地球史上最大級の竜脚類「パタゴティタン・マヨルム」が日本国初上陸—恐竜の巨大化、生物の進化に迫る「巨大恐竜展2024」開幕
恐竜の巨大化、生物の進化に迫る「巨大恐竜展 2024」が開幕した!どのような恐竜展になっているの!?記事を読み進めよう!
第2章 恐竜の巨大化
全長約13mに達する巨大なティラノサウルスも、祖先をたどると原始的な種では2mほどしかなかったと言われている。本章では、原始的な獣脚類「へレラサウルス」の全身骨格標本をはじめ、獣脚類「ティラノサウルス」“WYREX(ワイレックス)”の全身骨格標本、恐竜が子育てをしたという初めての明確な証拠となった鳥脚類「マイアサウラ」を発見し記載した古生物学者のDr. Jack Horner(ジャック・ホーナー博士)が監修し同博士の恐竜に対する見解が反映された貴重な角竜類「トリケラトプス」実物大生体復元模型、世界で初めて泳ぐ姿が再現された獣脚類「スピノサウルス」の全長15m等身大ロボットなどを観ることができ、さまざまな恐竜の進化をたどることができる。
第3章 ティタノサウルス類:最も大きな恐竜たちのくらし
「Titanosaur: Life as the biggest dinosaur」と記された大きなゲートを通り抜けると、そこは竜脚類「パタゴティタン・マヨルム」の世界。
地球史上最大級の竜脚類ティタノサウルス類「パタゴティタン・マヨルム」の全身骨格標本が日本国初上陸を果たし、ついに初公開!「パタゴティタン・マヨルム」の全身復元骨格標本をはじめ、恐竜を含む絶滅動物と現生動物の骨格標本が集結、恐竜の巨大化や生物の進化を知り、地球環境や生物多様性についても考えることができる素晴らしい機会となっている。「パタゴティタン・マヨルム」の大きさとド迫力に圧倒され、この巨大な恐竜が太古の地球にいた事実を目の当たりにし、息を呑むほど。同時に、現生するアフリカゾウやキリンなどの野生動物も絶滅の危機に瀕していることも頭を過ぎる。私たち人類は、同じ生物・動物である野生動物を絶滅させないために何をする必要があるのか——恐竜の絶滅は隕石衝突や活発な火山活動を原因とする自然災害、野生動物の絶滅は人間による乱獲や環境破壊——昨今は、野生動物の乱獲や環境破壊に留まらず、人が人の多様性までも侵害・破壊しており、人が人を大切にせず、自分たちで自分たちを破滅、絶滅、分断させるように向かって歩んでいるように感じる。“生かされ生きている”の精神で生物=動物や昆虫、植物、人、そして環境、すべてを大切にしていかなければ、人類を含む生物と地球の未来はない。「巨大恐竜展 2024」を通して、地球環境や生物多様性について考えていただき、生物・動物を考えることが人類についても考えることだということを知っていただきたい。本展の内覧会に出席して体験したSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの中澤遼さん(ダンサー)は「「パタゴティタン・マヨルム」の迫力と大きさに畏敬の念を抱きました。足の骨なんて僕の体の幅より太い・・・。こんな巨大な恐竜が太古の地球上を闊歩していたと考えると、本当にすごいですし、人間(人類)のちっぽけさを感じます。全身復元骨格標本とタッチパネルなどのインタラクティブな展示で「パタゴティタン・マヨルム」、恐竜の巨大化や生態を知ることができた貴重な機会になりました。また、人類の発展と比例して野生動物が絶滅している事実があり、人間のちっぽけさゆえに地球や野生動物に与えている影響の大きさも考えさせられます。恐竜を含む生物の巨大化や進化について知り、さらには第6の絶滅危機と言われるいまの地球環境や生物多様性についても考えさせられる「巨大恐竜展」です。地球環境を大切にして、ヒトを含む生物多様性を守っていきたいですね。子どもから大人まで楽しむことができるので、ぜひこの夏に「パタゴティタン・マヨルム」をはじめとする巨大な恐竜や生物に会いに行って下さい」と感想をコメントした。中澤遼さんによるリポート映像をCHALLENGER’S TV beehiveにて近日配信予定!YouTubeチャンネル登録をしてお待ちを!お楽しみに!