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トンコハウス・堤大介の「ONI展」がPLAY! MUSEUMで開幕—空間演出で物語や空気感、光と闇、音を体感する新感覚展覧会

長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』を体感できる展覧会がPLAY! MUSEUMで開幕した!どのような展覧会になっているの!?記事を読み進めよう!

 
トンコハウス・堤大介の「ONI展」
トンコハウス・堤大介の「ONI展」を体感したSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの石森祐矢さん ©2022 Tonko House Inc. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

teddybearDaisuke “Dice” Tsutsumi|堤 大介

Daisuke "Dice" Tsutsumi|堤 大介

堤 大介さん ©2022 Tonko House Inc.

東京都出身。高校を卒業後、単身渡米し、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市・School of Visual Arts(スクール・オブ・ビジュアル・アーツ)に入学。絵筆をとり、光の表現に惹かれて絵を描き続ける。卒業後にアニメーションの世界に身を投じ、Lucas Learning(ルーカス・ラーニング)、Blue Sky Studios(ブルー・スカイ・スタジオ)などで2002年から公開の映画『Ice Age』(邦題『アイス・エイジ』)シリーズや2005年公開の映画『Robots』(邦題『ロボッツ』)などのコンセプトアートを担当。2007年には、堤大介の“光の表現”に着目したピクサー・アニメーション・スタジオが堤大介を招聘。

同スタジオに入社し、アートディレクターとして、2010年公開の映画『Toy Story 3』(邦題『トイ・ストーリー3』)や2013年公開の映画『Monsters University』(邦題『モンスターズ・ユニバーシティ』)などを手がける。2014年7月にピクサー・アニメーション・スタジオを離れ、同スタジオで出会い盟友となったロバート・コンドウと共にトンコハウスを共同設立。初監督作品『ダム・キーパー』は2015年アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネート。2021年には日本人として初めてジューン・フォレイ賞を受賞。1冊のスケッチブックに71人の著名なアーティストが1枚ずつ絵を描き、手渡しで世界中を巡るプロジェクト『SKETCHTRAVEL』(『スケッチトラベル』)の発案者でもあり、同プロジェクトはアニメ・漫画・イラスト・絵本それぞれの世界を代表する至極のクリエイターたちが世紀の競演を果たした。堤大介は、アメリカンドリームとも呼べるキャリアを歩み、新たな挑戦を続けている。

teddybearONI ~ 神々山のおなり

トンコハウス・堤大介の「ONI展」

『ONI ~ 神々山のおなり』場面写真

トンコハウスと堤大介監督が手がけた3DCGによる長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』は、2022年10月よりNetflixにて31か国語・全世界で配信。舞台は、日本の民話を思わせる神々や妖怪たちが暮らす世界。その地で自由奔放に生きるおてんば娘の「おなり」は、伝説の英雄に憧れ稽古に励むが、父親の「なりどん」は不思議と何も教えてくれない。古来から山の神々が恐れる「ONI」の脅威が迫る中、「おなり」は自身の真実と向き合うことになる。古くから日本国で描かれ、日本人に語り継がれてきた「鬼」を題材に、世代や国境を超えて楽しめるストーリー、日本の民話から現代にアップデートされたユニークでかわいらしいキャラクター、そして巧みな光と色彩表現で構成された美しく鮮やかなアニメーションが、心揺れる「おなり」の成長を通じて、見えないものを恐れる心の闇とそこに差し込む真実の光、さらには親子の絆や友情という普遍的なテーマを描き出した。本作は、本年度、アニメーション業界で最も権威あるAnnie Awards(アニー賞)6部門にノミネートされている。

 

teddybearCh.1-1 神々を照らす光

トンコハウス・堤大介の「ONI展」

ドワーフが制作したコマ撮り用の「なりどん」と「おなり」を紹介するSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの石森祐矢さん ©2022 Tonko House Inc. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

会場を入ると、初期にパイロット版のためにドワーフが制作したコマ撮り用の人形「なりどん」と「おなり」が迎えてくれる。当初はストップモーション・アニメーション(コマ撮り)で制作していく計画だったが、膨大な時間を要することから3DCGアニメーションに変更になったという。完成した映像と、「なりどん」の髪の中から顔を出して手にでんでん太鼓を持つ「おなり」、甚平を着て陣太鼓を持つ「なりどん」のコマ撮り用人形を比べると、キャラクターの容姿やテイストも少し違うことがわかる。

本展は、映像を1つのスクリーンの前で座って鑑賞するスタイルではなく、PLAY! MUSEUMの空間を歩いて・立ち止まって体感するスタイル。会場の複数の壁面や特製の手漉き和紙には、全4話・154分の長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』のストーリーを追いながらそれぞれ代表的なシーンの映像が投影され、映像美、トンコハウスと堤大介監督が生み出した温かな光、アニメーションとは思えないようなリアルな自然描写、水、波紋、苔、草、花々、木々、キャラクターの素材感などを感じ、作品の世界観に没入する。さらに先に進むと、日本全国から蒐集された貴重な鬼や天狗、妖怪のお面も壁面に展示されている。

 

トンコハウス・堤大介の「ONI展」
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PLAY! MUSEUMが提案する新しい形の展覧会、長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』を体感できるトンコハウス・堤大介の「ONI展」。ものづくり・手づくり感も感じることができる温かみのある空間と演出の中で、『ONI ~ 神々山のおなり』のテーマとなっている”自然”、“光と闇”、“鬼(ONI)とは?”を感じ、考えることができる。内覧会に出席し体験したSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの石森祐矢さんは、「自宅やスマフォ、タブレット、インターネット上では味わえない、特製手漉き和紙に投影された綺麗な映像、会場に響く音、雰囲気を高める照明、日本全国から集められた貴重な鬼・天狗のお面や凧、さらには本展のために再現された戻り橋や祭りやぐらなどの空間演出によって『ONI ~ 神々山のおなり』の世界観が見事に作られ、作品の中に入り込んだかのような感覚になり、“鬼(ONI)”を感じ、“鬼(ONI)とは?”を考えやすかったです。メイキングの貴重な資料も必見です!」と感想をコメント。近日、今年2023年から新たにスタートしたプロジェクトの第1弾として、堤大介監督にフォーカスしたポートレート写真とインタビューも掲載予定!お楽しみに!

 
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