展覧会『誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー』が9月より開催—初公開も含めた貴重な原画や舞台衣装等公開
不朽の名作・漫画『ベルサイユのばら』(通称“ベルばら”)誕生・連載開始50周年を記念した展覧会が開催される!どのような展覧会になるの!?記事を読み進めよう!
社会現象にもなった漫画『ベルサイユのばら』の誕生50周年を記念して開催される展覧会『誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー』が、2022年9月17日(土曜日)より東京・東京シティビューで開催される。
本展は、1972年から1973年まで少女マンガ誌『週刊マーガレット』(現・『マーガレット』/集英社)に連載、1974年には宝塚歌劇によってミュージカル・舞台化、1979年にはテレビアニメ化・実写映画化された漫画『ベルサイユのばら』が、今年2022年に誕生・連載開始50周年を迎えることを記念して開催されるもので、特に主人公・フランスの王妃マリー・アントワネットと男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェの2人に焦点が当てられ、初公開も含めた貴重な原画を、原作者である漫画家/劇画家/声楽家/オペラ歌手/歌人の池田理代子の執筆当時の想いや言葉を交えながら紹介。物語の進展と共に、登場人物の心情を映しながら池田理代子の筆致が変化していく様子も見ることができるようだ。さらに、空前の“ベルばら”ブームの火付けとなった宝塚歌劇のコーナーも設けられ、劇中の“オスカルの部屋”が再現、舞台衣裳や小道具なども展示されるほか、テレビアニメや懐かしのグッズ、現在に続く展開をたどるなど、多彩な切り口で華麗なる世界、不朽の名作の軌跡と全貌に迫る展覧会になるという。
池田理代子は、漫画『ベルサイユのばら』誕生50周年と本展について「50年とは遥か昔のことのようではありますが、『ベルサイユのばら』という作品が親から子へ、そして孫へと読み継がれているという、連載中にはとても想像できなかった夢のような幸福を与えられ、作者としてはすべてに感謝したい気持ちです。出版社は勿論のこと、宝塚歌劇団、アニメーション会社等々、事あるごとに盛り上げて頂きました。そして今、このようなコロナ禍にあって、関係者の皆様には50周年展を開催し、祝って下さることに心より御礼申し上げます。一人でも多くのファンの方に楽しんで頂けることを願いつつ」とコメントを寄せている。
漫画『ベルサイユのばら』は、史実に基づき、フランス革命前から革命前期のフランス・ベルサイユを舞台に、実在したマリー・アントワネットと、架空のオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ、多彩な登場人物らの人生を描いた漫画。革命・激動の時代の波の中で、それぞれの運命を生きる大群像劇である。1972年から1973年に『週刊マーガレット』(集英社)に連載され、連載が終了した後も人気は衰えず、翌1974年に宝塚歌劇によってミュージカル・舞台化されるやいなや、空前の“ベルばら”ブームを引き起こし、社会現象に。1979年にはテレビアニメが放映、実写映画も公開、1987年には劇場版アニメが公開され、ファン層も世界に拡大。さらに、フランス共和国をはじめとする世界各国で翻訳・出版されるなど、世界的な人気作品となった。当時、「フランス革命を勉強するなら“ベルばら”を読め」とまで言わせしめるほど、池田理代子の徹底した歴史取材に基づいた物語に、読者は深く感動した。
展覧会『誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー』は、2022年9月17日(土曜日)から11月20日(日曜日)まで東京・東京シティビューで開催。終了後、大阪・阪急うめだ本店、他全国でも巡回展の開催が予定されており、決まり次第公式サイト等で発表される。
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日程: 2022年9月17日(土曜日)から11月20日(日曜日)
時間: 後日発表
会場: 東京・東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
料金: 後日発表
注意: 本展覧会に関する情報は予告なく変更になる場合があります。また、情勢によりやむを得ず、営業時間に変更が生じる場合や、休業となる可能性もあります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
お問い合わせ: 東京シティビュー 03-6406-6652(受付時間 10時00分から20時00分)
ベルサイユのばら展 ポータルサイト
https://verbaraten.com
フランス革命に至る悲劇と、華麗なる世界が描かれた漫画『ベルサイユのばら』は、1974年の宝塚歌劇によるミュージカル・舞台化が大成功し、漫画も大ヒット。その後、テレビアニメ化、実写映画化、劇場版アニメ化され、社会現象に!連載が終了して10年後に生まれた筆者は、世代ではないが、親戚のお姉ちゃんの家にコミック全巻が揃っていたことを鮮明に覚えており、女の子が好きそうな色鮮やかで煌びやかな表紙が印象的だった。東京シティビューが、また新たな聖地になりそうだ!