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黄金に輝く村上隆の巨大彫刻作品『お花の親子』が六本木ヒルズでお披露目—子どもと家族のコミュニケーションのきっかけにも

世界的現代美術アーティストの村上隆氏が制作した巨大彫刻作品が東京・六本木ヒルズでお披露目された!どのような彫刻作品になっているの!?記事を読み進めよう!

 
Takashi Murakami|村上隆
The Bloodstone Public Collection Courtesy Gagosian With the cooperation of Kaikai Kiki Co., Ltd. ©︎2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. © SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
Takashi Murakami|村上隆

© SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

現代美術アーティストの村上隆が六本木ヒルズとのプロジェクトで制作した巨大彫刻作品『お花の親子』を昨日2020年11月26日(木曜日)に東京・六本木ヒルズ66プラザでお披露目した。

 

村上隆と六本木ヒルズがアートを通して世界に“元気”や“希望”を届けるプロジェクト『ROPPONGI HILLS TAKASHI MURAKAMI PROJECT』として、村上隆と自身のスタジオが初めて0から彫刻を手掛けた高さ約10m・重さ11tを超える金箔・ブロンズ製巨大彫刻作品『お花の親子』が、六本木ヒルズ66プラザに登場。

お披露目には、カラフルでかわいいお花の衣装を身に纏った村上隆が登壇し、作品について「コロナ禍のなか、前を向き続ける強い思いを込めました。芸術は、ほとんどが大人の方向けで、現代美術の王道では子どもさんに向けた作品があまりないんですね。私が立っているポジションというのは、日本人ということで西洋の現代美術の世界ではアウトサイダーであるので、ターゲットも自由度があります。僕はお子さんのオーディエンスもたくさん持っているので、どうやったら子どもが親と一緒に見にきて色んなことを発見できるかということにも注力しました。つぼみがあったり、ブーケのお花にも顔があったり、主人公のキャラクターにも顔があって、これはどういう関係性なのか・・・と、ある程度、コミュニケーションのストーリーが想定されるのですが、作品の周りを360度回るときにどういったコミュニケーションが成立するのかというシナリオもある程度描いて制作しました。金色は、人間という動物もブラックバスがルアーに反応するように金色やダイヤモンドに反応してしまうんですね。キラキラ光るものはワールドワイドに反応するもので、これが綺麗だからというよりは受けが良いので歴史的に使われてきた素材だと思っています。私は日本画出身なので、学生時代から金箔を貼って絵画を成立させるトレーニングもしてきました。奈良の大仏や寺社仏閣の仏像においても箔というのはすごく大事な色ですので、極めて自然に使いました」と語った。

 

SARS-CoV-2 / COVID-19(新型コロナウイルスによる感染症)パンデミックの影響により村上隆と自身の会社も大打撃を受けていたことについても触れ「僕の工房は、ほとんどが巨大な絵画作品を作っていまして、年間200作品以上を作っているのですが、今年は40作品くらいしか作ることができませんでした。美術館の展覧会がなくなってしまったり、長期延期になったりして、作品も売れないということで、スタジオを運営するストラクチャを変えました。版画やサイン入りのポスターなどをウェブサイトで精力的に販売するようにしました。それは、コロナが発生した頃、僕も家に籠もらなければならず、籠っている最中はテレビを見ればコロナの恐ろしい話ばかりで見るものがなかったので、YouTubeでラファエルさんやヒカルさんがバカバカしい話を毎日のようにしていたのを見てゲラゲラ笑って癒されたんですね。そういったように心にタッチするような表現が必要なんだということをYouTubeで学んでビジネスを変え、小さい作品を販売することを始めたら、いままでにないお客様に作品を届けることができました。この作品は巨大でこの場に来なければいけないように思うかもしれませんが、ソーシャルメディアでも世界中の人に発信されると思うので、作品そのものの大きさというよりはみなさんの携帯の中に直接取り込めるような作品としても成立するのではないかと思いっています」と語り、「本作品は、会社の倒産劇の最中にも関わらず、プロジェクトを止めず、支払いを続ける判断をしたのだが、本当に口から胃袋が出てきそうなほど、大変な決断であった。結果、会社の倒産は迂回でき、プロジェクトは無事に進行しているが、本当にあの決断は苦しかった。僕の作品はハッピーなキャラクターたちがニコニコしているので、僕の人格や制作現場からも朗らかなハッピーなモノと勘違いしている人が大半だが、夢の創造には本当に吐き気を催すほどの苦渋がいつも隣にいる」と、新型コロナウイルスによる感染症パンデミックの影響により一時制作がストップしながらも構想から約4年を経て完成させたことで苦労を滲ませるリアルなコメントも寄せた。

巨大彫刻作品『お花の親子』の展示に合わせ、期間限定で六本木ヒルズ内にあるヒルズカフェ/スペースが村上隆の「お花」の世界観をユニークなメニューで楽しむことができるコラボレーションカフェ“お花カフェ”になっているほか、隣接するグランドハイアット東京では村上隆の「お花」をモチーフにしたアフタヌーンティー「村上隆フラワーアフタヌーンティー」も楽しむことができる。

村上隆の巨大彫刻作品『お花の親子』は、来年2021年5月末頃まで展示される予定。

作品情報
Takashi Murakami|村上隆

The Bloodstone Public Collection Courtesy Gagosian With the cooperation of Kaikai Kiki Co., Ltd. ©︎2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

村上隆『お花の親子』Haha Bangla Manus 2020年

素材: ブロンズ・金箔
サイズ: 高さ 1,000.1cm・幅 647.1cm・奥行 465.5cm

ROPPONGI HILLS TAKASHI MURAKAMI PROJECT
https://www.roppongihills.com/sp/takashimurakamiproject/

 

 

The Bloodstone Public Collection Courtesy Gagosian With the cooperation of Kaikai Kiki Co., Ltd. ©︎2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

新型コロナウイルスによる感染症パンデミック禍の中で村上隆氏とスタジオスタッフたちが想像をはるかに超える苦労と苦渋の決断をしながら完成させた巨大彫刻作品『お花の親子』。凄まじい黄金の輝きを放って咲く笑顔は、私たちにどんな状況でも“Stay Gold”(輝き続けろ)と言ってくれているようにも感じる。新型コロナウイルスによる感染症や心のモヤモヤも吹き飛ばしてくれそうなので、是非、みなさんも寺社仏閣の仏像と同様に拝みに行っていただきたい!ヒルズカフェ/スペースのお花カフェとグランドハイアット東京のフラワーアフタヌーンティーもかわいいメニューがたくさん!さらにグランドハイアット東京では、アフタヌーンティーのほかにも数量限定で“お花”ホワイトチョコクッキーと“お花”あんぱんを販売、1日20セット限定でテイクアウトボックスも販売しているよ!

     
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