展覧会『スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ：ザ・エキシビション』が熱い—初めて見たあの時の胸の高鳴りが再び

編集部
2019.08.28

展覧会『STAR WARS™ Identities: The Exhibition』（スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ：ザ・エキシビション）

会場入口で音声ガイドとID付きのシリコン製リストバンドを受け取り、身に付けて進もう！まずは、展覧会『スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ：ザ・エキシビション』のプロローグとして、オープニング映像が上映される。このオープニング映像は、1977年から1983年に公開された旧三部作（オリジナル・トリロジー）、1999年から2005年に公開された新三部作（プリクエル・トリロジー）などから構成され、映画『スター・ウォーズ』のキャラクターを通じてアイデンティティーを探求する旅の始まりを告げる。初めて映画『スター・ウォーズ』を見てオープニングが流れたときの胸の高鳴りが蘇る。

インタラクティブ体験と科学的コンテンツ

アイデンティティーを探求する

“What forces shape you?”（自分を形成するフォースは何か？）の問いに対し、3つのテーマを追うことで、現実世界と独創的な『スター・ウォーズ』の世界との両方でヒトを形成する10のアイデンティティーの要素を探求し、複雑な概念をひも解く。テーマ「私たちのはじまり—起源」では「種族」「遺伝子」「文化」をひも解き、テーマ「どのように成長するか—影響」では「師弟」「仲間」「人生の出来事」をひも解き、テーマ「どんな人になるか—選択」では「活動」「性格」「価値観」をひも解いていく。

自分だけのヒーローを生み出す

テーマ「私たちのはじまり—起源」では、まず「種族」を選ぼう！自分が好きなキャラクターの種族や自分と重ね合わせて自分に近いキャラクターの種族を選んで、キャラクターの名前の横にある六角形のセンサーにID付きシリコン製リストバンドをかざすと、サウンドが鳴り、インプットされる。ここで選んだキャラクターの種族がベースとなり、アイデンティティーが形成され、最終的に自分だけのヒーロー（キャラクター）を生み出すことができる。会場内には、このようなインタラクティブスペースが10カ所設置されている。「種族」を選んだ要領で、まずはID付きシリコン製リストバンドを六角形のセンサーにかざしてスキャンし、タッチ画面（ディスプレイ）に映し出される問いに真面目に正直に選択・回答していこう！一緒に行く家族、または、友人、仲間、恋人と一緒に答えるものもあるので、複数人数で行っても楽しめる。

インタラクティブスペースは、科学的コンテンツとして、インタラクティブで現代的なミュージアム体験を提供しているX3プロダクションズが、カナダのモントリオール・サイエンス・センターや各分野の専門家の協力のもと最新の科学技術を駆使して開発。来場者の選択・回答が『スター・ウォーズ』の世界とリンクし、個性やアイデンティティーが反映され、自分だけのヒーロー（キャラクター）を生み出すことができる。そして、来場者は、自分が『スター・ウォーズ』の世界に存在したときに“どのようなアイデンティティーを持つのか”を体験できる。そのアイデンティーは、回答によって50,000,000通りにもなる。