映画『マッドマックス：フュリオサ』ジョージ・ミラー監督“次はフュリオサと考えていた”—ファン垂涎のティザービジュアル解禁

主人公 フュリオサを演じるアニャ・テイラー＝ジョイさんとディメンタス将軍を演じるクリス・ヘムズワースさん © 2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved

映画『Furiosa: A Mad Max Saga』（邦題『マッドマックス：フュリオサ』）のティザービジュアルが公開されたほか、今年2023年11月にブラジル連邦共和国サンパウロで開催された『Comic Con Experience』（『コミックコン・エクスペリエンス』）の様子が到着した。

今回公開されたティザービジュアルは、2015年公開のシリーズ前作・映画『Mad Max: Fury Road』（『マッドマックス 怒りのデス・ロード』）でもおなじみ、“出陣”のためにエンジンオイルで目の周りを黒く塗った勇ましいフュリオサを中心に、その周りには新たな登場人物であるディメンタス将軍、悪役ながら強烈な存在感と圧倒的カリスマで多くのファンを魅了したイモータン・ジョー、白塗りが印象的なイモータンの私設軍隊 ウォーボーイズなど、ファン垂涎のティザービジュアルに仕上がり、本作の登場人物と物語に期待が高まる。注目したいのは、ディメンタス将軍・・・腰には銃と鎖で縛られたクマのぬいぐるみもあり、どのような人物なのか謎が深まる——。

ティザービジュアルの公開と同時に、今年2023年11月30日（木曜日）よりブラジル連邦共和国サンパウロにて開催された『コミックコン・エクスペリエンス』でアメリカ合衆国版予告編映像を初めて公開したときの様子も到着した。本作の主人公 フュリオサを演じる女優のAnya Taylor-Joy（アニャ・テイラー＝ジョイ）、ディメンタス将軍を演じる俳優のChris Hemsworth（クリス・ヘムズワース）、監督を務めた映画製作者/プロデューサー/脚本家のGeorge Miller（ジョージ・ミラー）監督は、ファンの熱烈な歓迎を受け、ステージに登壇。ジョージ・ミラー監督は「フュリオサの物語は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の撮影時からありました。“怒りのデス・ロード”がうまく行けば、次は“フュリオサ“と考えていました。やっと、ここまで来たんだ！」と本作が念願の企画であったことを明かし、「今回のフュリオサの物語は、“怒りのデス・ロード”の15年前を描いており、乗り物や、“怒りのデス・ロード”で見た多くのものが登場します。物語は、互いに戦うに値すると信じる主人公と敵対者を求めていきます。作品を見てもらえば、それがそこにあるという僕の意見に同意してくれると思います」と自信をのぞかせた。さらにアニャ・テイラー＝ジョイは「アクションシーンを演じることにワクワクしました。最初に監督から「アクションを全部自分でやることに抵抗はないか」と聞かれたので「全部自分でやるからコーチをつけてほしい」と答えました。スタントチームが温かく迎え入れてくれて、段取りを丁寧に教えてくれましたが、あれは“荒っぽいライド”でした」とコメント。クリス・ヘムズワースは、「『マッドマックス』の物語は、オーストラリアで生まれ、45年もの間語られてきました。僕は俳優になるずっと前、子どもの頃に『マッドマックス』を観て、あの空間にいたいと思ったものです。興奮を求めるあのクリエイティブな旅に、あの混乱の世界の一部になりたいと思ったことを覚えています。いまここにこうして、この映画に関われたことは、夢が叶ったということなんです」とコメントしたという。

映画の歴史を変えたノンストップ・カーアクションが再び暴走する——映画『Furiosa: A Mad Max Saga』（邦題『マッドマックス：フュリオサ』）は、来年2024年に全国で公開される。