像とフルオーケストラで上演されることが明らかになった。

 

アニメーション『ジャングル大帝』の音楽を手掛けた故・冨田 勲の生誕85年を記念して、1990年に作られたアニメーション映像と生のフルオーケストラ演奏を融合させたアニメ交響詩『ジャングル大帝』が、2017年4月19日(水曜日)に上演されることが決定した。

白いライオンのパンジャとその子どものレオを中心に大自然の中で繰り広げられる弱肉強食の生存競争や人間と動物との関わりなどを描いたアニメーション・大河ドラマ『ジャングル大帝』は、日本国ではじめてのテレビ用カラー・アニメーションとして放送され、日本国のアニメーションの先駆者的存在となった作品でもある。

アニメ交響詩『ジャングル大帝』は、音楽を手掛けた故・冨田 勲の“TOMITAサウンド”と呼ばれる壮大なオーケストレーションによって、1時間におよぶ『ジャングル大帝』のストーリーが描かれ、新日本フィルハーモニー交響楽団によるフルオーケストラの生演奏と『ジャングル大帝』のアニメーション映像を用いた貴重な公演となる。

アニメ交響詩『ジャングル大帝』により懐かしの映像と共に蘇る“TOMITA”サウンド。五感で楽しむことができ、当時のアニメーションを観ていた世代にとっては懐かしく温かい気持ちになり、若い世代にとっては数十年前の作品が新鮮に映る、そんな公演になることは間違いないだろう。

昨年2016年に大歓声の中幕を閉じた、故・冨田 勲の遺作とも言える作品『ドクター・コッペリウス』は、初演の成功を受け2017年4月に再演が予定されていたが、延期が決定しており、アニメ交響詩『ジャングル大帝』は更に貴重さを増した公演となる。

冨田 勲作品集 生誕85周年記念 アニメ交響詩『ジャングル大帝』

  • 日程: 2017年4月19日(水曜日)
  • 時間: 開場 18時00分 / 開演 19時00分
  • 会場: 東京・墨田/すみだトリフォニーホール
  • 料金: 大人 7,000円(税込) / 高校生以下 3,500円(税込) ※未就学児童入場不可
  • チケット: オフィシャルウェブサイト先行 2017年2月20日(月曜日)12時00分から2月27日(月曜日)23時59分まで ※先着受付  / 一般発売 2017年3月4日(土曜日)10時00分から
  • プレイガイド: キョードー東京、トリフォニーホールチケットセンター、トリフォニーホール チケットオンライン、新日本フィル・チケットボックス、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、CNプレイガイド
  • 主催: キョードー東京
  • 共催: すみだトリフォニーホール
  • 協力: 日本コロムビア、クリプトン・フューチャー・メディア、新日本フィルハーモニー交響楽団
  • 企画協力: 手塚プロダクション
  • 作曲: 冨田 勲
  • 指揮: 渡邊一正
  • オーケストラ: 新日本フィルハーモニー交響楽団

アニメ交響詩『ジャングル大帝』 オフィシャルウェブサイト
https://www.isaotomitacollections.com/

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