映画『gifted／ギフテッド』現実に忠実に描き、天才児の現実を掘り下げる

© 2017 Twentieth Century Fox

映画『gifted』（邦題：gifted／ギフテッド）と天才児について女優/作家のOctavia Spencer（オクタヴィア・スペンサー）とプロデューサーのKaren Lunder（カレン・ランダー）が語る特別映像が公開された。

映画『gifted』（邦題：gifted／ギフテッド）は、独身の叔父Frank Adler（フランク・アドラー）とその姪っ子のMary Adler（メアリー・アドラー）の絆が描かれ、Mary Adler（メアリー・アドラー）のような天才的な才能を持った子どもの育て方やGifted education（ギフテッド教育）についても訴求した、数学の天才の物語。Gifted education（ギフテッド教育）と呼ばれる突出した才能に合わせた教育方法は、2017年9月から東京都渋谷区が日本国で初めて導入したことでも話題になったが、日本国ではまだまだ認知度も低く、浸透していない。アメリカ合衆国を中心に海外では大々的に採用されており、現在、日本国でも公開中の映画『Hidden Figures』（邦題：ドリーム）の主人公となった数学者のKatherine Goble Johnson（キャサリン・ゴーブル・ジョンソン）も幼少期に受けたGifted education（ギフテッド教育）で才能を開花させたとも言われている。

今回公開された特別映像は、映画『gifted』（邦題：gifted／ギフテッド）ではFrank Adler（フランク・アドラー）とその姪っ子のMary Adler（メアリー・アドラー）を常にサポートする隣人Roberta Taylor（ロバータ・テイラー）を演じ、映画『Hidden Figures』（邦題：ドリーム）では数学者のDorothy Vaughan（ドロシー・ヴォーン）を演じたOctavia Spencer（オクタヴィア・スペンサー）がKatherine Goble Johnson（キャサリン・ゴーブル・ジョンソン）の幼少期とMary Adler（メアリー・アドラー）の姿を重ねながら映画『gifted』（邦題：gifted／ギフテッド）で描かれる天才児の現実と共通点を語り、Karen Lunder（カレン・ランダー）が作品や制作について振り返る特別映像となっている。

Octavia Spencer（オクタヴィア・スペンサー）は、「天才児は人と違う世界観を持ってる。本作や『ドリーム』は女性数学者や科学者の偏見を取り除いてくれる。メアリーとキャサリンは似ていて、2人とも数学の天才でとても頭のいい子ども。女の子が賢いことはおかしなことじゃない。知性は褒めたたえられるべき」と力強くコメント。また、Karen Lunder（カレン・ランダー）は、監督を務めた映画監督のMarc Webb（マーク・ウェブ）監督について「マークが特にこだわったのは現実に忠実なこと。数学の天才でいることがどんな感覚か知るため、数学者や天才児に実際に話を聞きに行った。ハリウッド版天才児を作るのではなく、天才児の現実を掘り下げた」と振り返った。

特別映像にMary Adler（メアリー・アドラー）がGifted education（ギフテッド教育）を受けるために大学の教授に会うシーンが映し出されるが、実は本物の数学者でUniversity of Wisconsin–Madison（ウィスコンシン大学マディソン校）の教授でもあるPh.D. Jordan Ellenberg（ジョーダン・エレンバーグ）博士が教授役として出演している。Karen Lunder（カレン・ランダー）が語るように、Marc Webb（マーク・ウェブ）監督がリアリティに拘り抜いて制作したことが窺える本編映像とキャスティングになっている。

https://youtu.be/ZwcrjVTy4UI

チャーミングで切ない物語を描いたハートウォーミング・ファミリードラマ―映画『gifted』（邦題：gifted／ギフテッド）は、2017年11月23日（祝日・木曜日）より全国ロードショーで公開される。

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