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Caroll Spinney(キャロル・スピニー)とBig Bird(ビッグバード)
©︎ 2019 Sesame Workshop. All rights reserved.

ビッグバードやオスカー・ザ・グラウチを演じたキャロル・スピニーが逝去—セサミストリートから旅立つ

Caroll Spinney(キャロル・スピニー)・Big Bird(ビッグバード)・Oscar the Grouch(オスカー・ザ・グラウチ)

©︎ 2019 Sesame Workshop. All rights reserved.

世界150以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』(『セサミストリート』)の人気キャラクターBig Bird(ビッグバード)やOscar the Grouch(オスカー・ザ・グラウチ)を演じたマペティア(パペティア)/カートゥニスト/作家のCaroll Spinney(キャロル・スピニー)が逝去した。

 

セサミストリートや子どもの教育プログラムを手掛けるアメリカ合衆国の501(c)(3)(非営利組織)Sesame Workshop(セサミワークショップ)、家族と代理人によると、キャロル・スピニーはアメリカ合衆国現地時間2019年12月8日(日曜日)にコネチカット州の自宅でジストニアの合併症によって亡くなった。85歳だった。

高校卒業後にアメリカ合衆国空軍で勤務していたキャロル・スピニーは、在職中に軍隊生活についての漫画を描き、退役後は幼い頃から得意としていた絵や漫画を描いたり、人形/パペットを操ったりする仕事をし、パペティア(人形操者)としてテレビ番組に出演して様々なキャラクターを演じたほか、アーティストやアニメーターとしても活躍。1960年代には2匹の猫で構成されたパペット・デュオPicklepuss and Pop(ピクルプス・アンド・ポップ)を制作。1962年に映画製作者/脚本家/パペティア/アニメーター/カートゥニストのJim Henson(ジム・ヘンソン)と出会い、1969年からマペティアズの一員として仕事を共にする。『セサミストリート』の放送開始から出演、アメリカ合衆国をはじめ、カナダ、ヨーロッパ諸国、日本国、中華人民共和国、オーストラリア連邦などでビッグバードやオスカー・ザ・グラウチを好演。2015年からは筋肉の動きに異常が出るジストニアを患ったことで体が思うように動かず、キャラクターヴォイスのみを演じ、2018年にはセサミストリートと現役から引退することを表明し、今年2019年に放送された『セサミストリート』シーズン50が最後のパフォーマンスとなった。引退後は、ビッグバードとオスカー・ザ・グラウチをマペティア(パペティア)/ディレクター/シンガーのMatt Vogel(マット・ヴォーゲル)とマペティア(パペティア)のEric Jacobson(エリック・ジェイコブソン)に託し、療養をしつつもイベントに出演するなどしてファンやパペティアと交流を続けたほか、11月9日(土曜日)にはセサミストリートの50周年と、ニューヨーク市政府が11月9日をCaroll Spinney Day(キャロル・スピニー・デー)に宣言・制定したことを記念する式典に車椅子姿で夫人とビッグバードと共に出席。翌11月10日(日曜日)には、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークにあるエンパイア・ステート・ビルディングが、セサミストリート・カラー、そして、ビッグバードとオスカー・ザ・グラウチのカラーでもあるグリーンとイエローにライトアップされ、キャロル・スピニーも喜んでいたという。

 

アメリカ合衆国現地時間12月8日(日曜日)は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.にあるJohn F. Kennedy Center(ジョン・F・ケネディ・センター)でThe 42nd Annual Kennedy Center Honors(第42回ケネディ・センター名誉賞授賞式)が開催され、セサミストリートもKennedy Center Honors(ケネディ・センター名誉賞)を受賞。キャロル・スピニーは、自宅でその受賞を見守り、世界で一番長い道=セサミストリートから旅立った形となる。キャロル・スピニーの名前Caroll(キャロル)は、キャロル・スピニーがクリスマスの翌日12月26日に生まれたことから母親が付けた名前だが、今年のクリスマスと86歳の誕生日を迎えることは叶わなかった。

家族と代理人は、「As Big Bird and Oscar the Grouch on Sesame Street, Caroll powerfully connected with the lives of children through his magical joy, intense passions, and unique ways of seeing the world.」(セサミストリートのビッグバードとオスカー・ザ・グラウチとして、キャロルは彼の魔法の喜びや強い情熱、そして、世界を見るユニークな方法を通して子どもたちの生活と力強く繋がりました。)、「His legacy will always be part of our history and culture, and his gifts will resonate with generations to come.」(彼のレガシーは、これからも常に私たちの歴史と文化の一部であり、彼の贈り物は後世の心に響くことでしょう。)、「The family asks that anyone wishing to honor his memory consider a donation to the Yellow Feather Fund」(家族は、彼の記憶を称えてくださる方はイエロー・フェザー・ファンド(セサミワークショップが運営し、ビッグバードとビッグバードの黄色い羽がアイコンとなっている基金)に寄付することを検討してくださいと呼びかけています。)とコメントを発表。また、セサミワークショップは、キャロル・スピニーの言葉「The most important lesson I’ve learned is that first you have to dream, and then you have to believe in your dreams. That is the only way for them to come true.」(私が学んだ最も重要な教訓は、最初にあなたは夢を抱かなければなりません。そして、あなたはあなたの夢を信じなければなりません。それが夢を実現する唯一の方法だということです。)を引用して功績を称え追悼しているほか、世界中のキャロル・スピニー&セサミストリート・ファンがソーシャルメディアなどに追悼コメントを投稿している。

キャロル・スピニーさんがご逝去されたとの訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します(編集部一同)。

 

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