松任谷由実の魅力を体感できる展覧会は『YUMING MUSEUM』に決定—デビューから50年の軌跡をたどる大規模展示空間

松任谷由実デビュー50周年記念展『YUMING MUSEUM』のエントランスイメージ

シンガー/ソングライター 松任谷由実のデビュー50周年を記念した展覧会のタイトルとキービジュアルが発表された。

旧姓・荒井由実として1972年リリースのシングル「返事はいらない」でデビューし、“ユーミン”の愛称で幅広い世代から愛され続けている松任谷由実のデビュー50周年を記念して開催される展覧会のタイトルが『YUMING MUSEUM』（『ユーミン・ミュージアム』）に決定。さらに今回公開されたキービジュアルをはじめとするグラフィック・デザインを、“ユーミン”と親交が深く、2013年発売のアルバム『POP CLASSICO』（『ポップ・クラシコ』）、2016年発売のアルバム『宇宙図書館』、2020年発売のアルバム『深海の街』のアートワークを手がけたアートディレクターの森本千絵（goen°）が担当した。キービジュアルは、六本木ヒルズ周辺をはじめ、各地で『YUMING MUSEUM』のイメージとして展開されるという。

本展の準備を進めている松任谷由実は、本展について「シンガーソングライターとしては、多岐にわたる膨大な仕事量だったと、我ながら驚いています。人生ここらで整理整頓しなくちゃ、データが重すぎて先に進めない。そんなとき持ち上がったこの展覧会の企画。数々の資料やアイテムで、活動の時代、時代を、立体的に再現しました。”ユーミン自らの謎”を解き明かす旅に、どうぞお付き合いください」とコメントを寄せ、デビューから50年の軌跡を立体的に再現する大規模展示空間になることを明かした。また、キービジュアルを担当した森本千絵は、キービジュアルについて「ある日、ユーミン直筆の譜面に、音符のようなユーミンを描きました。本当はそれは撮影するためのスケッチでしたが、絵のままでYUMING MUSEUMのビジュアルとなりました。ユーミンの譜面から、物語が音の粒となって舞い上がるかのように、こんどは私たちが50年を祝い、共にYUMING MUSEUMという譜面を描き、未来に放つ羅針盤となれたら」とコメントを寄せている。

本展は、松任谷由実のデビュー前から現在までの貴重な資料や映像、写真、ステージ衣装、直筆のメモ、コレクションなどが展示され、1970年代から現在に至るまで常に音楽シーンの最前線で新たな扉を開いてきた松任谷由実の“これまで”と“今”、そして“明日”を届ける展覧会。海抜250ｍに位置する東京シティビューからの景色と共に、エンターテインメントを通して時代をつくってきた“ユーミン”のエンターテイナーとしての輝かしい歴史・功績をたどり、ひとりのひととしての松任谷由実の魅力に出会うことができる。

松任谷由実デビュー50周年記念展『YUMING MUSEUM』は、2022年12月8日（木曜日）から来年2023年2月26日（日曜日）まで東京・東京シティビューで開催される。

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