ピクサー:グラント・アレクサンダーのアニメーション・映画制作への情熱に迫る―独占インタビュー#3

 
©2016 Ryota Isomura ©Disney/Pixar
江渕良平: 公開が1年延期になったことも話題になっていますが、いまDisney・Pixar映画『Toy Story 4』(邦題:トイ・ストーリー4)の制作中だと思います。言えないことだらけだとは思いますが、何かお話できることがあれば教えてください。

Grant Alexander: Oh my gosh! こういうことが起こるのは、毎回、脚本、ストーリーが大きな理由です。制作を進めていく中で、どうしてもストーリーを隋所変えなけらばいけないところがあり、公開予定のタイミングを検討したときに、Disney・Pixar映画『Cars 3』(邦題:カーズ3)の制作の方が順調に進んでいたので、公開予定日を変えようということになりました。これはよくあることです。Disney・Pixar映画『Toy Story 3』(邦題:トイ・ストーリー3)が完成された後で、このストーリー全体が完結されたように思われていたんです。Disney・Pixar映画『Toy Story 4』(邦題:トイ・ストーリー4)が制作されるという発表があったとき、インターネット上の反応は「本当に?」「余計なことをするんじゃないだろうか」などというネガティヴな声もたくさんあったので、かなり注目と期待、期待の中でも不安が混ざった期待をされています。ファンや観客をがっがりさせたくないので、時間を掛けて、拘り、慎重に制作が進められています。プレッシャーも大きいですね。

江渕良平: Grant(グラント)さんが、いま参加している、或いは、関わっているプロジェクトは何かありますか。

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Grant Alexander: アメリカ合衆国では2017年11月22日公開予定のDisney・Pixar映画『Coco』(ココ/日本国公開予定日・邦題未定)の制作が、つい最近終わったばかりです。Disney・Pixar映画『Coco』(ココ/日本国公開予定日・邦題未定)は、メキシコ合衆国の死者の日(Día de Muertos/Day of the Dead)をテーマ、モチーフにした作品です。靴職人一家に生まれた少年が、本当は靴職人ではなく、ミュージシャンになりたいという夢を持っていて、あることをきっかけに死者の世界に入ってしまいます。その彼の家族がどうにかして、少年をいまの世界に連れ戻そうと奮闘する作品です。実は、私の妻がメキシコ合衆国生まれ、アメリカ合衆国育ちということもあって、妻と妻の家族、親戚と一緒にDisney・Pixar映画『Coco』(ココ/日本国公開予定日・邦題未定)を観て、彼らの反応も見たいので、楽しみにしています。

 

※2015年8月にアメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムで開催されたThe Walt Disney Company(ウォルト・ディズニー・カンパニー)オフィシャル・ファンクラブ・イベント『D23 Expo』で、今後制作・公開予定の映画作品に関する情報が発表され、Disney・Pixar映画『Coco』(ココ/日本公開予定日・邦題未定)も発表された。監督はDisney・Pixar映画『Toy Story 3』(邦題:トイ・ストーリー3)の監督を務めたLee Unkrich(リー・アンクリッチ)監督、プロデューサーはDisney・Pixar映画『Toy Story 3』(邦題:トイ・ストーリー3)のプロデューサーを務めたDarla K. Anderson(ダーラ・K・アンダーソン)が再びタッグを組み、メキシコ合衆国の死者の日(Día de Muertos/Day of the Dead)をテーマに「 何世代にも渡る謎の発見が、驚くような家族の再生を導く」ということと、タイトルロゴ、主人公の少年の名前「Miguel」と年齢「12歳」とそのアートが発表された。しかし、他の映画作品に比べると、かなり少ない情報の発表だったために、インターネット上ではストーリーに関しても数ヶ月に渡って様々な憶測が飛び交い、話題となった。日本国内では、Pixar Animation Studios(ピクサー・アニメーション・スタジオ)公式でのDisney・Pixar映画『Coco』(ココ/日本公開予定日・邦題未定)の大まかなあらすじが発表されるのは、これが初となる。

江渕良平: Grant(グラント)さんの今後の夢や目標を教えてください。

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