レッド・ホット・チリ・ペッパーズが約6年ぶりにアルバムを発売—ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムにも名を刻み殿堂入り

レッド・ホット・チリ・ペッパーズの最新スタジオアルバム『Unlimited Love』のジャケット

ロックバンド Red Hot Chili Peppers（レッド・ホット・チリ・ペッパーズ）が、2022年4月1日（金曜日）にNEWスタジオアルバム『Unlimited Love』（『アンリミテッド・ラヴ』）を世界同時に発売した。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは、2016年リリースのアルバム『The Getaway』（『ザ・ゲッタウェイ』）以来約6年ぶりとなるNEWスタジオアルバム『Unlimited Love』を発売。発売と同時に、収録曲「These Are the Ways」（ジーズ・アー・ザ・ウェイズ）のミュージックビデオも公開された。同曲は、同バンドのギタリストJohn Frusciante（ジョン・フルシアンテ）のソフトなギターフレーズと、ドラマーのChad Smith（チャド・スミス）のパワフルなドラムリズムが特徴的な楽曲となっており、ミュージックビデオは映画監督/フォトグラファーのMalia James（マリア・ジェームス）が監督を務めている。

さらに嬉しいニュースは続き、40年に渡る音楽活動と音楽業界への貢献を讃えられ、アメリカ合衆国現地時間3月31日（木曜日）にカリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドのHollywood Walk of Fame（ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム）に同バンドの名前が刻まれた星型プレートが設置され、“ハリウッド殿堂”入りを果たした。セレモニーには、ボーカルのAnthony Kiedis（アンソニー・キーディアス）、ベーシストのFlea（フリー）、チャド・スミス、ジョン・フルシアンテが揃って登場したほか、1985年リリースの2ndアルバム『Freaky Styley』（『フリーキー・スタイリー』）をプロデュースしたシンガー/ソングライター/音楽プロデューサーのGeorge Clinton（ジョージ・クリントン）や、俳優のWoody Harrelson（ウッディ・ハレルソン）、ミュージシャンのBob Forrest（ボブ・フォレスト）もお祝いに。同バンドのメンバーそれぞれがスピーチした中で、アンソニー・キーディスは、「私にとって個人の話ではありません。チャドも好きだし、フリーも好きだし、ジョンも好きで、みんなすごく才能がありますが、全員が集まると個人でやるよりもすごいことができます。私たちは、集まることで自分がやりたいことや全世界とコミュニケーションをとる方法を見つけられたんだと思います。それは、このストリートの色々なバーで、数人を踊らせることから始まりました。チームとして、バンドとして団結することで、みんなを踊らせ、喜びを感じてもらえるようになりました」とスピーチ。フリーは、ハリウッド・ブールバード（ハリウッドのメイン大通り）でのことを振り返り「11歳のとき、この通りで物乞いをしていました。この通りのことは知り尽くしているし、向こうも俺のことをわかっているはずです。世界に出かけているときでも、この通りはいつも自分の一部でした。今度は俺たちがこの通りの一部になることができてうれしい」とスピーチした。式典には、多くのファンが殺到したため、地元警察が出動し、大通りが通行止めになったという。

Red Hot Chili Peppers（レッド・ホット・チリ・ペッパーズ）のNEWスタジオアルバム『Unlimited Love』（『アンリミテッド・ラヴ』）は、2022年4月1日（金曜日）に世界同時発売。6月からはワールドツアーもスタートする。

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