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映画『オットーという男』若き日のオットーに注目—トム・ハンクス&リタ・ウィルソンの息子トルーマン・ハンクスが俳優デビュー

トム・ハンクス氏とリタ・ウィルソン女史の息子であるトルーマン・ハンクス氏が、映画『オットーという男』で俳優デビューを果たした!記事を読み進めよう!

 
A Man Called Otto|オットーという男
左から)トルーマン・ハンクスさん、リタ・ウィルソンさん、トム・ハンクスさん
A Man Called Otto|オットーという男

トルーマン・ハンクスさん演じる若き日のオットー・アンダーソン(右)とレイチェル・ケラーさん演じるソーニャ(左)

俳優/映画製作者のTom Hanks(トム・ハンクス)とその妻・女優/プロデューサーのRita Wilson(リタ・ウィルソン)の息子でシネマトグラファーのTruman Hanks(トルーマン・ハンクス)が、映画『A Man Called Otto』(邦題『オットーという男』)で俳優デビューを果たした。

 

映画『オットーという男』の主人公 Otto Anderson(オットー・アンダーソン)を演じたトム・ハンクスと、その妻で本作のプロデューサーを務めたリタ・ウィルソンとの間にいる息子 トルーマン・ハンクスが、本作に若き日のオットー・アンダーソン役として出演し、俳優デビュー。出演シーンは、若き日のオットー・アンダーソンと、後に最愛の妻となるSonya(ソーニャ)が交際していたときの様子を映し出す回想シーンとなっている。

本作の監督を務めた映画監督のMarc Forster(マーク・フォースター)監督は、若き日のオットー・アンダーソンを誰に演じてもらうかという問題で頭を悩ませていたところ、リタ・ウィルソンに相談。リタ・ウィルソンは「マークが言っていたんです。自分が映画を観ていて興ざめするのは、キャラクターが若かった頃の回想シーンで、若い俳優の見た目や立ち居振る舞いが年配の俳優に似ていないときだって。彼からトムの息子で俳優のコリンとチェットのことを聞かれましたが、2人にはこの役は若すぎました。その年頃のトムに一番よく似ているのがもう1人の息子トルーマンなんですが、彼は役者ではありません。でも彼に会わせてほしいとマークに言われたんです」と当時を振り返り、マーク・フォースター監督は「トルーマンとはニューヨークで会いました。80年代後半の頃のトムが目の前に座っている気がしました。嬉しかった。彼はすごく魅力的でした。自分は役者ではない、とはっきりと言ってくれたのもその魅力の一つでした。一緒に本読みを少ししてみたら、すごく自然で素晴らしかったんです。しっくりときて自然な感じがしたんです」と起用の経緯を話す。

トルーマン・ハンクスは、映画業界の仕事に携わるも、表舞台に立つ俳優ではなく、作品を影で支えるシネマトグラファー(撮影監督)を目指しており、本作が俳優デビューとなったことについて「滅多にないチャンスでした。まだ決めかねているときに、友人が“この役を演じることで、今後自分のカメラワークや判断に役立つことがあるはずだ。カメラの前に立つ人の気持ちがわかるだろう。映画は協同作業で作りあげるものだから、役者の仕事を経験することでわかることがあるはずだ”ってね」と友人に背中を押してもらったことを明かしたほか、役を演じる上でアドバイスを必要とするときに「父は、いろいろな立ち方、歩き方について教えてくれました。例えば、父がオットーを演じるときに取り入れた、指をさす仕草など、いくつかの癖についても教えてくれました。一貫性を持たせられるように」と名優である父トム・ハンクスからもアドバイスをもらったことを明かしている。

もう一度“生きる希望”を見つけていく男の感動の物語—映画『A Man Called Otto』(邦題『オットーという男』)は、2023年3月10日(金曜日)より全国で公開される。

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INFORMATION

《STORY》オットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい・・・。それが《オットーという男》。そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも一度じゃなく二度、三度も・・・。世間知らずだが、陽気で人懐っこく、お節介な奥さんマリソルは、オットーとは真逆な性格。小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んでくる。この迷惑一家の出現により“自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく——。

 

公開: 2023年3月10日(金曜日)より全国の映画館で公開
監督: Marc Forster(マーク・フォースター)
脚本: David Magee(デヴィッド・マギー)
製作: Rita Wilson(リタ・ウィルソン)、Tom Hanks(トム・ハンクス)
原案: A Man Called Ove by Fredrik Backman(フレドリック・バックマン「幸せなひとりぼっち」(ハヤカワ文庫))
出演: Tom Hanks(トム・ハンクス)、Mariana Treviño(マリアナ・トレビーニョ)、Manuel Garcia-Rulfo(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)、Rachel Keller(レイチェル・ケラー)、ほか
配給: ソニー・ピクチャーズ映画

 

 

映画『A Man Called Otto』で俳優デビューを果たしたTruman Hanks氏!1988年公開の映画『Big』出演くらいの頃のTom Hanks氏を彷彿とさせ、予告映像にもあるように、本作では若き日のオットー・アンダーソンと後に妻となるソーニャとの交際やプロポーズを映し出す回想シーンで見事に演じきっている。1つの作品に母・父・子が携わり、一緒に作り上げたことも素晴らしい!シネマトグラファー(アシスタントなど)として、2021年公開の映画『West Side Story』や同年公開の映画『Black Widow』、2020年公開の映画『News of the World』などにも携わっている。

 
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