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展覧会『鈴木敏夫とジブリ展〜宮さんは絵を描き、僕は字を書く。〜』が熱い—鈴木敏夫の言葉の魔法にかけられて

 
©︎TS ©︎Studio Ghibli ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

第六章 言葉の魔法 湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ

©︎TS ©︎Studio Ghibli ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

2001年公開の映画『千と千尋の神隠し』で、主人公の萩野千尋は勇気を振り絞って「ここで働かせてください」と何度も湯屋を支配する魔女:湯婆婆に訴え、湯婆婆は千尋の本名を魔法で奪い取り、代わりに“千”という名前をつける。実は、この湯婆婆のモデルとなったのが鈴木敏夫だと言われている。鈴木敏夫は、一緒に働く相手にあだ名を付け、その相手は鈴木敏夫が発する“言葉の魔法”にかかり、人生をプロデュースされるようにして一緒に働くようになるという。そして、その当事者たちは、そのことを楽しみ、人生相談や恋愛相談をしながら公私混同して仕事をしているようだ。このエリアでは、鈴木敏夫に見立てた3mを越す超巨大な湯婆婆と銭婆の開運・恋愛おみくじ(無料)が鎮座。湯婆婆と銭婆それぞれの口の中に手を入れて紐を引くと、湯婆婆と銭婆が有難い助言をしてくれ、数字が書かれた札が現れる。その札の数字と、横に設置された薬棚の引き出しの数字を合わせ、引き出しからおみくじを取り出す。おみくじには、鈴木敏夫の“言葉の魔法”が!

いま、ここに集中する

©︎TS ©︎Studio Ghibli ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

将来の目標を定めて、それに向かって邁進していくと言う生き方もある。でも、目の前のことをこつこつとやるうちに開ける未来もある—鈴木敏夫の生き方は後者だと言う。大事なのは、「いま」「目の前」。過去を悔やみ、未来を心配するから、生きるのが苦しくなる。“今、此処に生きる”ことができれば、私たちはもう少し幸せになるのかもしれません—この鈴木敏夫の言葉に、鈴木敏夫の生かされ生き方の一部を感じることができた。

油屋

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