MILESTO et Sapeur - Launch Event

 

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コンゴ共和国から世界一おしゃれなジェントルマン:SAPEUR(サプール)が来日!

 

大人向けトラベルブランド「MILESTO」(ミレスト)とSAPEUR(サプール)のコラボバッグが発売され、『MILESTO et SAPEUR~ミレストで日本を旅するサプール~コラボバッグ発売記念イベント』に登壇した。

また、ゲストとして、コンゴ共和国特命全権大使(臨時代理大使)/一等参事官のBoniface Lezona(ボニファス・レゾナ)閣下やファッションデザイナー/プロデューサーの山本寛斎、元・モーニング娘。のメンバーで女優/モデルの高橋愛も応援に駆けつけた。

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*SAPE(サップ)とは、Société des ambianceurs et des personnesélégantes(おしゃれで優雅な紳士協会、または、エレガントで愉快な仲間たちの会)の頭文字をとったもの。通年気温30度を越す常夏のコンゴ共和国で、1950年代から1960年代のフランス・パリ紳士の盛装に身を包み、街中を闊歩するスタイルのことを指す。また、SAPE(サップ) を楽しむ人々は、SAPEUR(サプール)と呼ばれている。日本国では、ドキュメンタリー番組などでも取り上げられ、一躍話題になった。

今回来日したSAPEUR(サプール)は、Daniel Severin Mouyengo(ダニエル・セヴラン・ムイエンゴ)、Ibarra Renaud(イバラ・ルノー)、Malonga Djebel(マロンガ・ジョベル)、John Barretta(ジョン・バレタ)、Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン(呼称))、Eric Kanga(エリック・カンガ)。

その1人、Daniel Severin Mouyengo(ダニエル・セヴラン・ムイエンゴ)は、今年4月にも単独来日しており、SAPEUR(サプール)を撮り続けている写真家の茶野邦雄の写真展『THE SAPEUR(ザ・サプール)展~コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン~』に来場。Daniel Severin Mouyengo(ダニエル・セヴラン・ムイエンゴ)の登場で、多くの人で賑わっていた会場が、更に賑わい華やかになり、SAPEUR(サプール)独特の軽やかなステップを踏んでみせるなどして会場を沸かせていた。他の5人、Ibarra Renaud(イバラ・ルノー)、Malonga Djebel(マロンガ・ジョベル)、John Barretta(ジョン・バレタ)、Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン(呼称))、Eric Kanga (エリック・カンガ)は、最近新たに設立されたSAPEUR(サプール)協会から選考で選ばれ、来日。

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今回の記念イベントは、SAPEUR(サプール)が独特のステップを踏みながらランウェイをウォーキングするパフォーマンスやSAPEUR(サプール)と高橋愛のコラボレーションパフォーマンス、SAPEUR(サプール)×山本寛斎×高橋愛×茶野邦雄のトークショーなど、盛りだくさんの内容で行われた。

トークショーの中で、SAPEUR(サプール)は、「日本に来ることができたことは嬉しく、このイベントに呼んでくれたことに感謝申し上げたい」と感謝の意を述べ、欧米の服を着るだけではなく、自ら服をデザインし作って着ているEric Kanga(エリック・カンガ)は、「僕たちのコンゴでは色を結婚させるという表現をするが、細かい色の組み合わせを大事にしている」と自らのファッションや服作りで重要視している点についても話した。

高橋愛は、SAPEUR(サプール)について「色遣いが素晴らしい。それぞれが同じではないファッション。ファッションを楽しみながら個性を出しているのが凄い。同じファッション好きとして学ぶことがたくさんある」とSAPEUR(サプール)に会えたことにも感激し、敬意を表した。また、「私は、SAPEUR(サプール)ステップを踏めていないので、今日は習得して帰ろうと思う」と、再び登場するときには照れながらもSAPEUR(サプール)に負けないステップを踏んで登場。

山本寛斎は、「茶野邦雄さんが撮影したSAPEUR(サプール)の写真集を見て、すぐに原色のスーツを仕立てた。原色のスーツを着たのは72歳にして初めて。でも、誤解があった。ただ派手で目立つのではなく、心の中にお祭りが起こる。恋をしているときのときめきと同じような感覚。茶野さんとSAPEUR(サプール)が僕に火をつけてくれた。僕もいのちをかけて格好良くなりたい」と猛烈に燃えているように終始熱く語り、SAPEUR(サプール)や観客も圧倒されていた。

コンゴ共和国特命全権大使(臨時代理大使)/一等参事官のBoniface Lezona(ボニファス・レゾナ)閣下は、「コンゴの発展は平和なしには考えられない。SAPEUR(サプール)の存在は、平和な社会や風潮を愛する象徴であり、更に平和のムーブメントを起こそうというもので、良い役目を果たしてくれている。SAPEUR(サプール)の来日が実現したのも、日本国とコンゴ共和国、両国の平和と良好な関係が築かれている証。しかしながら、世界各地では許されざるテロリズムや犯罪、災害が発生し、犠牲になっている人が多くいる。そういう人々に対しても皆さんと一緒に1分間の黙祷を捧げたい」と挨拶し、追悼と平和への祈りを込めて会場にいた全員が黙祷を捧げ、会場全体が平穏な雰囲気に。

SAPEUR(サプール)は、日本国に約2週間滞在、全国各地を旅しながら多くの人々と交流し、日本国の伝統や文化にも触れる。また、明後日7月21日(木曜日)には、東京/国立代々木競技場第二体育館で開催される山本寛斎プロデュース『日本元気プロジェクト2016 スーパーエネルギー!!~天下無敵のカラフルBoys&Girls!!~Produced by KANSAI YAMAMOTO』にも出演する。

SAPEUR(サプール)が日本国を旅して、コンゴの心・文化と日本国の心・文化が触れ合い、どのような科学反応が起こるのかも楽しみだ。

MILESTO et SAPEUR~ミレストで日本を旅するサプール

今日7月19日(火曜日)発売の「MILESTO」(ミレスト)とSAPEUR(サプール)のコラボバッグは、ボーダレスで国籍や性別なども超えて使えるものとなっており、色や裏地もアフリカやコンゴをイメージして一つひとつに想いが込められている。

MILESTO et SAPEUR~ミレストで日本を旅するサプール
https://milesto.jp/sapeur/

茶野 邦雄(ちゃの・くにお)

1959年生まれ。写真家。大学卒業と同時とフリーランスとして活動開始。1986年NY YOMIURI PRESS社勤務。 報道カメラマンとして世界中で取材撮影を行う。1991年沖縄移住。2008年プロ機材ドットコム設立。 2015年コンゴ共和国への取材・撮影を自ら行った写真集『平和をまとった紳士たち』kindle版を出版。2016年には写真集『THE SAPEUR コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン』(オークラ出版)を発売。現在、オリオンビールのポスター等、広告写真を専門に活躍中。

 
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