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特別展『毒』が11月より国立科学博物館で開催—毒生物の巨大模型を含む総展示“毒”数250点超、各分野の毒を網羅

動物・植物・人間がつくり出す様々な毒など、毒の世界を紹介する特別展が国立科学博物館で開催される!どのような特別展になるの!?記事を読み進めよう!

 
特別展『毒』
公開された特別展『毒』のキービジュアル
特別展『毒』

強い毒性を持つ毒キノコのベニテングダケ

特別展『毒』が、2022年11月1日(火曜日)より東京・国立科学博物館で開催される。

 

本展は、毒をテーマにした国立科学博物館初の特別展。毒の概念から始まり毒が人間を含む生物にどのように作用するのかについて解説する第1章「毒の世界へようこそ」、私たちのまわりにある様々な「毒」と「毒」をもった生物の巨大模型(ハブは実物の約30倍、オオスズメバチは実物の約40倍、イラガは実物の約100倍、セイヨウイラクサは実物の約70倍)や剥製標本などを紹介する第2章「毒の博物館」、毒が招いた多様性と進化の例を紹介し毒と生物の進化の関係を考える第3章「毒と進化」、毒と人間をテーマに太古から近現代にわたる毒と人間の関わりを考える第4章「毒と人間」、新たな毒を生み出している人間の活動と未来を考える終章「毒とうまくつきあおう」で構成され、総展示“毒”数は250点超。動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学の各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げ、国立科学博物館ならではの視点で解説する。さらに東京大学発の知識集団 QuizKnock(クイズノック)も参加し、様々な“毒クイズ”を出題。来場者は“毒クイズ”に挑戦しながら毒についての様々な知識を得ることができるという。

本展のオフィシャルサポーターにはクイズプレイヤー/タレント/YouTuberの伊沢拓司、音声ガイドのナビゲーターには声優の中村悠一が就任し、タイアップソングには楽器を持たないパンクバンド BiSHの「UP to ME」が選ばれた。また、アニメ『秘密結社鷹の爪』ともコラボレーションしており、多彩なクリエイターたちも応援している。

自然界、そして人間の社会にはさまざまな毒が存在。毒は、基本的にヒトを含む生物に害を与える物質として理解されているが、毒のなかには単に毒にとどまらず、薬効をもつものもある。「生物に何らかの作用を与える物質」のうち、人間にプラスに働くものを薬、マイナスに働くものを毒と呼んで、多様で複雑な自然界を理解し、利用するために人間が作り出した概念と考えることができる。人体に有用なものでも、摂りすぎると毒になる。また、アレルギー反応にみられるように、感受性の高低によっても毒性は異なる。毒とそれに関わる生物との関係を知ることは、自然界の神秘と驚きに満ちた一面を知ると共に、現代社会を生きるうえで大きな助けになるはずだ。

特別展『毒』は、2022年11月1日(火曜日)から来年2023年2月19日(日曜日)まで東京・国立科学博物館で開催。尚、終了後は、巡回展が来年2023年3月18日(土曜日)から5月28日(日曜日)まで大阪・大阪市立自然史博物館 ネイチャーホールで開催される予定となっている。

INFORMATION

会期: 2022年11月1日(火曜日)から2023年2月19日(日曜日)
時間: 9時00分から17時00分(入場は16時30分まで)
休館: 月曜日・2022年12月28日(水曜日)から2023年1月1日(祝日・日曜日)・1月10日(火曜日) ※ただし2023年1月2日(休日・月曜日)・1月9日(祝日・月曜日)・2月13日(月曜日)は開館
会場: 東京・国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
料金: 一般・大学生 2,000円(税込) / 高校生・中学生・小学生 600円(税込) / 障がい者手帳等をお持ちの方(要証明)と同伴される介護者1名 無料 / 未就学児 無料 ※要保護者同伴 / その他
注意: 情勢によりやむを得ず、会期や営業時間等に変更が生じる場合や、休館となる可能性もあります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
備考: 巡回展は、来年2023年3月18日(土曜日)から5月28日(日曜日)まで大阪・大阪市立自然史博物館 ネイチャーホールで開催予定。
お問い合わせ: ハローダイヤル 050-5541-8600

 

 

国立科学博物館 特別展「毒」

国立科学博物館が開催している特別展初のテーマ“毒”!人を含む動物や植物がつくり出す毒など、毒の世界を各分野のスペシャリストが掘り下げ、徹底解説する特別展『毒』は、250点超の“毒”展示や東京大学発の知識集団 QuizKnockの“毒クイズ”など、見どころ盛りだくさん!毒に関わる面白いグッズも発売されそうな予感!この世で何よりも怖いのは人であり、何よりも毒なのは人である。自然界、そして人間社会のさまざまな毒を知り、自然界の神秘と驚異を感じ、“薬”と“毒”が入り混じる現代社会を生きるうえで大きなヒントになるかもしれない。面白そう!

 
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