世界を掴んだディズニー・オフィシャル・アーティスト:カズ・オオモリの才能と信用―インタビュー

 
© 2017 So Mishima

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Kaz Oomori: またその後に映画『Alien』(邦題:エイリアン)シリーズのポスターアートを手掛けて「GEEK-ART」(ギーク-アート)のウェブサイト販売されました。

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※画像はクリックすると拡大できます。

Kaz Oomori: この作品を「GEEK-ART」(ギーク-アート)のウェブサイトで見たPoster Posse(ポスターポッセ)から連絡をいただき、Poster Posse(ポスターポッセ)と繋がりました。

江渕良平: Poster Posse(ポスターポッセ)はどんな組織なんでしょうか。

Kaz Oomori: 組織という感じではなく、チームですね。アメリカ合衆国に、江渕さんのようにエンターテイメントのニュースや情報、ポップカルチャーを紹介・配信する『Blurppy』(ブラッピー)というウェブサイトがあるのですが、そのウェブサイトを運営しているDon Thompson(ドン・トンプソン)が、イラストレーターを集めて、色々なプロジェクトに沿ってアートワーク、ポスターアートやトリビュートアートを手掛けるチーム、エージェンシーとしてPoster Posse(ポスターポッセ)を創設しました。ウェブサイト『Blurppy』(ブラッピー)は、いままでも色々な取材をしていたので、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスにある有名な映画製作・配給会社やスタジオとの繋がりも深く、ライセンス上のこともしっかりとした上でオフィシャルでプロジェクトをこなしています。いまは、確か50人くらいのアーティストが在籍しているんじゃないでしょうか。

 
江渕良平: 日本人は、Kazさんお一人ですか。

Kaz Oomori: 僕1人です。アジア系のアーティストもいないですね。

江渕良平: Poster Posse(ポスターポッセ)に所属してから、日本国だけではなく、世界をベースにエンターテイメント関連のアートワークを手掛けるようになったんですか。

Kaz Oomori: そうです。Poster Posse(ポスターポッセ)に所属したのは、帰国からかなり経ってからですので、最近のことなんですよ。

江渕良平: Disney(ディズニー)やPixar(ピクサー)、Marvel(マーベル)、Lucasfilm(ルーカスフィルム)などのイラストを手掛けるようになったのはいつ頃からですか。

© 2014 Disney. All Rights Reserved.

Kaz Oomori: 4年前くらいです。Disney映画『Big Hero 6』(邦題:ベイマックス)のアートワークが単独で採用されたのが最初ですね。Poster Posse(ポスターポッセ)でも色々なプロジェクトがある中で、Poster Posse(ポスターポッセ)所属アーティストの中から厳選された10人のみがDisney映画『Big Hero 6』(邦題:ベイマックス)のアートワークを提出することができ、その中から1人のアートワークがDisney(ディズニー)から採用されることになっていました。その10人の1人に選んでいただいたので、アートワークを提出させていただいたら、ある日、Poster Posse(ポスターポッセ)副社長/共同オーナーのRebecca Thompson(レベッカ・トンプソン)から「Kaz、おめでとう!KazのアートワークがDisney(ディズニー)から採用されたよ!」と連絡があり、その後、フィックスしたり、ポスター用に直したりして、ポスターになりました。

New York Comic Con 2014(ニューヨーク・コミコン2014)ディズニー新作発表記者会見前の会場の様子
© 2014 Disney. All Rights Reserved.

Kaz Oomori: このDisney映画『Big Hero 6』(邦題:ベイマックス)のポスターアートは、New York Comic Con 2014(ニューヨーク・コミコン2014)のディズニー新作発表記者会見で配布されました。

江渕良平: Disney映画『Big Hero 6』(邦題:ベイマックス)は、アメリカ合衆国のサンフランシスコと日本国の東京を合わせた“サンフランソウキョウ”が舞台であったり、ストーリーにも日本国の文化が色濃く出ていたりするということもあって、Kazさんの採用になったというのもあるんじゃないでしょうか。

Kaz Oomori: そこは聞いていないのでわかりませんが、主人公も日本人のHiro(ヒロ)ですし、ジャパニーズ・アーティストを・・・というのも、もしかするとあったかもしれませんね。

     
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