VINYL - Japan Premiere

vinyl_1_21970年代のニューヨークを舞台に音楽業界と激動の時代を描いた海外ドラマ『VINYL -ヴァイナル- Sex, Drugs, Rock’n’Roll & NY』を、スター・チャンネルが2016年7月11日(月曜日)より独占日本国初放送することを記念して、ジャパンプレミアが開催された。

 

『VINYL -ヴァイナル-』は、映画界の巨匠でもある映画監督/プロデューサー/脚本家のMartin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督、伝説のロックバンド「The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)」ヴォーカルのSir Michael Philip “Mick “Jagger(ミック・ジャガー)、テレビプロデューサー/脚本家のTerence Winter(テレンス・ウィンター)が組んだことでも話題になっている。

Martin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督は、自身の作品にThe Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)の楽曲を数多く起用しているほか、The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)のコンサートを収録した音楽ドキュメンタリー映画『Shine a Light』(シャイン・ア・ライト)の監督も務め、Sir Michael Philip “Mick “Jagger(ミック・ジャガー)とは盟友でもある。また、Terence Winter(テレンス・ウィンター)とは、ドラマ『Boardwalk Empire』(ボードウォーク・エンパイア 欲望の街)で組んだ盟友である。

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この企画は、Sir Michael Philip “Mick “Jagger(ミック・ジャガー)が、1970年代の音楽・レコード業界を舞台にした映画製作のアイデアをMartin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督に持ちかけたことから始まり、その後、Terence Winter(テレンス・ウィンター)などが加わり、20年の構想を経て、映画作品としてではなく、TVドラマシリーズとして製作され、アメリカ合衆国では映画級ドラマを製作・放送しているケーブルテレビ局「HBO®」で、2016年2月から放送された。第1話の視聴者数が約76万人という脅威の数字を叩き出し、放送から1週間も経たないうちにHBO®がシーズン2の制作を発表するほどの話題と人気ぶりだ。

脅威の数字を叩き出している話題と人気の理由には、前述3人の夢のタッグだけではない。第1話をMartin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督自らが監督していること。1970年代の音楽シーンを牽引した実在する人気バンドやアーティストたちが重要なキャラクターとして登場、楽曲や真実のエピソードまでが飛び出し、基本的にはフィクションであるが、ノンフィクションなエピソードが織り交ぜられていることで音楽ファンにはたまらないストーリーであり、これから音楽史を知る若い世代には勉強になるストーリーでもあること。劇中に登場する衣装や小道具などにも拘り、当時のカルチャーやAndy Warhol(アンディ・ウォーホル)などのアートも取り入れて1970年代を忠実に細かく再現していること。まだまだあるが、このように見どころが満載ということも、話題と人気の理由でもある。

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左からPeter Barakan(ピーター・バラカン)、オカモトショウとオカモトレイジ(OKAMOTO’S)

ジャパンプレミアでは、ブロードキャスターのPeter Barakan(ピーター・バラカン)と人気ロックバンド「OKAMOTO’S」のオカモトショウ、オカモトレイジによるトークショー、その後に『VINYL -ヴァイナル-』第1話「人格の危機」爆音上映試写会が開催された。

トークショーの中で、Peter Barakan(ピーター・バラカン)は、「ロックの名作は、1972年にたくさん誕生した。この作品は、その1972年を中心に1960年代から1973年が描かれている。この頃は、ロックはもちろんだが、パンクやヒップホップ、ディスコといったジャンルが着々と芽を出し始めていて、それを匂わせるシーンや楽曲も出てくる」、「いまのニューヨークは、街が変わりすぎていて1970年代の面影がなく、かつての風景が撮影できない。そこで、街のシーンは、シンシナシティやトロントで撮影されている。1960年代・1970年代は、街で落書きをするにしても30秒で落書きをしないとすぐに警察が来て捕まってしまうということから、Martin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督は、撮影現場でも30秒で落書きをさせるといったことにまで拘ったそうだ」と自らの知識や情報も交えて撮影のエピソードなどを明かした。

 

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パンクバンドを熱演するJames Jagger(ジェームス・ジャガー)

また、OKAMOTO’Sのオカモトショウは、「僕たちが憧れて見ていた1970年代のアーティストの写真集に出てきたようなファッションが劇中にも出てきた」と興奮。「Sir Michael Philip “Mick “Jagger(ミック・ジャガー)の息子さんも出演していると聞いて、どこに出てくるのかと思いながら見ていたが、すぐにわかった。若い頃のSir Michael Philip “Mick “Jagger(ミック・ジャガー)に似ている」と劇中でパンクバンドを熱演しているJames Jagger(ジェームス・ジャガー)についても触れた。映画好きで知られるOKAMOTO’Sのオカモトレイジは、「音楽業界と裏社会の繋がりを上手く描いていて、さすがMartin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督だなと思った」と評価。

そして、作品で描かれているものの一つとして、3人は「音楽でも開拓者は、最初は売れないし、理解もされない。後から評価されることが多い」と締めくくった。

1968年以降、Sir Michael Philip “Mick “Jagger(ミック・ジャガー)は、映画作品に俳優として出演するようになる。その後、次々と音楽アーティストの伝記や音楽史を伝える映画作品にインタビュー出演したり、監督やプロデューサーを務めたりしている。ショービジネスとしてはもちろん、自身が見てきたリアルな時代と音楽を人々に伝えようとしている。今後もどのような作品を手掛けていくのかも注目したい。

最後に、若い世代に伝えておきたい。『VINYL -ヴァイナル-』でリアルに描かれている1970年代のニューヨーク。当時、実際に街にはゴミや落書きが溢れ汚く、街や地下鉄では犯罪が多発し、1970年代後半になると若者たちが自警団を結成して街を安全にしようとしていた事実がある。カルチャーも音楽も混在していた。音楽業界もドラッグや金、裏社会との関係・・・と、けっして良いとは言えない激動の時代と環境だった。『VINYL -ヴァイナル-』は若い世代にも見てほしいが、R15+にはなっているものの、もしかすると格好良く見え、これを真似したいと思ってしまうかもしれない。しかし、第1話「人格の危機」の冒頭、崖っぷちの音楽レーベル「アメリカン・センチュリー・レコード」社長のリッチー・フィネストラが言う台詞にしっかりと耳を傾けてほしい・・・「この鼻がダメにした」・・・現代の若い世代に対して「これは真似するなよ」と言わんばかりのこの台詞には、ある意味警告が隠されていることも感じてほしい。

ドラマ『VINYL -ヴァイナル- Sex, Drugs, Rock’n’Roll & NY』

主人公は、崖っぷち音楽レーベル「アメリカン・センチュリー・レコード」社長のリッチー・フィネストラ。その確かな「耳」で一度は名声を手にしたものの、今では破産寸前で会社の売却を余儀なくされている。そんな彼がもう一度音楽の可能性を信じて、人生を賭けた再起に挑むところからこの物語は始まる。

アメリカ合衆国のケーブルテレビ局「HBO®」が製作、2016年2月から放送したテレビドラマシリーズ。日本国では、スター・チャンネル「STAR1 プレミア(字幕版)」で2016年7月11日(月曜日)から毎週月曜日23時00分ほか、「STAR3 セレクト(二ヵ国語版)」で2016年7月13日(水曜日)から毎週水曜日23時30分ほかで独占放送。

ドラマ『VINYL -ヴァイナル- Sex, Drugs, Rock’n’Roll & NY』
http://www.star-ch.jp/vinyl/

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