映画『マッドマックス：フュリオサ』ジョージ・ミラー監督“きっと何かを感じ取ってもらえるはず”—世界中でMad Max旋風再び

アニャ・テイラー＝ジョイさん演じる主人公“怒りの戦士”フュリオサ ©︎ 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

映画『Furiosa: A Mad Max Saga』（邦題『マッドマックス：フュリオサ』）が日本国公開初日を迎え、チャプター予告映像〈15年の修羅の道〉が公開されたほか、本作の監督を務めた映画製作者 George Miller（ジョージ・ミラー）監督のメッセージが到着した。

日本国での公開初日を迎えた映画『マッドマックス：フュリオサ』。公開初日に公開されたチャプター予告映像〈15年の修羅の道〉は、本作の魅力が3つのポイント「Ⅰ.“修羅の道”」「Ⅱ.怒りの戦士、誕生」「Ⅲ.復讐のエンジンを鳴らせ」に分けられ、本作で初めて『マッドマックス』を観る人も、シリーズの熱烈なファンも予習できるような内容となっている（※チャプター予告映像は、本編映像を多く含みます。鑑賞前の方はご注意いただき、本編映像が含まれていることをご了承の上ご覧下さい）。本作の監督を務めたジョージ・ミラー監督は、チャプター予告〈15年の修羅の道〉について「フュリオサが10歳の時に、“緑の地”から連れ去られるところから始まります。彼女の人生を追い、様々な試練を経て、やがて大隊長へとのぼり詰めていく。『怒りのデス・ロード』に至るまでの15年以上の物語を描いています。このフュリオサの長い旅路を紡ぐために、映画では5つの章に分ける必要がありました。チャプター予告は、この物語のダイジェストのような映像になっています」と、本作を5つの章で構成したことを明らかにした。

世界中で再び“Mad Max旋風”が巻き起こり、リピート鑑賞をしている人が続出していることを受け、ジョージ・ミラー監督は「映画を観て、映画館から出る。そして観たばかりの作品を、もっと理解するためにすぐに映画館へ戻りたいと思う。それは、映画を愛する私がこれまで何度も経験をしてきたことです。なぜそのような映画は、私を強く引き付けるのか。それは寓話だからです。寓話であるがゆえに、その解釈は観る者の世界観に委ねられる。それぞれの人生の経験によって、意味を持つものになる。それが寓話の本質です。そのような物語には、命のようなもの宿っていて、観客との対話があるのです。解釈の柔軟性こそが、こういった物語が興味深い点なのです。細かいディテール、さりげないジェスチャーでさえも、皆さんが観るたびに気付くことがあると思います。それは、物語に重みがある証。見た目よりも、深い内容がある。もしくは氷山の一角で、その下にはもっと奥深いものである。リピート鑑賞することで、得るものがあると思ってもらえると嬉しいです」と、リピート鑑賞を推奨し、リピート鑑賞をすることで“気づき”を得られると話す。

さらに日本国のファンに向けて「Helloジャパン！最高のキャストとスタッフが全力で作り上げた作品です。日本で披露できることを誇りに思っています。きっと何かを感じ取ってもらえるはずです。皆さんの感想を聞かせてください！」と、メッセージを寄せた。

映画『マッドマックス』サーガ最新作——映画『Furiosa: A Mad Max Saga』（邦題『マッドマックス：フュリオサ』）は、大ヒット上映中。

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