映画『マトリックス レザレクションズ』の特別映像が解禁—キアヌとキャリーが表現するのは時を経たからこそ醸し出せる情感

キアヌ・リーブスさん演じるネオ／トーマス・A・アンダーソンとキャリー＝アン・モスさん演じるティファニー／トリニティ ©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

映画『The Matrix Resurrections』（邦題『マトリックス レザレクションズ』）の特別映像が公開された。

今回公開された特別映像は、1999年から公開の映画『The Matrix』（邦題『マトリックス』）シリーズのハイライト映像と本作の本編映像を交え、Neo / Thomas A. Anderson（ネオ／トーマス・A・アンダーソン）を演じた俳優のKeanu Reeves（キアヌ・リーブス）とTrinity（トリニティー）を演じた女優のCarrie-Anne Moss（キャリー＝アン・モス）がシリーズを通して長年共演してきた自分たちと自身の役への思いを語り、Smith（スミス）を演じた俳優/シンガーのJonathan Groff（ジョナサン・グロフ）やSati（サティ）を演じた女優/プロデューサーのPriyanka Chopra Jonas（プリヤンカ・チョープラー・ジョナス）らがキアヌ・リーブスとキャリー＝アン・モスについて語る映像となっている。

キアヌ・リーブスは、本作の撮影前に映画『The Matrix』（邦題『マトリックス』）シリーズを創造した映画監督/プロデューサー/脚本家のLana Wachowski（ラナ・ウォシャウスキー）監督から本作が“ネオとトリニティーをめぐる物語”になると聞かされ「面白いと思った」と語り、「トリニティーとネオは僕にとって絆の象徴だ。2人は切り離せない運命なんだ」と自身にとっても特別な役だという。そして、キャリー＝アン・モスと一緒に演じていると「感情が高ぶって泣きそうだった」とも明かした。キャリー＝アン・モスもトリニティーという愛着のある役を再び演じられることに心を揺さぶられ、本作についても「美しい愛の物語」と語っている。他のキャストも2人の共演に胸を熱くしていた。プリヤンカ・チョープラー・ジョナスは、「2人はすべてがなめらか。役の会話も本人同士も息が合ってる。信頼関係がすてきだわ」と絶賛。ジョナサン・グロフは、「すごく感動した。2人そろって見られるとはね」と2人揃って続投したことで興奮を隠せなかった様子。そして、ラナ・ウォシャウスキー監督は、「キアヌとキャリーが表現するのは、時を経たからこそ醸し出せる情感なのよ」と語り、本作の物語や演技、表現がシリーズを通して長い月日をかけた“いま”の2人だからこそ成り立っていることを強調した。

キアヌ・リーブスは別のインタビューで、キャリー＝アン・モスとの共演について「共演するたびに人知を超えた不思議な力が働く気がするよ。お互いに壮大な目標に向かって共に突き進む同志という感じなんだ」と語っており、ネオ／トーマス・A・アンダーソンとトリニティー／ティファニーが一緒にコーヒーを飲むシーンでは、カメラの前で感情がこみ上げてしまい「僕もキャリー＝アンも涙をこらえるのに必死だった」と明かしている。また、キャリー＝アン・モスも、長年シリーズを共にしてきたキアヌ・リーブスとの共演は特別だとして「私たちは時間をかけて友情を育み、お互いを大切にしてきた。本当に純粋な関係だし、敬意と好意と愛情だけで成り立っている友達同士なの」と絶大な信頼を寄せていることを明かし、「信頼するキアヌが共演者だから、あとはラナのビジョンを形にし、キャラクターへの思い入れを表現するだけでよかったわ。ネオとトリニティーとして共演していると、お互いに胸が熱くなって涙が出そうになるの。2人ともネオとトリニティーが大好きだから」と、役への熱い思いを語ったようだ。

ネオは再び“真実”のその先に辿り着き、マトリックスに支配された人類、そして世界を救うことができるのか？この世界は本当に現実なのか？”真実”のその先を目撃せよ—映画『The Matrix Resurrections』（邦題『マトリックス レザレクションズ』）は、大ヒット上映中。

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