マーベル最新作『マダム・ウェブ』2024年に日本国公開へ—彼女の糸が全てを繋ぐ、初の本格ミステリーサスペンスに

2024年に公開されることが決定した映画『マダム・ウェブ』 MARVEL and all related character names: ©︎&™︎ 2023 MARVEL

映画『Madame Web』（邦題『マダム・ウェブ』）の日本国公開が発表され、予告映像と特別映像が世界で同時に公開された。

映画『Spider-Man』（『スパイダーマン』）シリーズ、そして映画『Venom』（『ヴェノム』）シリーズのソニー・ピクチャーズが贈るSony’s Spider-Man Universe（ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース）5作目となる映画『マダム・ウェブ』は、アメリカ合衆国では来年2024年2月14日（金曜日）より全米を含む北米で公開、日本国では同年2024年に全国で公開されることが発表されたが、公開日は追って発表される。

主人公 カサンドラ・ウェブ／マダム・ウェブを演じるのは、2015年より公開の映画『Fifty Shades of Grey』（邦題『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』）シリーズや2018年公開の映画『Suspiria』（邦題『サスペリア』）などに出演し、名実ともに次世代を代表する女優のDakota Johnson（ダコタ・ジョンソン）。さらに2019年より放送中のHBO・テレビドラマ『Euphoria』（邦題『ユーフォリア/EUPHORIA』）で大ブレイクした女優のSydney Sweeney（シドニー・スウィーニー）、2017年公開の映画『Transformers: The Last Knight』（邦題『トランスフォーマー／最後の騎士王』）に出演した女優のIsabela Merced（イザベラ・メルセド）、2021年公開の映画『Ghostbusters: Afterlife』（邦題『ゴーストバスターズ／アフターライフ』）出演や来年2024年に映画『Ghostbusters: Frozen Empire』（邦題『ゴーストバスターズ／フローズン・サマー』）の公開が控える女優のCeleste O’Connor（セレステ・オコナー）、2021年公開の映画『The Mauritanian』（邦題『モーリタニアン 黒塗りの記録』）や2023年12月1日に公開される映画『Napoleon』（邦題『ナポレオン』）に出演した俳優のTahar Rahim（タハール・ラヒム）、2013年より公開のFX・テレビドラマ『American Horror Story』（邦題『アメリカン・ホラー・ストーリー』）シリーズに出演している女優のEmma Roberts（エマ・ロバーツ）、Apple TV+・テレビシリーズ『Severance』（邦題『セヴェランス』）に出演した俳優のAdam Scott（アダム・スコット）など豪華俳優が集結した。監督は、 2015年公開のNetflix・テレビシリーズ『Jessica Jones』（邦題『Marvel／ジェシカ・ジョーンズ』）や2018年公開のBBC Two/Netflix・テレビドラマシリーズ『Collateral』（邦題『コラテラル 真実の行方』）のエピソードを手がけたテレビ・映画監督のS. J. Clarkson（S・J・クラークソン）監督が務める。

今回公開された予告映像には、カサンドラ・ウェブ（キャシー、のちのマダム・ウェブ）がニューヨーク マンハッタンで救命士として懸命に人々の命を救っている姿が映し出される。カサンドラ・ウェブは、生死を彷徨う事故をきっかけに、“未来予知“の能力を手にする。突如覚醒した能力に戸惑いながらも、未来を予知するだけでなく、自分の意思で未来を変えられる事にも気づくのだった。ある日、偶然出会った3人の少女が黒いマスクとスーツに身を包んだ謎の男に殺される未来を見たことから、図らずもその男から少女たちを守ることに・・・。“重要な秘密“を持つとされる少女たちの正体とは——。カサンドラ・ウェブと同じく未来が見える黒いマスクとスーツの男はどこからやって来たのか——。やがてすべては、カサンドラ・ウェブ出生の秘密とともに、壮大な運命の糸で結びついてゆく。

予告映像と併せて公開された特別映像は、ダコタ・ジョンソンとS・J・クラークソン監督がキャラクターについて語る映像。ダコタ・ジョンソンは、「知性こそがマダム・ウェブのスーパーパワー」と断言。S・J・クラークソン監督も、空を飛べるスパイダーマンとも、変身できるヴェノムとも違い、「マダム・ウェブのパワーは目に見えないもの」と、これまで映画実写化されてきたスーパーヒーローやスーパーヴィランとは異なると語る。突然手にした予知能力をカサンドラ・ウェブ自身も最初は信じられないでいるが、監督は「全ての運命が彼女から始まる」と意味深な言葉を残している。さらに本作についてシドニー・スウィーニーはアメリカ合衆国の週刊エンターテインメントマガジン『Variety』（『ヴァラエティ』）に「今までとは全く異なるヒーロー映画になる」と語り、エマ・ロバーツもアメリカ合衆国の映画メディア『Collider』（『コライダー』）に「これまでにない切り口のマーベル映画」と語っているようだ。

カサンドラ・ウェブ／マダム・ウェブは、未来予知やテレパシーでSpider-Man（スパイダーマン）を救う重要なキャラクターとして原作コミックで描かれており、フィジカルな特殊能力をもつ他のヒーローとは異なる存在として注目を浴びてきた。

マーベル映画にかつてない本格ミステリーサスペンスが誕生——映画『Madame Web』（邦題『マダム・ウェブ』）は、来年2024年に全国で公開される。