世界的活躍のSILTが映画『DUNE/デューン 砂の惑星』を砂で表現—微細なサンドアートを映し出したスペシャル映像も公開

サンドアート集団 SILTが制作した映画『DUNE/デューン 砂の惑星』（ポール・アトレイデス）のサンドアート

世界的に活躍するサンドアート集団 SILT（シルト）が砂で表現した映画『Dune』（邦題『DUNE/デューン 砂の惑星』）のサンドアートとスペシャル映像が公開された。

今回公開されたサンドアートとスペシャル映像は、グラミー賞を受賞したポップデュオ A Great Big World（ア・グレート・ビッグ・ワールド）の楽曲「Say Something」（セイ・サムシング）のサンドアート・ミュージックビデオや、2017年にカザフスタン共和国で開催された『Expo 2017 Astana』（アスタナ国際博覧会）に日本国代表として出演するなどの国際的な活躍を見せ、世界で初めて複数のアーティストが同時に1つのサンドアート作品を制作するスタイルを確立したSILTが制作。本作が“砂”にまつわる作品であることと、SILT 代表/サンドアーティストの船本恵太が『Dune』と本作の監督を務めたDenis Villeneuve（ドゥニ・ヴィルヌーヴ）監督の大ファンであることから「ご依頼をいただいて感激でした！」と即快諾し、コラボレーションの話が進んだという。

作画作業には指や筆、先が尖った棒のようなものなども使われ、1枚につき3〜4時間ほどの制作時間が費やされており、俳優のTimothée Chalamet（ティモシー・シャラメ）演じる主人公Paul Atreides（ポール・アトレイデス）や女優/シンガー/ソングライターのZendaya（ゼンデイヤ）演じるChani（チャニ）、俳優のJason Momoa（ジェイソン・モモア）演じるDuncan Idaho（ダンカン・アイダホ）、サンドワームなど、登場人物や劇中の印象的なシーンの数々、本作の世界観までもが微細な砂で表現されている。

本作は、IMAX®社による全面バックアップのもと、クリエイターが意図したクオリティの映像＆音響が劇場で変換（＝劣化）することなく再現可能となり、ラージフォーマットIMAX®を超える“究極の映画体験”が可能な“Filmed For IMAX®”に認定された世界初の作品。原作は、様々なカルチャーにも影響を与えてきた小説家/SF作家のFrank Herbert（フランク・ハーバート）による伝説の小説シリーズ『Dune』（邦題『デューン/砂の惑星』）。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、全宇宙の未来を託された主人公ポール・アトレイデスの運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開される。監督は、2016年公開の映画『Arrival』（邦題『メッセージ』）でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、2017年公開の映画『Blade Runner 2049』（邦題『ブレードランナー 2049』）で“異次元の天才”と称えられた映画監督/脚本家のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が務め、本作を“キャリア史上最も重要な作品”と位置付けた。主人公のポール・アトレイデスを演じるのは、2017年公開の映画『Call Me by Your Name』（邦題『君の名前で僕を呼んで』）で主人公Elio Perlman（エリオ・パールマン）を演じアカデミー賞主演男優賞にノミネート、2019年公開の映画『Little Women』（邦題『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』）でTheodore “Laurie” Laurence（セオドア・“ローリー”・ローレンス）を好演した俳優のティモシー・シャラメ。脇を固めるキャストも盤石で豪華な顔ぶれとなっている。

自らの宿命を知り、運命を切り開く新世代スペクタクル・アドベンチャーがここに生まれる—映画『Dune』（邦題『DUNE/デューン 砂の惑星』）は、2021年10月15日（金曜日）より全国で公開される。

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